前場コメント No.8 サッポロＨＤ、三菱自動車、日本電産、コクヨ、鉄建など
★9:10 サッポロＨＤ－みずほが目標株価引き下げ 17.12期1Qは業績改善を予想
サッポロホールディングス<2501.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、今17.12期1Qは業績改善を予想し、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3650円→3540円と引き下げた。
同社は中計で20.12期に340億円ののれん償却前営業利益目標を掲げ、中計期間内に営業最高益（291億6700万円）更新を見込んでいる。みずほでは、6月の改正酒税法等施行を契機としたビール類の新取引制度移行からのメリットも見込み、19.12期に同営業利益の最高益を更新すると予想。不動産の減額と全社費用など調整額のマイナスの増加で、営業利益予想は下方修正。他方で当面は、新取引制度移行に伴うビール業界のメリットを見込む状況の下、アサヒやキリンに対する株価の出遅れに注目するとした。
サッポロホールディングス<2501.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、今17.12期1Qは業績改善を予想し、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3650円→3540円と引き下げた。
同社は中計で20.12期に340億円ののれん償却前営業利益目標を掲げ、中計期間内に営業最高益（291億6700万円）更新を見込んでいる。みずほでは、6月の改正酒税法等施行を契機としたビール類の新取引制度移行からのメリットも見込み、19.12期に同営業利益の最高益を更新すると予想。不動産の減額と全社費用など調整額のマイナスの増加で、営業利益予想は下方修正。他方で当面は、新取引制度移行に伴うビール業界のメリットを見込む状況の下、アサヒやキリンに対する株価の出遅れに注目するとした。
★9:11 三菱自－7日ぶり反落 日産自と東南アの物流統合
三菱自動車<7211.T>が7日ぶり反落。25日付の日経新聞朝刊で、同社が出資を受けた日産自動車<7201.T>と東南アジアの物流を統合すると報じられた。
タイで完成車の共同輸送をこのほど開始し、インドネシアやフィリピンでも実施する検討を始めたという。完成車のほか部品の輸送や港の利用でも協力するとされる。三菱自は東南アジアで生産した車を日産に供給する計画で、グループで輸送コストの削減に取り組み競争力を高めるもよう。
三菱自動車<7211.T>が7日ぶり反落。25日付の日経新聞朝刊で、同社が出資を受けた日産自動車<7201.T>と東南アジアの物流を統合すると報じられた。
タイで完成車の共同輸送をこのほど開始し、インドネシアやフィリピンでも実施する検討を始めたという。完成車のほか部品の輸送や港の利用でも協力するとされる。三菱自は東南アジアで生産した車を日産に供給する計画で、グループで輸送コストの削減に取り組み競争力を高めるもよう。
★9:12 マクニカ富士－大幅に3日続伸 前期営業益を上方修正 産業機器市場の半導体需要回復で
マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>が大幅に3日続伸。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の70億円から104億円（前期比6.9％増）へと引き上げると発表した。なお、市場コンセンサスは77.5億円となっている。
下期の為替レートが想定よりも円安に推移したことや、産業機器市場において半導体の需要が回復したこと、引き続きセキュリティ関連を中心にネットワーク事業が好調に推移したことなどが寄与する。
マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>が大幅に3日続伸。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の70億円から104億円（前期比6.9％増）へと引き上げると発表した。なお、市場コンセンサスは77.5億円となっている。
下期の為替レートが想定よりも円安に推移したことや、産業機器市場において半導体の需要が回復したこと、引き続きセキュリティ関連を中心にネットワーク事業が好調に推移したことなどが寄与する。
★9:12 日本電産－野村が目標株価引き下げ 18.3期は中型モーターの収益性改善が大きくけん引
日本電産<6594.T>が3日続伸。野村証券では、今18.3期は中型モーターの収益性改善が業績を大きくけん引するとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は12500円→12300円と引き下げた。
為替前提を1ドル114円→108円、1ユーロ120円→115円に見直し、業績予想は下方修正。ただし、20.3期に向けて収益性の改善が続くとの見方に変わりはないとし、「Buy」判断を継続。収益性改善は、（1）買収企業のPMIが進み、中型モーターの収益性が改善（特に、Emerson Electricから買収したモーター・ドライブ事業と発電事業は売上規模が大きく、収益性に与える影響が大きい）、（2）データセンター向けの多層HDDの構成比率の上昇によって、HDDモーターの収益性が改善、（3）車載用ブラシレスモーターの売上成長が加速し、オペレーティングレバレッジが効く、以上3点が背景であるとした。
日本電産<6594.T>が3日続伸。野村証券では、今18.3期は中型モーターの収益性改善が業績を大きくけん引するとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は12500円→12300円と引き下げた。
為替前提を1ドル114円→108円、1ユーロ120円→115円に見直し、業績予想は下方修正。ただし、20.3期に向けて収益性の改善が続くとの見方に変わりはないとし、「Buy」判断を継続。収益性改善は、（1）買収企業のPMIが進み、中型モーターの収益性が改善（特に、Emerson Electricから買収したモーター・ドライブ事業と発電事業は売上規模が大きく、収益性に与える影響が大きい）、（2）データセンター向けの多層HDDの構成比率の上昇によって、HDDモーターの収益性が改善、（3）車載用ブラシレスモーターの売上成長が加速し、オペレーティングレバレッジが効く、以上3点が背景であるとした。
★9:13 コクヨ－もみ合い 上期営業益を上方修正 1Q営業益は0.1％増と前年同期並みで着地
コクヨ<7984.T>がもみ合い。同社は24日に、17.12期上期（163月）の連結営業利益予想を従来の115.0億円から120.0億円（前年同期比2.3％減）に引き上げると発表した。1Q実績を踏まえたもの。
17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が92.2億円（前年同期比0.1％増）だったと発表した。「シェアと粗利率」にこだわる施策の継続的な推進により、売上総利益率は0.9ポイント向上の36.7％となったが、人件費や販促費が増加したことで、営業利益は前年同期並みとなった。
コクヨ<7984.T>がもみ合い。同社は24日に、17.12期上期（163月）の連結営業利益予想を従来の115.0億円から120.0億円（前年同期比2.3％減）に引き上げると発表した。1Q実績を踏まえたもの。
17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が92.2億円（前年同期比0.1％増）だったと発表した。「シェアと粗利率」にこだわる施策の継続的な推進により、売上総利益率は0.9ポイント向上の36.7％となったが、人件費や販促費が増加したことで、営業利益は前年同期並みとなった。
★9:14 鉄建建設－続伸 前期営業益を上方修正 土木工事などの利益率向上で 増配も発表
鉄建建設<1815.T>が変わらず挟み続伸。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の56億円から61億円（前期比3.4倍）へと引き上げると発表した。土木工事および建築工事の利益率が向上したことが寄与する。
併せて、17.3期の期末配当予想について3円→5円（前期は2円）に引き上げると発表した。年間配当も同額となる。
鉄建建設<1815.T>が変わらず挟み続伸。同社は24日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の56億円から61億円（前期比3.4倍）へと引き上げると発表した。土木工事および建築工事の利益率が向上したことが寄与する。
併せて、17.3期の期末配当予想について3円→5円（前期は2円）に引き上げると発表した。年間配当も同額となる。
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