前場コメント No.5 西菱電機、シーズＨＤ、ダイセル、ツヴァイ、松屋など
★9:08 西菱電機－反落 通期営業益を下方修正 子会社の想定外のコスト投入などで
西菱電機<4341.T>が反落。同社は17日、17.3期通期の営業利益予想を従来の4.2億円から0.8億円（前期比71.4％減）へと引き下げると発表した。
携帯端末修理再生事業において上期における未修理品の滞留解消に向けた投資増並びに生産性悪化による損益悪化、また子会社の西菱電機エンジニアリングにおける案件期末集中に伴う想定外のコスト投入による業績悪化などが響く。
西菱電機<4341.T>が反落。同社は17日、17.3期通期の営業利益予想を従来の4.2億円から0.8億円（前期比71.4％減）へと引き下げると発表した。
携帯端末修理再生事業において上期における未修理品の滞留解消に向けた投資増並びに生産性悪化による損益悪化、また子会社の西菱電機エンジニアリングにおける案件期末集中に伴う想定外のコスト投入による業績悪化などが響く。
★9:08 シーズＨＤ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 新サイト立ち上げ失敗の影響は限定的
シーズ・ホールディングス<4924.T>が4日続落。いちよし経済研究所では、新通販サイト立ち上げ失敗の影響は修正後計画の範囲にとどまろうとコメント。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3300円→3200円と引き下げた。
今17.7期以降の営業利益予想をやや下方修正。新通販サイトの立ち上げの失敗による今17.7期の業績への影響は、修正後の会社計画の範囲内で収まる見込み。若年客層をとらえた第2の収益の柱が形成されつつあることや、新たに開始した海外事業の成長に期待。
今回の計画修正では、下期の通販事業を実質的に前年同期比6％減収まで引き下げており、いちよしでは妥当な修正値であると判断。通販サイトは3月15日に復旧し、ストレスなく買い物をできるようになった。会社側はこの間に離反した会員を取り戻すために販促を強化するとみられ、下期の販促費などを厚めに予算化しているもよう。
シーズ・ホールディングス<4924.T>が4日続落。いちよし経済研究所では、新通販サイト立ち上げ失敗の影響は修正後計画の範囲にとどまろうとコメント。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3300円→3200円と引き下げた。
今17.7期以降の営業利益予想をやや下方修正。新通販サイトの立ち上げの失敗による今17.7期の業績への影響は、修正後の会社計画の範囲内で収まる見込み。若年客層をとらえた第2の収益の柱が形成されつつあることや、新たに開始した海外事業の成長に期待。
今回の計画修正では、下期の通販事業を実質的に前年同期比6％減収まで引き下げており、いちよしでは妥当な修正値であると判断。通販サイトは3月15日に復旧し、ストレスなく買い物をできるようになった。会社側はこの間に離反した会員を取り戻すために販促を強化するとみられ、下期の販促費などを厚めに予算化しているもよう。
★9:08 みんなのウェディング－4日ぶり大幅反発 通期純利益を上方修正 うるる株売却で利益計上
みんなのウェディング<3685.T>が4日ぶり大幅反発。同社は17日、17.9期通期の連結純利益予想を従来の3100万円から1億4900万円（前期比2.0％減）へと引き上げると発表した。保有するうるる<3979.T>の普通株式を売り出しで売却し、投資有価証券売却益を計上する。
みんなのウェディング<3685.T>が4日ぶり大幅反発。同社は17日、17.9期通期の連結純利益予想を従来の3100万円から1億4900万円（前期比2.0％減）へと引き上げると発表した。保有するうるる<3979.T>の普通株式を売り出しで売却し、投資有価証券売却益を計上する。
★9:09 ダイセル－大和が目標株価引き上げ 原料高は海外拡販・円安で吸収へ
ダイセル<4202.T>が6日ぶり反発。大和証券では、原料高は海外拡販・円安で吸収できると想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1420円→1550円と引き上げた。
今17.3期会社計画は営業利益565億円（前期比12％減）。大和では625億円（同3％減）を予想。第4四半期は主要原料であるメタノール価格が370ドル／MTまで上昇するとみられるが、為替が円安に転じて相殺できる見通し（第4四半期以降の為替前提は115円／ドル）。たばこフィルタ用アセテートトウは1月からドル建て価格が下落するが、従来比10％の能力増強が本格的に寄与し始める見通し。
来18.3期は営業利益670億円（前期比7％増）、2期ぶりに過去最高益を更新すると予想。メタノール価格は350ドル／MT（17年3月期は282ドル／MT）を想定、年間25億円～30億円の減益要因となる見込み。しかし、たばこフィルタ用アセテートトウや合成樹脂、インフレータが海外向けを中心に伸長し、数量面と円安の相乗効果で吸収可能と考えるとした。
ダイセル<4202.T>が6日ぶり反発。大和証券では、原料高は海外拡販・円安で吸収できると想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1420円→1550円と引き上げた。
今17.3期会社計画は営業利益565億円（前期比12％減）。大和では625億円（同3％減）を予想。第4四半期は主要原料であるメタノール価格が370ドル／MTまで上昇するとみられるが、為替が円安に転じて相殺できる見通し（第4四半期以降の為替前提は115円／ドル）。たばこフィルタ用アセテートトウは1月からドル建て価格が下落するが、従来比10％の能力増強が本格的に寄与し始める見通し。
来18.3期は営業利益670億円（前期比7％増）、2期ぶりに過去最高益を更新すると予想。メタノール価格は350ドル／MT（17年3月期は282ドル／MT）を想定、年間25億円～30億円の減益要因となる見込み。しかし、たばこフィルタ用アセテートトウや合成樹脂、インフレータが海外向けを中心に伸長し、数量面と円安の相乗効果で吸収可能と考えるとした。
★9:09 ツヴァイ－反落 通期営業益を下方修正 会員数の減少で
ツヴァイ<2417.T>が反落。同社は17日、17.2期通期の営業利益予想を従来の2.0億円から0.5億円（前期比65.8％減）へと引き下げると発表した。新規入会者が前年比92.0％、退会者が前年比100.6％となったことで、当期も会員数が減少となったことが響く。
ツヴァイ<2417.T>が反落。同社は17日、17.2期通期の営業利益予想を従来の2.0億円から0.5億円（前期比65.8％減）へと引き下げると発表した。新規入会者が前年比92.0％、退会者が前年比100.6％となったことで、当期も会員数が減少となったことが響く。
★9:10 松屋－8日ぶり反落 越境ECに参入 中国向け通販サイトを設立
松屋<8237.T>が8日ぶり反落。21日付の日経新聞朝刊で、同社が日本から海外の消費者に直接商品を送る越境EC（電子商取引）に参入すると報じられた。
まず中国本土を対象にサイトを設立するという。中国向けECのノウハウを持つ企業と連携し、需要が高い百貨店の商品を売り込むとされる。旅行などで日本を訪れた際、松屋銀座店を利用した客をリピーターとして確保するほか、現地での広告と販促活動を強化し、売り上げの拡大を目指すもよう。しかし株価は前日までに7連騰しており、軟調な地合いのなかで利益確定売りが優勢となっている。
松屋<8237.T>が8日ぶり反落。21日付の日経新聞朝刊で、同社が日本から海外の消費者に直接商品を送る越境EC（電子商取引）に参入すると報じられた。
まず中国本土を対象にサイトを設立するという。中国向けECのノウハウを持つ企業と連携し、需要が高い百貨店の商品を売り込むとされる。旅行などで日本を訪れた際、松屋銀座店を利用した客をリピーターとして確保するほか、現地での広告と販促活動を強化し、売り上げの拡大を目指すもよう。しかし株価は前日までに7連騰しており、軟調な地合いのなかで利益確定売りが優勢となっている。
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