前場コメント No.4 LIXILG、SDSバイオ、日立キャピタル、商船三井、伯東など

2017/04/25(火) 11:30
★9:04  OSG-三菱UFJMSが新規「OW」 切削工具業界での高い競争力が成長をけん引
 オーエスジー<6136.T>が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、切削工具業界での高い競争力が成長をけん引していると評価。投資判断「Overweight」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
 エクイティストーリーは、航空機産業向けと自動車産業向けの売上拡大などによる利益成長。特に、両産業での生産数増加だけでなく、以下の独自の成長要因で売上拡大が見込める点に注目。(1)航空機産業向けは、難削材の採用比率増加に伴う工具使用量増加と、難削材を高効率・高精度に加工できる同社製品へのニーズ増加によるシェア拡大で、CAGR(5年間)14.6%の売上高成長を見込む。(2)自動車産業向けは、日系・海外メーカー(完成車メーカー、部品メーカー)向けシェア拡大による、安定成長を予想する。(3)M&A戦略も今後の成長に寄与する見込み。現状の株価はこれらの中長期的な成長を十分織り込んでいないと判断。

★9:04  LIXILG-大幅反落 前期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
 LIXILグループ<5938.T>が大幅反落。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の650億円から670億円(前期比71.7%増)へと引き上げると発表した。海外のウォーターテクノロジー(水回り)事業の順調な成長と国内事業におけるコスト低減や販管費の抑制が寄与する。市場コンセンサスは774億円となっている。

★9:04  SDSバイオ-反落 前期最終赤字転落見込む 子会社の業績不振響く
 エス・ディー・エスバイオテック<4952.T>が反落。同社は24日、17.3期通期の連結最終損益予想を従来の5.4億円の黒字から2.0億円の赤字(前期は12.0億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 連結子会社であるSDS Ramcides Cropscienceが天候不順の影響などから販売が伸び悩み、買収時の販売計画と著しいかい離が生じたことで、特別損失を計上した。

★9:04  日立キャピタル-3日続伸 ベンダーソリューション事業を集約
 日立キャピタル<8586.T>が3日続伸。同社は4月24日の大引け後に、2018年10月をメドに、ベンダーソリューション事業における事業体制の最適化や基幹システムの統合、業務の簡素化、標準化などを順次進めていくと発表した。
 これらに先行して10月1日付けで、手掛けているヘルスケア事業の一部およびアグリ事業におけるフロント機能を、完全子会社である日立キャピタルNBLに集約する。事業集約により、日立キャピタルNBLでは情報・通信分野、ヘルスケア分野、アグリ分野におけるベンダーソリューション専業会社として、市場環境とベンダーのニーズをとらえたソリューションの提供とローコストオペレーションの確立などにより、高品質なベンダーソリューションモデルの構築に注力するとした。

★9:05  商船三井-東海東京が新規「OP」 ドライバルク船市況改善の恩恵を享受
 商船三井<9104.T>が3日続伸。東海東京調査センターでは、ドライバルク船市況改善の恩恵を享受し、業績回復を想定。レーティング「Outperform」、目標株価410円として、新規カバレッジを開始した。
 今18.3期は海運市況改善により、不定期専用船事業がけん引する形で同社業績も回復、前年比で増収増益になると想定。来19.3期以降はコンテナ船事業のスピンオフにより連結売上高は減収となるが、直前まで赤字を計上していた同事業がスピンオフすることで、連結業績としては大幅増益になると予想。

★9:05  伯東-買い気配 前期営業益を上方修正 車載向け半導体の販売伸長などで
 伯東<7433.T>が買い気配。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.0億円から20.7億円(前期比28.8%減)へと引き上げると発表した。車載向けおよびタブレット端末向け半導体の販売伸長と東南アジアにおける電子部品の取引増加による売上高の増加が寄与する。
 併せて、上限150万株・15億円の自己株取得枠を設定すると発表した。上限150万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は6.84%となる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ