〔Market Flash〕四季報全体でのポジティブフレーズ比率は改善が続く~SMBC日興

2017/03/23(木) 09:44
【9:40】四季報全体でのポジティブフレーズ比率は改善が続く~SMBC日興  SMBC日興証券では、「会社四季報2017年春号」の各銘柄のポジティブなフレーズおよびネガティブなフレーズについてのコメントを分析している。全銘柄を通じたポジティブなフレーズおよびネガティブなフレーズの出現回数の比率であるポジティブフレーズ比率は、前号に引き続いて今号も上昇し、2016年新春号(2015年12月発行)以来となる60.3%に達したとのこと。また、時価総額100億円以上の銘柄では、情報通信や小売、不動産などでポジティブフレーズのみの銘柄が多いことを指摘している。ポジティブからネガティブを引いたネットの銘柄比率を前号と比較すると、化学や機械、医薬品で増加幅が大きくなっており、電気機器ではポジティブ銘柄は前号からわずかに減少し、輸送用機器ではむしろネガティブ銘柄が増加したとのこと。これは国境税など、トランプ大統領の政策リスクを反映した結果と捉えている。 【9:15】半導体設備投資市場は空前の活況に~野村  野村証券では、半導体製造装置市場は空前の活況を呈しているとコメント。16年は夏以降、大幅な供給不足となったが、メモリメーカー各社が、スマホ向けの需要拡大を読み間違えたことと、サーバー市場でのフラッシュサーバーの浸透率が予想を大きく上回って上昇したことがその理由と指摘している。足元で中国スマホに多少の調整の兆候が見られるものの、野村では、後者のサーバーの市場けん引力は、スマホ市場の調整の影響を大きく凌駕するとみており、半導体製造装置市場に対する強気な見方を継続している。日韓のフラッシュメモリメーカーは300mmウエハー換算で月産10万枚レベルの工場を複数建設する計画であり、旺盛な装置需要は18年に入っても持続すると考えている。 【8:45】寄り前気配はダイセキ、クボタ、コニカミノル、SANKYOが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ダイセキ(9793) +6.71%、クボタ(6326) +3.49%、コニカミノル (4902) +3.47%、SANKYO(6417) +3.35%、アンリツ(6754) +3.17%、グローリー(6457) +2.99%、リンテック(7966) +2.73%、タカタ(7312) +2.60%、ヤマトHD(9064) +2.38%、アサツーDK(9747) +2.29%などが高い気配値。  一方、ネクソン(3659) -7.13%、ニッパツ(5991) -5.43%、ゼオン(4205) -4.73%、山九(9065) -4.39%、TSテック(7313) -4.26%、池田泉州(8714) -4.17%、イズミ(8273) -3.35%、三菱ガス(4182) -3.28%、北国銀(8363) -3.23%、小糸製(7276) -3.13%などが安い気配値となっている。
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