前場コメント No.1 マクロミル、小糸製作所、ソルクシーズ、エムアップ、ANAなど

2017/05/25(木) 11:30
★9:00  マクロミル-買い気配 大和が新規「1」 主力の国内に加えて海外・デジタルの貢献に期待
 マクロミル<3978.T>が買い気配。大和証券では、主力の国内に加えて海外・デジタルの貢献に期待。投資判断「1(買い)」、目標株価2450円として、新規カバレッジを開始した。
 注目ポイントは、(1)グローバルクライアントの獲得と収益性向上、(2)デジタル商材の拡大、(3)国内市場の成長ポテンシャルの3点。グローバルでは、MetrixLabの貢献により、海外競合から同社へのシフトも進みつつある。デジタルマーケティングに関しては、インターネット広告市場の拡大を背景に、広告効果測定などのサービス併売が進む見込み。国内市場は、海外先進国と比べて広告宣伝費に対するマーケティング・リサーチ費用の比率が低かったが、足元環境変化もあり、市場拡大が進むと期待しているとした。

★9:00  小糸製作所-買い気配 三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ ADB普及加速による利益成長
 小糸製作所<7276.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ADB(Adaptive Driving Beam:配光可変型ヘッドランプ)普及加速による利益成長に注目。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を6400円→7200円と引き上げた。
 エクイティストーリーはADB普及加速による利益成長。従来想定を上回るLEDヘッドランプの装着率上昇やADBの普及率拡大などで、自動車部品セクター平均を大幅に上回る利益成長が今後も維持可能と判断。中でもADBは常時ハイビームが使用可能となるなど有用性が格段に高い。部材コストが大幅に低下する次世代ADBも投入の見込みであり、普及を加速させる見込み。競合他社に対しても、技術優位性に加え、先行者メリットや積極的な拡販戦略により、高いコスト競争力を有していると判断。

★9:00  ソルクシーズ-買い気配 SBIグループが進めるFinTech分野のシステム構築に向けて技術協力
 ソルクシーズ<4284.T>が買い気配。同社は24日に、SBIホールディング<8473.T>との間で、SBIグループが進めるFinTech分野におけるシステム構築に向けて技術協力することで合意したと発表した。
 この合意により、ソルクシーズは企業向けのFinTechサービスの導入・構築に向けてノウハウと技術力を向上させ、企業におけるFinTech技術の導入促進につなげていくとしている。

★9:01  エムアップ-買い気配 「乃木坂46 ~always with you~」事前登録者数10 万人突破
 エムアップ<3661.T>が買い気配。同社は24日に、子会社であるWEARE(東京都渋谷区)より発表した「乃木坂46」とのコラボレーション公式アプリ「乃木坂46 ~always with you~」の事前登録サイトにおいて、事前登録者数が10万人を突破したと発表した。
 「乃木坂46 ~always with you~」は、朝の「おはよう」から夜の「おやすみ」まで、乃木坂46のメンバーが全力でサポート。アラーム機能やイベント通知機能など、乃木坂46ファンの「乃木活」を応援する公式アプリとしている。

★9:01  ANA-三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ ピーチ連結化で機材最適化が可能に
 ANAホールディングス<9202.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ピーチ連結化で機材最適化が可能になると判断。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を410円→470円と引き上げた。
 エクイティストーリーを変更。運賃上昇、「ピーチ・アビエーション」連結化による効率化、株主還元拡大などが株価上昇の要因になると想定。過去1年の間は中国線の競合激化による収益悪化、原油価格の上昇、エンジンなどの整備費や人件費増により株価パフォーマンスは対TOPIXで振るわなかった。
 今後はインバウンド好調が持続する中、(1)国際線供給増ペース鈍化による搭乗率向上とそれに伴う運賃上昇、(2)ピーチとANAの間での機材最適化による整備費等削減(約100億円)、(3)株主還元拡大などが株価上昇をけん引すると予想。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ