前場コメント No.6 西松屋チェーン、ベルーナ、三井住友、みずほ、ライトオンなど

2017/03/23(木) 11:30
★9:08  西松屋チェーン-3日続落 3月度既存店7.5%減 前年割れは3カ月ぶり
 西松屋チェーン<7545.T>が3日続落。同社は22日、3月度前年比速報を発表し、既存店売上高は前年同月比7.5%減(2月度は4.1%増)、全店では5.6%減(同6.6%増)だった。
 3月度は繊維商品部門において、昨年との気温差異の影響を受け春物実需、初夏物先行販売で大きく出遅れた。新学期催事関連は好調に推移したが、大型育児用品、玩具などの雑貨商品も伸び悩んだとしている。

★9:08  ベルーナ-3日ぶり反発 自己株式1594万8092株を消却へ
 ベルーナ<9997.T>が3日ぶり反発。同社は22日、自己株式1594万8092株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は14.09%。

★9:09  三井住友-BNPパリバが「BUY」へ引き上げ 新中計やガバナンスに期待
 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が5日ぶり反発。BNPパリバ証券では、新中計、ガバナンスに期待。投資判断を「Hold」→「BUY」、目標株価を4300円→5000円と引き上げた。
 2017年において、米国が3回の利上げ、日本は10月に日銀が長期金利の目標を30bp引き上げると予想される。こうしたことを背景に、邦銀のバリュエーションは一段と高まる見通し。
 新しい経営体制と中期経営計画が4月からスタートする。同社は子会社の再編を行い、グループ経営を強化している。銀行中心だったグループ経営が、組織を横断する部門による執行体制となる。また、6月には指名委員会等設置会社への移行も予定されている。こうした動きは株価にポジティブであるとした。なお、自社株買いを実施するのは2018年からとの見方に変更はなし。

★9:09  みずほ-BNPパリバが「BUY」へ引き上げ 2年目に入るカンパニー制
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日ぶり反発。BNPパリバ証券では、2年目に入るカンパニー制に注目。投資判断を「Hold」→「BUY」、目標株価を200円→250円と引き上げた。
 2017年において、米国が3回の利上げ、日本は10月に日銀が長期金利の目標を30bp引き上げると予想される。こうしたことを背景に、邦銀のバリュエーションは一段と高まる見込み。
 みずほFGは子会社を横断するカンパニー制度を2016年4月から始めた。各カンパニーは粗利益だけではなく、経費、与信費用、株式の売却損益、純利益、ROEにまで責任を持つ。これは他の2メガよりも進んだグループ経営体制と言える。また、4月からはみずほ銀行、みずほ信託銀行では新しいトップが就任する。経費率、利鞘(NIM)、資本の改善は長年の課題であると指摘。

★9:10  ライトオン-小高い 3月度既存店10.3%減収 客数は6.7%減
 ライトオン<7445.T>が小高い。同社は22日、3月度(2月21日~3月20日)の既存店売上高が前年同月比10.3%減、全店も同10.3%減だったと発表した。既存店客数は6.7%減、既存店客単価は3.8%低下した。
 前年に比べ春物のシャツなどの売上が鈍く、苦戦した。また、うるう年であった前年に比べ、平日が1日少なかったことも響いた。

★9:10  アドバンストメディア-反発 医療カンファレンス向け議事録作成ソフトウェア販売
 アドバンスト・メディア<3773.T>が反発。同社は3月22日の大引け後に、医療カンファレンス向け音声認識 議事録作成ソフトウェア「AmiVoice Medical Conference(アミボイス メディカル カンファレンス)」の販売を開始すると発表した。
 音声認識を活用し、医療機関向けの議事録作成を支援するもの。会議での発言を音声認識技術でテキスト化し、効率的に議事録作成を行うことができる。ディープラーニング技術を実装した音声認識エンジンを使用しており、一般的な会議用語に加え、病名・症状・薬品名などの医療用語があらかじめ登録されている。


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