前場コメント No.10 シャープ、青山商事、ＴＯＴＯ、ヘリオス、ローソンなど
★9:38 ＴＳＩＨＤ－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 投資フェーズ入り
ＴＳＩホールディングス<3608.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、投資フェーズ入りで、売上回復基調を確認したいとして、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は840円を継続。
投資評価引き下げの背景は、（1）不採算ブランドの廃止および不採算店舗の閉鎖のステージを終え、コスト削減ではなく成長へのコスト増が発生するステージに移行したとみられること、（2）経営陣交代を含む子会社の組織変更等各種対策は打たれているものの売上の本格回復には至っていないことなど。
ただし、子会社の成功事例のグループ内共有や、人材の活性化/コミュニケーションの改善、システム入れ替えは進展している。また、同社は値引きロス低減に向けてのAIの実験活用への取り組みも積極化している。各種施策の効果が現れ、売上回復が確認されるタイミングを注視したいとした。
ＴＳＩホールディングス<3608.T>が大幅反落。ＳＭＢＣ日興証券では、投資フェーズ入りで、売上回復基調を確認したいとして、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は840円を継続。
投資評価引き下げの背景は、（1）不採算ブランドの廃止および不採算店舗の閉鎖のステージを終え、コスト削減ではなく成長へのコスト増が発生するステージに移行したとみられること、（2）経営陣交代を含む子会社の組織変更等各種対策は打たれているものの売上の本格回復には至っていないことなど。
ただし、子会社の成功事例のグループ内共有や、人材の活性化/コミュニケーションの改善、システム入れ替えは進展している。また、同社は値引きロス低減に向けてのAIの実験活用への取り組みも積極化している。各種施策の効果が現れ、売上回復が確認されるタイミングを注視したいとした。
★9:41 シャープ－3日続落 経済産業省のスマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業に参画
シャープ<6753.T>が3日続落。同社は24日に、経済産業省による「IoTを活用した社会システム整備事業(スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業)」の採択を受けた積水ハウス<1928.T>、および大和ハウス工業<1925.T>が行う実証事業に参加すると発表した。
この事業は、庭内のデータ活用による社会課題の解決、新たなビジネスモデルの創出などを目的としているという。シャープは、スマート家電(エアコン、空気清浄機)のデータ収集や機器の制御を司るクラウドサービス、および音声対話端末(ホームアシスタント)とクラウドシステムの実証環境を提供する。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
シャープ<6753.T>が3日続落。同社は24日に、経済産業省による「IoTを活用した社会システム整備事業(スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業)」の採択を受けた積水ハウス<1928.T>、および大和ハウス工業<1925.T>が行う実証事業に参加すると発表した。
この事業は、庭内のデータ活用による社会課題の解決、新たなビジネスモデルの創出などを目的としているという。シャープは、スマート家電(エアコン、空気清浄機)のデータ収集や機器の制御を司るクラウドサービス、および音声対話端末(ホームアシスタント)とクラウドシステムの実証環境を提供する。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★9:43 青山商事－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 18.3期は「円高効果」などがテーマに
青山商事<8219.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期は「円高効果」と「カジュアル事業の業績下げ止め」が2大テーマになるとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4450円→4400円と引き下げた。
業績予想を下方修正。円高効果などを背景にビジネスウェア事業の業績改善を見込む点は従来どおり。ただし、売上落ち込みに歯止めがかかっていないカジュアル事業の業績予想を保守的に見直すほか、業績順調ながら出店加速によりコスト増が先行する総合リペアサービス事業の利益予想を引き下げるとした。
青山商事<8219.T>が4日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今18.3期は「円高効果」と「カジュアル事業の業績下げ止め」が2大テーマになるとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4450円→4400円と引き下げた。
業績予想を下方修正。円高効果などを背景にビジネスウェア事業の業績改善を見込む点は従来どおり。ただし、売上落ち込みに歯止めがかかっていないカジュアル事業の業績予想を保守的に見直すほか、業績順調ながら出店加速によりコスト増が先行する総合リペアサービス事業の利益予想を引き下げるとした。
★9:43 ＴＯＴＯ－続伸 洗面化粧台の高価格帯ブランドを13年ぶりに刷新
ＴＯＴＯ<5332.T>が続伸。25日付の日経新聞朝刊で、同社が洗面化粧台の高価格帯ブランドを13年ぶりに刷新すると報じられた。
6月1日にデザイン性を高めた新ブランド「ESCUA（エスクア）」を発売するという。新築住宅着工戸数が減少するなか、リフォーム需要の取り込みを狙うとされる。3年後に高価格帯品の販売台数を2016年度比で2倍に増やす目標を掲げるもよう。
ＴＯＴＯ<5332.T>が続伸。25日付の日経新聞朝刊で、同社が洗面化粧台の高価格帯ブランドを13年ぶりに刷新すると報じられた。
6月1日にデザイン性を高めた新ブランド「ESCUA（エスクア）」を発売するという。新築住宅着工戸数が減少するなか、リフォーム需要の取り込みを狙うとされる。3年後に高価格帯品の販売台数を2016年度比で2倍に増やす目標を掲げるもよう。
★9:43 ヘリオス－エースが「強気」継続 提携契約が今後の株価イベント
ヘリオス<4593.T>がもみ合い。エース経済研究所では、提携契約が今後の株価イベントと注目。投資判断「強気」、目標株価2500円を継続した。
iPS細胞を網膜色素上皮細胞に分化誘導する技術を元に、加齢黄斑変性症の治療法などを開発中。前臨床試験の計画内容を見直したことで、治験開始時期は当初予定していた2017年から遅れる見通しとなったが、潜在患者は国内だけで60万人以上いる。
需要が見込める急性期脳梗塞分野への事業展開は、短期的に先行投資負担がかさむが、中期的には企業価値の向上につながる。今後の株価イベントは、脳梗塞薬の国内と加齢黄斑変性症薬の海外に関するパートナー契約および開発進展、アカデミアでのiPS関連ニュースなど。
ヘリオス<4593.T>がもみ合い。エース経済研究所では、提携契約が今後の株価イベントと注目。投資判断「強気」、目標株価2500円を継続した。
iPS細胞を網膜色素上皮細胞に分化誘導する技術を元に、加齢黄斑変性症の治療法などを開発中。前臨床試験の計画内容を見直したことで、治験開始時期は当初予定していた2017年から遅れる見通しとなったが、潜在患者は国内だけで60万人以上いる。
需要が見込める急性期脳梗塞分野への事業展開は、短期的に先行投資負担がかさむが、中期的には企業価値の向上につながる。今後の株価イベントは、脳梗塞薬の国内と加齢黄斑変性症薬の海外に関するパートナー契約および開発進展、アカデミアでのiPS関連ニュースなど。
★9:44 ローソン－3日続伸 19.2期に海外営業損益を黒字化との観測 新規出店加速で中国子会社堅調
ローソン<2651.T>が変わらずを挟み3日続伸。25日付の日経新聞朝刊で、同社が19.2期に海外事業の営業損益を黒字にすると報じられた。
新規出店の加速で中国・上海地域の子会社が今期中に黒字に転換し、他の地域も順次、損益が好転に向かうという。国内事業の成長鈍化を海外の改善で補い、全体の収益を底上げするとされる。
ローソン<2651.T>が変わらずを挟み3日続伸。25日付の日経新聞朝刊で、同社が19.2期に海外事業の営業損益を黒字にすると報じられた。
新規出店の加速で中国・上海地域の子会社が今期中に黒字に転換し、他の地域も順次、損益が好転に向かうという。国内事業の成長鈍化を海外の改善で補い、全体の収益を底上げするとされる。
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