海外マーケットトピック-米株-ヘルスケア法案の採決断念もダウは下げ渋る ナスダックは反発
<市場動向>
・米国株式市場-ヘルスケア法案の採決断念もダウは下げ渋る ナスダックは反発
・欧州株式市場-まちまち 米法案審議の不透明感で上値重い
・米債券市場-まちまち 景気刺激策への軸足移行に期待
・NY原油先物-反発 調整で戻すも供給過剰の状態に変化な
・NY金先物-反発 米法案めぐるドル相場に振らされる
・NY為替-オバマケア修正断念も刺激策への期待が支え
・CRB指数-4営業日続落 天然ガス、原油が上昇 コーヒー、大豆が下落
・米2月耐久財受注(前月比)+1.7%〔予想 +1.2%〕(前回発表値 +2.0%)
・米2月耐久財受注(除輸送用機器・前月比)+0.4%〔予想 +0.5%〕(前回発表値 ±0.0%)
・米3月マークイット総合PMI・速報値 53.2〔予想 - 〕(前回発表値 54.1)
・米3月マークイット製造業PMI・速報値 53.4〔予想 54.8〕(前回発表値 54.2)
・米3月マークイットサービス業PMI・速報値 52.9〔予想 54.0〕(前回発表値 53.8)
・ロシア中銀 政策金利を10.00%から9.75%に引き下げ
<市場ニュース>
・CME225先物は大阪取引所比で下落、19095で引け
・欧州債-反発 米法案採決の行方にらみ調整中心
・恐怖指数VIXは12.96、前日比低下
・カプラン米ダラス連銀総裁
「金融緩和の解除は、段階的かつ忍耐強く進めるべき」
「バランスシートの縮小は、段階的かつ予想可能な方法で進めるべき」
「国境税は消費者物価の大幅上昇につながる可能性がある」
「今年3回の利上げは妥当なシナリオだが、ペースを速める可能性も緩める可能性もある」
・ムニューシン米財務相
「税制改革は難航が見込まれるも、8月までの実施に楽観」
「ドル高と株高はトランプ政権を反映」
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「労働市場の改善は緩慢」
「FRBは財政政策の進展を待つことができる」
「バランスシート正常化へ向け、良い時期にある」
「年内あと1回の利上げは可能」
「積極的な利上げは必要ない」
「景況感などソフトデータは4%の成長を、ハードデータは2%の成長を示唆」
「ソフトデータではなく、ハードデータを頼りにすべき」
「規制緩和は生産性に良い影響を与える」
「税制改革は生産性に大きな影響を与え、成長を押し上げる」
「政策金利に関して予断を持つべきではない」
「FRBが積極的になりすぎれば、株価は下落へ」
「FRBが積極的になりすぎれば、ドルは強くなる」
「2017年下半期にはバランスシート縮小へ」
・ダドリー米NY連銀総裁
「雇用とインフレの目標、達成に近い」
「利上げは極めて緩慢」
「インフレ問題を回避するために、多少緩和を後退させたい」
「多少の金利引き上げなら、雇用を維持して、インフレを現状に保つ緩やかな着地を達成できる」
「現在の利上げパスなら経済は対応できる」
「10年債金利は非常に低い」
「債券投資の魅力は希薄に」
「FF金利、依然として低位」
「FRBは利上げに対して慎重」
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「過熱気味の政策の長すぎる維持はインフレを加速させる」
「中銀はインフレ期待を2%以下へとどめることが重要」
「FRBは、長年の弱い物価を押し上げるために、インフレ率を意図的に2%以上に引き上げるようなことはしない」
「政策金利を低位に維持するのなら、高いインフレ目標やインフレ率を目標に合致させるための手段を真剣に考えなければならない」
「まだバランスシートを縮小する段階になっていない」
「進路の変更には政策金利が十分な高さにあると確信できなければならない」
「バランスシートの大きさは中立金利の水準推計に影響を及ぼし、この面からも保有資産の縮小の際に注意が必要」
・ライアン米下院議長
「ヘルスケア法案は下院を通過できないだろう」
「他の課題へ移行」
・トランプ米大統領
「共和党はおそらく税制改革へ取り組む」
「ヘルスケア法案、近い将来に採決せず」
・ロジャース議員
「ヘルスケア断念で、次の重要な政策課題は税制改革」
<一般ニュース>
・1-2月の中国自動車販売は445万9000台。前年同期比8.8%と、2016年通期比4.9ポイント低下
・A株上場銘柄の期末決算 24日時点で6%増益-上海、深センのA株3157銘柄のうち719銘柄
・トランプ米大統領 加企業申請の「キーストーンXLパイプライン」の建設計画を認可
・サウジ・エネルギー相、OPEC会合を欠席へ
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