前場コメント No.14 きんでん、エナリス、日立物流、デクセリアルズ、ＬＩＮＥなど
★10:09 きんでん－野村が目標株価引き上げ 変わらぬ減益ガイダンスも増益を予想
きんでん<1944.T>が大幅反発。野村証券では、変わらぬ減益ガイダンスも増益を予想。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1704円→1805円と引き上げた。
前17.3期営業利益は前の期比8％増の360億円と、野村予想の340億円、会社予想の330億円を上回った。野村予想との比較では、一般電気を中心とした単体の粗利率の上昇とハワイでの海外子会社の好業績が上振れの主因。会社予想との対比では、一般電気の売上高が上振れした好影響も加わった。今18.3期の会社予想の営業利益は前期比6％減であるが、会社の期初の減益予想は09.3期の予想値以降で連続しており、驚きはなし。野村では今18.3期も引き続き営業増益を予想。業績の進ちょくを考慮し、一般電気の粗利率の見通しを引き上げたため、野村の今18.3期以降の利益予想を上方修正。
きんでん<1944.T>が大幅反発。野村証券では、変わらぬ減益ガイダンスも増益を予想。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1704円→1805円と引き上げた。
前17.3期営業利益は前の期比8％増の360億円と、野村予想の340億円、会社予想の330億円を上回った。野村予想との比較では、一般電気を中心とした単体の粗利率の上昇とハワイでの海外子会社の好業績が上振れの主因。会社予想との対比では、一般電気の売上高が上振れした好影響も加わった。今18.3期の会社予想の営業利益は前期比6％減であるが、会社の期初の減益予想は09.3期の予想値以降で連続しており、驚きはなし。野村では今18.3期も引き続き営業増益を予想。業績の進ちょくを考慮し、一般電気の粗利率の見通しを引き上げたため、野村の今18.3期以降の利益予想を上方修正。
★10:12 エナリス－もみ合い 鈴与商事と静岡市「エネルギー地産地消事業」を共同で実施
エナリス<6079.T>がもみ合い。同社は4月27日の大引け後に、総合商社の鈴与商事（静岡市）と、静岡市の「エネルギー地産地消事業」を共同で実施すると発表した。
この事業により、静岡市では年間1億円を超える電気代の削減が見込まれほか、地産の再生可能エネルギーを使用することによるCO2削減や域内経済の活性化、市民の環境意識向上、蓄電池導入による防災拠点の強化などの効果が期待されるとした。
エナリス<6079.T>がもみ合い。同社は4月27日の大引け後に、総合商社の鈴与商事（静岡市）と、静岡市の「エネルギー地産地消事業」を共同で実施すると発表した。
この事業により、静岡市では年間1億円を超える電気代の削減が見込まれほか、地産の再生可能エネルギーを使用することによるCO2削減や域内経済の活性化、市民の環境意識向上、蓄電池導入による防災拠点の強化などの効果が期待されるとした。
★10:15 日立物流－野村が目標株価引き上げ 先行投資で利益が伸びず 費用面は不安要因あり
日立物流<9086.T>が続落。野村証券では、先行投資で利益が伸びず、費用面は不安要因ありとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
同社は物流倉庫の自動化に向けた新機材の活用、投資を積極化し、持ち分法会社の佐川急便との協業も進んできており、将来的な成長期待は他社よりも高い。一方で宅配便業界は今18.3期に大幅な値上げを実施する方向にあり、野村ではBtoB関連のトラック会社もその動きに追随する可能性が高いと想定。会社計画にはトラックコストの上昇が考慮されているとみられるが、過去のトラック単価の上昇局面では顧客への価格転嫁が1年ほど遅れている。今回は過去の経験を踏まえて顧客への価格転嫁が半年程度遅れる可能性を考慮すると、将来に向けた投資を継続し、今18.3期に利益が伸びにくいことから、短期的に同社株に投資しにくいと考えるためとした。
日立物流<9086.T>が続落。野村証券では、先行投資で利益が伸びず、費用面は不安要因ありとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
同社は物流倉庫の自動化に向けた新機材の活用、投資を積極化し、持ち分法会社の佐川急便との協業も進んできており、将来的な成長期待は他社よりも高い。一方で宅配便業界は今18.3期に大幅な値上げを実施する方向にあり、野村ではBtoB関連のトラック会社もその動きに追随する可能性が高いと想定。会社計画にはトラックコストの上昇が考慮されているとみられるが、過去のトラック単価の上昇局面では顧客への価格転嫁が1年ほど遅れている。今回は過去の経験を踏まえて顧客への価格転嫁が半年程度遅れる可能性を考慮すると、将来に向けた投資を継続し、今18.3期に利益が伸びにくいことから、短期的に同社株に投資しにくいと考えるためとした。
★10:18 デクセリアルズ－急落 今期営業益52％増見込むも市場コンセンサス下回る
デクセリアルズ<4980.T>が急落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を53.0億円(前期比51.8％増)と発表した。反射防止フィルムの大幅な収益拡大や、事業構造の最適化の効果発現などを見込む。市場コンセンサスは66.3億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は34.9億円（前期比58.0％減）だった。通期の会社計画は30.0億円だったので着地は上振れた。前提為替レートを1米ドル110円としていたが、実際には1米ドル114円と、前提より円安に推移した。さらに、各事業の業績が概ね1月公表時の想定を上回ったことも寄与した。
デクセリアルズ<4980.T>が急落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を53.0億円(前期比51.8％増)と発表した。反射防止フィルムの大幅な収益拡大や、事業構造の最適化の効果発現などを見込む。市場コンセンサスは66.3億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は34.9億円（前期比58.0％減）だった。通期の会社計画は30.0億円だったので着地は上振れた。前提為替レートを1米ドル110円としていたが、実際には1米ドル114円と、前提より円安に推移した。さらに、各事業の業績が概ね1月公表時の想定を上回ったことも寄与した。
★10:19 ＬＩＮＥ－反発 LINE LIVEで「配信者チャット参加機能」「ミュート機能」追加
ＬＩＮＥ<3938.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、運営するライブ配信サービス「LINE LIVE（ラインライブ）」において、スマートフォンアプリ版（iPhone・Android対応／無料）のアップデートを行ったと発表した。
配信画質の向上に加えて、配信者と視聴者の新たなコミュニケーション機能として配信者のチャット参加機能やミュート機能、配信時の自動投稿できるメッセージの編集機能、小顔効果や3D背景のLIVEスタンプを導入したもの。一言メッセージを添えることができる「自動投稿メッセージ編集機能」や、小顔効果や3D背景エフェクトができる3D LIVEスタンプを追加し、よりキレイな画質で、配信者と視聴者間のコミュニケーション方法がより楽しめるようになったとしている。
ＬＩＮＥ<3938.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、運営するライブ配信サービス「LINE LIVE（ラインライブ）」において、スマートフォンアプリ版（iPhone・Android対応／無料）のアップデートを行ったと発表した。
配信画質の向上に加えて、配信者と視聴者の新たなコミュニケーション機能として配信者のチャット参加機能やミュート機能、配信時の自動投稿できるメッセージの編集機能、小顔効果や3D背景のLIVEスタンプを導入したもの。一言メッセージを添えることができる「自動投稿メッセージ編集機能」や、小顔効果や3D背景エフェクトができる3D LIVEスタンプを追加し、よりキレイな画質で、配信者と視聴者間のコミュニケーション方法がより楽しめるようになったとしている。
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