前場コメント No.8 カカクコム、共和電業、ダイドーGHD、OKK、KLabなど

2017/03/23(木) 11:30
★9:15  カカクコム-CSが目標株価引き下げ 成長率低下を懸念
 カカクコム<2371.T>が4日続落。クレディ・スイス証券では、成長率低下を懸念。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2000円→1600円と引き下げた。
 安定的な2ケタ利益成長が実現可能と同社を評価していたが、価格比較サイトの成長率低下が懸念されるため、業績予想を見直し。また、安定的な高成長を背景としてバリュエーションにプレミアムも付きにくい業績動向となったと判断し、目標株価を引き下げ。一方、「食べログ」のけん引で業績拡大は続き、増収増益基調は続くとの見方に変更はないとした。

★9:15  共和電業-底堅い セイコーエプソン子会社であるタマヤ計測システムの株式取得し子会社化へ
 共和電業<6853.T>が底堅い。同社は22日に、セイコーエプソン<6724.T>の100%子会社であるタマヤ計測システムの株式を取得し、連結子会社化すると発表した。
 共和電業は、タマヤ計測システムが有する永年培った業界のブランド力、ダム市場における高い市場占有率、オンリーワン商品および販売チャネル網を取り込むことで、応力計測のリーディングカンパニーに向けて、更なる事業の拡大ならびに企業価値の向上を目指すとしている。取得価額は非開示で、株式譲渡実行日は3月31日を予定している。

★9:16  ダイドーGHD-SMBC日興が目標株価引き下げ 海外事業の業績貢献が未知数
 ダイドーグループホールディングス<2590.T>が反発。SMBC日興証券では、海外事業の業績貢献が未知数と判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は5400円→5280円と引き下げた。
 将来の成長へと乗り出した海外事業の業績貢献は未知数な面が多い。(1)ロシア事業は自販機による飲料事業が緩やかに拡大しているが、進出当時よりも自販機設置規制の緩和が遅く、営業黒字化に時間がかかっている。(2)中国事業は今のところ日本からの製品輸出が中心だが、将来展望を描きにくい状態にある。(3)買収したトルコ事業は販売機能を自前化することによる販売拡大を目指すが、リラ安に伴う原料コスト増リスクへの対応も含め、実績を見極める段階にある。(4)同じく買収したマレーシア事業は17/1期の販促広告費支出の効果見直し、常温製品より収益性の高いチルド製品へのシフトなどの成果が営業黒字化に結びつくか注目したいとした。

★9:16  OKK-大幅に3日続落 通期営業益を下方修正 工作機械でアジア新興国の経済停滞響く
 OKK<6205.T>が大幅に3日続落。同社は22日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の3億円から4000万円(前期比96.7%減)へと引き下げると発表した。
 主力の工作機械部門で、中国その他のアジア新興国の経済が停滞し、米国市場でも設備投資に停滞感が見られたという。

★9:19  KLab-反発 爽快3Dアクションゲーム「BLEACH Brave Souls」全世界2000万DL
 KLab<3656.T>が反発。同社は3月22日の大引け後に、爽快3Dアクションゲーム「BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)」が、3月2日に全世界2000万ダウンロードを突破したと発表した。ぴえろが人気コミックをアニメ化した作品「BLEACH」を題材とした爽快3Dアクションゲーム。おなじみのキャラクターを自在に操作し、本格的なアクションを楽しむことができる。

★9:21  初値決定-グリーンズは8.6%高の1521円(東証)
 東京証券取引所と名古屋証券取引所の第2部市場に新規上場したグリーンズ<6547.T>の初値は、東証では公開価格の1400円を8.64%上回る1521円で付いた。初値出来高は99万5400株で、売買代金は約15.1億円。親引けを差し引いた公開株式数に対する売却率は19.7%だった。
 一方、名証では公開価格比7.14%高の1500円での初値となり、出来高は900株(135万円)だった。


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