富士フイルム-反発 ゲノム編集を表皮細胞に適用 三次元表皮モデル作製に成功

2017/03/23(木) 13:42
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が反発。同社は23日、東京医科歯科大学との共同研究で、ゲノム編集技術「CRISPR-Cas9(クリスパー キャスナイン)」を用いて、ヒト表皮細胞のゲノムを編集し、その細胞を三次元培養した表皮モデルの作製に成功したと発表した。  同社はこれまで、化粧品の研究開発ツールとしてヒト表皮細胞を培養して作製した、生体の構成により近い三次元表皮モデルの活用を進めてきた。今回開発した技術を活用し、加齢による肌の乾燥やシワなどと関連する特定の遺伝子を欠損させることで、加齢による皮膚状態の変化を三次元表皮モデルで再現できる。  同社は同技術を活用して、表皮形成での個々の遺伝子の機能に関する研究をさらに推し進め、その研究成果を今秋発売するエイジングケア領域の機能性化粧品に活用する予定とした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ