前場コメント No.12 大気社、武田、味の素、石油資源開発、三菱マテリアルなど
★9:53 大気社－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 海外展開の強みが評価されにくい局面は続く
大気社<1979.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、海外展開の強みが評価されにくい局面は続くと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2970円→2900円と引き下げた。
今18.3期は円高と不採算案件の影響がなくなり、増収増益に転じる見通し。しかしながら、海外比率が高く、また、当初の採算性は低くなりがちな非日系企業案件の開拓を進めていることから、良好な国内建設事業環境の恩恵が大きい同業の高砂熱学工業（1969）と比較すると、業績向上期待は小さいとの見方を示した。
大気社<1979.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、海外展開の強みが評価されにくい局面は続くと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2970円→2900円と引き下げた。
今18.3期は円高と不採算案件の影響がなくなり、増収増益に転じる見通し。しかしながら、海外比率が高く、また、当初の採算性は低くなりがちな非日系企業案件の開拓を進めていることから、良好な国内建設事業環境の恩恵が大きい同業の高砂熱学工業（1969）と比較すると、業績向上期待は小さいとの見方を示した。
★9:54 武田－4日続伸 多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロカプセル」を日本で発売
武田薬品工業<4502.T>が4日続伸。同社は24日に、多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロカプセル」を日本で発売したと発表した。
「ニンラーロカプセル」は、レナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用において、再発または難治性の多発性骨髄腫に対して承認を取得した、日本で初めての経口プロテアソーム阻害剤という。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
武田薬品工業<4502.T>が4日続伸。同社は24日に、多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロカプセル」を日本で発売したと発表した。
「ニンラーロカプセル」は、レナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用において、再発または難治性の多発性骨髄腫に対して承認を取得した、日本で初めての経口プロテアソーム阻害剤という。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:59 川崎重工業－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 為替前提変更主因に下方修正
川崎重工業<7012.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、為替前提変更主因に下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は360円→320円と引き下げた。
為替前提の変更に加え、民間航空機事業の生産機数前提を修正。B777に関しては、今18.3期の生産機数前提を57機→51機（17.3期実績は91機）、来19.3期は42機（旧予想と同様）、20.3期は42機とした。B787に関しては、今18.3期の生産機数前提を130機→144機、来19.3期を144機（旧予想と同様）、20.3期も同様に144機とした。B787に関しては月産12機体制がしばらく続くものと予想。B777Xについては今18.3着に3機、来19.3期に10機、20.3期に25機を前提。精密機械事業は増益基調が続くと予想。
川崎重工業<7012.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、為替前提変更主因に下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は360円→320円と引き下げた。
為替前提の変更に加え、民間航空機事業の生産機数前提を修正。B777に関しては、今18.3期の生産機数前提を57機→51機（17.3期実績は91機）、来19.3期は42機（旧予想と同様）、20.3期は42機とした。B787に関しては、今18.3期の生産機数前提を130機→144機、来19.3期を144機（旧予想と同様）、20.3期も同様に144機とした。B787に関しては月産12機体制がしばらく続くものと予想。B777Xについては今18.3着に3機、来19.3期に10機、20.3期に25機を前提。精密機械事業は増益基調が続くと予想。
★10:02 味の素－4日続伸 100億円投じASEANで調味料増産
味の素<2802.T>が4日続伸。25日付の日刊工業新聞で、同社が100億円強を投じ、東南アジア諸国連合（ASEAN）で調味料を増産すると報じられた。
インドネシアとベトナム、タイに置く生産子会社の生産能力を増強するという。また、各国の消費者の好みに合わせた、加工食品の戦略商品を投入するとされる。ASEANは中間所得層の拡大や女性の社会進出などを背景に、日本と同様、簡単に調理できる商品の需要が高まっており、これを追い風に調味料を拡販するもよう。今後の業績拡大が期待され、買いが入っている。
味の素<2802.T>が4日続伸。25日付の日刊工業新聞で、同社が100億円強を投じ、東南アジア諸国連合（ASEAN）で調味料を増産すると報じられた。
インドネシアとベトナム、タイに置く生産子会社の生産能力を増強するという。また、各国の消費者の好みに合わせた、加工食品の戦略商品を投入するとされる。ASEANは中間所得層の拡大や女性の社会進出などを背景に、日本と同様、簡単に調理できる商品の需要が高まっており、これを追い風に調味料を拡販するもよう。今後の業績拡大が期待され、買いが入っている。
★10:03 石油資源開発－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 為替前提変更で純利益予想は下方修正
石油資源開発<1662.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、為替前提の変更により、今18.3期～来19.3期純利益予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2400円→2550円と引き上げた。
エクイティストーリーを若干変更。今18.3期前提の為替を105円/ドル（従来115円/ドル）に変更することにより、今18.3期予想の純利益を下方修正。なお、今18.3期前提の原油CIF価格は従来通りの50ドル/バレル。今18.3期予想の純利益の主な増益要因は、2017年7月にカナダのハンキングストーン鉱区のオイルサンド事業の生産開始を見込むことであるとした。
石油資源開発<1662.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、為替前提の変更により、今18.3期～来19.3期純利益予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2400円→2550円と引き上げた。
エクイティストーリーを若干変更。今18.3期前提の為替を105円/ドル（従来115円/ドル）に変更することにより、今18.3期予想の純利益を下方修正。なお、今18.3期前提の原油CIF価格は従来通りの50ドル/バレル。今18.3期予想の純利益の主な増益要因は、2017年7月にカナダのハンキングストーン鉱区のオイルサンド事業の生産開始を見込むことであるとした。
★10:05 三菱マテリアル－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 加工の拡販は物足りない
三菱マテリアル<5711.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、北米セメントは順調だが、加工の拡販は物足りないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3500円→3430円と引き下げた。
長期のエクイティストーリーは『北米セメント・生コンストーリー』で、引き続き、今18.3期以降の収益ドライバーとなるとの見方は変わらなず。しかし、北米セメント・生コンに次ぐ収益の柱が見えてこないと指摘。超硬工具の不振や、銅価上昇時でもトラブルにより収益を毀損しているため。収益を伴う北米セメント・生コンストーリー発動と、流通整流化による加工の収益寄与が得られれば、同社に対する見方は変わってくるとした。
三菱マテリアル<5711.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、北米セメントは順調だが、加工の拡販は物足りないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3500円→3430円と引き下げた。
長期のエクイティストーリーは『北米セメント・生コンストーリー』で、引き続き、今18.3期以降の収益ドライバーとなるとの見方は変わらなず。しかし、北米セメント・生コンに次ぐ収益の柱が見えてこないと指摘。超硬工具の不振や、銅価上昇時でもトラブルにより収益を毀損しているため。収益を伴う北米セメント・生コンストーリー発動と、流通整流化による加工の収益寄与が得られれば、同社に対する見方は変わってくるとした。
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