〔Market Flash〕総合化学はガイダンスリスクはあるがファンダメンタルズは堅調~野村

2017/04/24(月) 10:23
【10:20】総合化学はガイダンスリスクはあるがファンダメンタルズは堅調~野村  野村証券では素材セクターに関して、総合化学を注目サブセクターとし、三菱ケミカルホールディングス(4188)、東ソー(4042)、三井化学(4183)に注目する見方を継続している。石油化学の需給は能力拡大幅が小さい塩ビやエチレンを中心に総じて堅調と考えている。これらの企業は期初に保守的な会社予想を発表する傾向にあるとのこと。しかし野村では、ファンダメンタルズは好調と予想しており、会社予想で株価がネガティブに反応する際には、投資魅力がさらに大きくなると考えている。 【10:00】電力セクター 司法への懸念後退で改めて意識される政策リスク~大和  大和証券では電力セクターに関して、足元の動向を踏まえて地域電力8社の業績予想を見直しており、セクター投資判断に関しては「中立」を継続している。大阪高裁の関西電力高浜原発3・4号機への運転差し止め仮処分取り消しで原発の司法リスクは後退したとみている。しかし、原発再稼働・自由化に伴う非対称規制強化・電源構成目標達成のための規制強化の「3つの政策リスク」が引き続き懸念材料になると考えている。個別では、足元の株価に割安感が見いだせると考える中国電力(9504)、四国電力(9507)、北海道電力(9509)を「アウトパフォーム」とし、相対選好と位置づけている。 【9:35】ドル円と日本株の調整が進展、出口が見え始めた~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルレポートでは、ドル/円と日経平均は年初からの調整が拡大したが、4月14~17日の安値で主要サポートの一つに到達したことに注目している。一方、米国株式は3月まで上昇が続いて頭打ちとなり、調整がやや拡大している。SMBC日興では、もうしばらく不安定な状況が続く可能性はあるとみているが、各市場で重要サイクルが到来する5月頃までで短期的な調整が終わり、その後は上昇再開の展開を予想している。とりわけ、年初来で世界株式に対する出遅れ感が顕著となっている日本株は、円高圧力が薄らぐとともに、上昇の勢いが強まると考えている。 【8:45】寄り前気配は南都銀、北越紀州、阪和興、コムシスHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、南都銀(8367)+17.07%、北越紀州(3865)+16.84%、阪和興(8078)+16.82%、コムシスHD(1721)+13.13%、八十二(8359)+10.17%、電化(4061) +9.32%、三和HD(5929) +9.04%、上組(9364) +7.51%、キッセイ薬(4547) +7.48%、豊通商(8015) +6.84%などが高い気配値。  一方、協エクシオ(1951) -4.07%、ジャフコ(8595) -2.69%、東亜合成(4045) -2.34%、大東建(1878) -1.36%、東海理化(6995) -1.11%、アコム(8572) -0.89%、ミツコシイセ (3099) -0.83%、タカタ(7312) -0.66%、みらかHD(4544) -0.59%、豊田合(7282) -0.55%などが安い気配値となっている。
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