前場コメント No.6 サンバイオ、任天堂、参天製薬、日立物流、コーセルなど

2017/03/21(火) 11:30
★9:12  アシックス-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 北米の本格回復は下期以降になりそう
 アシックス<7936.T>が5日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、北米市場の本格回復は下期以降になりそうとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2280円→2040円と引き下げた。
 前16.12期の減益要因であった北米市場の動向については、コア・パフォーマンスシューズ市場の回復は早くとも2017年秋冬シーズン以降になると判断。従来の春夏途中からの回復前提から後ろ倒しの前提とし、業績予想を修正。市場全体のカジュアル化の進ちょくも注意すべきポイントであり、従来以上にスポーツ・ウェアの強化が必要とした。

★9:13  サンバイオ-大幅続落 今期営業赤字拡大見込む 前期は19.3億円の赤字で着地
 サンバイオ<4592.T>が大幅続落。同社は17日、18.1期通期の連結営業損益予想を39.5億円の赤字(前期は19.3億円の赤字)にすると発表した。
 北米で大日本住友製薬<4506.T>と締結しているSB623の共同開発・ライセンス契約による、慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b臨床試験に係る開発協力金収入の計上を見込むという。
 17.1期通期の営業損益は19.3億円の赤字(前の期は11.3億円の赤字)だった。

★9:14  任天堂-4日続伸 「スーパーマリオ ラン」Android版 3月23日に配信決定
 任天堂<7974.T>が4日続伸。同社は18日に、スマホアプリ「スーパーマリオ ラン」Android版の配信日が、2017年3月23日に決定したと発表した。iOS版は2016年12月16日にすでに配信されている。なお、同時にiOS版のver.2.0.0の配信を開始する予定としている。

★9:14  JT-小高い 2月たばこ国内販売数12.4%減 売り上げ9.1%減
 日本たばこ産業<2914.T>が小高い。同社は17日、国内紙巻たばこ販売実績速報で、2月の販売数量は前年同期比12.4%減の74億本(2016年同月は1.9%増)だったと発表した。売上収益は同9.1%減の436億円(同2.7%増)だった。

★9:15  参天製薬-続伸 緑内障の新型治療器具を世界販売
 参天製薬<4536.T>が続伸。18日付の日経新聞朝刊で、同社が、緑内障の新型治療器具を世界で販売すると報じられた。
 小さなチューブ型で簡単な切開手術で目に埋め込み、失明につながる症状悪化を抑えるという。手術時間を約15分と従来より大幅に短縮したとされる。年内に売り出す欧州を皮切りに米国でも投入するとみられ、高齢者が多い患者の負担が小さい強みを生かし、年5000億円以上とされる成長市場で競合に対抗するもよう。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:17  日立物流-続伸 日本酒の低コスト海外輸送サービスを開始
 日立物流<9086.T>が続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社が月内に日本酒を低コストで海外に保冷輸送するサービスを始めると報じられた。
 断熱性の高い発泡スチロール箱に保冷剤を入れて、常温の一般貨物扱いで輸送できる専用容器を開発したという。航空輸送ではクール便に比べて物流費を2~5割下げられるとされる。肉類や果物の輸出にも対応する考えのもよう。今後の収益の伸びへの期待から、買い優勢となっている。

★9:18  コーセル-東海東京が目標株価引き上げ 好調な業績を評価
 コーセル<6905.T>が続落。東海東京調査センターでは、好調な業績を評価。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1550円→1740円と引き上げた。
 今17.5期第3四半期は、受注高は前年同期比32%増の67億円(16年9~11月は同15%増の62億円)と回復色が鮮明になっている。この背景は、半導体製造装置および携帯電話基地局用のスイッチング電源需要が好転しているため。同社が開示している月次受注高伸び率(前年同月比)は、16年12月+29%→17年1月+26%→同年2月+33%。同四半期の売上高は前年同期比12%増の58億円、経常利益が同43%増の10億円と2ケタ増収増益。半導体製造装置業界の受注好調を映して、同社のスイッチング電源の回復は続く見通し。


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