前場コメント No.3 コロプラ、ミサワ、キーエンス、中外製薬、Nフィールドなど

2017/03/23(木) 11:30
★9:03  新川-買い気配 今期営業益4倍増との観測 IoT本格化で処理速い装置伸びる
 新川<6274.T>が買い気配。23日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結営業利益が10億円前後と、今期見込み比で約4倍になりそうだと報じられた。IoTの本格化による半導体市場の拡大を追い風に、処理速度の速い装置の販売が増えるという。

★9:03  コロプラ-反発 HTC Vive向けVRアクションゲーム『TITAN SLAYER』配信決定
 コロプラ<3668.T>が4日ぶり反発。同社は3月22日の大引け後に、HTC Vive向けの新作体感VRアクションゲーム『TITAN SLAYER』の配信を決定したと発表した。配信は今夏を予定。
 HTC Viveは、HTC社とValve社が共同開発した、バーチャルリアリティー体験ができるヘッドマウントディスプレイ。『TITAN SLAYER』は、次々と襲いかかってくる見上げんばかりの巨大な怪物たちを、剣・弓・銃といった武器を駆使して倒していく、一人称視点の本格アクションゲーム。

★9:03  ミサワ-4日続落 今期営業黒字転換見込む 前期着地は計画下振れ
 ミサワ<3169.T>が変わらずを挟み4日続落。同社は22日に、18.1期通期の連結営業損益予想を1.6億円の黒字(前期は1.8億円の赤字)と発表した。主力の家具において、質の高い競争力のある商品の開発を進める。また、ファブリック製品においては、オンラインショップにおけるカーテン、ラグの販売システム強化などにより、売り上げ拡大を実現するとしている。
 併せて発表した17.1期通期の連結営業損益は1.8億円の赤字(前期は0.8億円の黒字)だった。会社計画は2.5億円の黒字だったので、着地は大幅に下振れた。既存ブランド「unico」における販売員の販売力の低下とそれによる集客力の伸び悩みなどによる売上高の減少や、当初の予想を上回るポイント引当金、株主優待引当金の繰入額の増加が響いた。

★9:03  キーエンス-SMBC日興が新規「1」 高い成長性が続けば株価にはまだ上昇余地がある
 キーエンス<6861.T>が小幅続落。SMBC日興証券では、高い成長性が続けば株価にはまだ上昇余地があると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価60000円として、新規カバレッジを開始した。
 中国の生産年齢人口のピークアウトは、FA機器業界の構造的変化のトリガーになると注目。人件費高騰や生産年齢人口のピークアウトにより、世界の工場である中国の製造業は大きな転換期を迎えた可能性が高い。特に、2025年にかけては15~29歳までの若年層の急激な減少が見込まれる。足元の、ロボットやFA機器の中国での需要拡大は、単なる投資循環によるものだけでなく、構造的な労働者不足に対応する製造業の動きであり、同社の手掛けるFA機器の需要を大きく拡大させる見通し。

★9:03  中外製薬-小幅高 免疫細胞とがん引き合わせる物質を開発
 中外製薬<4519.T>が小幅高。23日付の日経新聞朝刊で、同社ががんの攻撃能力が高い免疫細胞とがん細胞を引き合わせる物質を開発し、ヒトの胃がんなどを移植したマウスで治療効果を確認したと報じられた。
 この物質は抗体といい、2本の腕が免疫細胞とがん細胞をたぐり寄せて、双方の距離を近づけるという。米国でまず胃がんや食道がんを中心に臨床試験(治験)を始めたとされ、最新のがん免疫薬が効きにくいがん向けに実用化を目指すもよう。

★9:04  Nフィールド-岩井コスモが「A」へ引き上げ 新しい成長ステージを迎えるだろう
 N・フィールド<6077.T>が反発。岩井コスモ証券では、新しい成長ステージを迎えるだろうとコメント。投資判断を「B+」→「A」、目標株価を1500円→1700円と引き上げた。
 精神疾患の訪問介護事業を展開しており、患者数増加や在宅へのシフト促進を背景に需要は旺盛。事業拡大に向けては看護師の確保が重要となるが、労務環境の整備などで人材を確保。今上期に予定する25拠点の新規開設については、計画線で進ちょく。しだいに新規拠点が収益貢献することで、今下期以降は新しいステージに入る見通し。


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