前場コメント No.2 安川電機、オービック、ベクター、TIS、セキュアヴェイルなど

2017/05/26(金) 11:30
★9:01  安川電機-3日続伸 美的集団と中国で介護・リハビリ用ロボの生産・販売開始
 安川電機<6506.T>が3日続伸。26日付の日経新聞朝刊で、同社が中国家電大手、美的集団(広東省)と中国で介護やリハビリ用ロボットの生産・販売に乗り出すと報じられた。
 安川が持つロボットの制御技術と美的の販路を持ち寄って開発し、2019年までに10~15機種を発売するという。中国は25年に65歳以上の人口が2億人を超える見通しで、市場が急拡大する中国で、工場用に加えて消費者向けも開拓するとしている。

★9:01  オービック-売り気配 SMBC日興が「2」へ引き下げ 利益成長は続くとみるも株価上昇で
 オービック<4684.T>が売り気配。SMBC日興証券では、利益成長は続くとみるも株価上昇で、投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」と引き下げた。目標株価は6800円→6900円と引き上げた。
 業績予想に変更はなし。システムサポートの増収を軸に、安定性を高めながら今18.3期も利益は成長する見込み。足元では、同社データセンターからアプリケーションおよびインフラサービスを提供するクラウド売上高を増加させている(16.3上期4億円・下期7億円、17.3上期10億円・下期15億円)。従来型のシステムインテグレーションからの移行であり、ビジネスそのものは大きく変わらないが、顧客リテンションや事業運営、業績面での安定性が増している。また、働き方改革のためのIT投資意欲は、同社の顧客層の中堅企業や大企業の子会社グループで強まると予想され、同社の統合業務ソリューションや勤怠管理ソリューションの需要は好調に推移すると予想。

★9:01  ベクター-買い気配 スマホゲーム「小小軍姫」の日本における独占ライセンス獲得
 ベクター<2656.T>が買い気配。同社は25日に、上海未元網絡科技(中国上海市)および上海盛月網絡科技(中国上海市)が共同で開発したスマホゲーム「小小軍姫」の日本における独占ライセンスを獲得したと発表した。
 日本語版では「侵攻のオトメギアス」というタイトル名でサービス予定。「侵攻のオトメギアス」は、架空の歴史を辿った欧州を舞台に、戦車や戦闘機と融合した女の子「オトメギア」を従える司令官となり、敵地攻略や自陣防衛など戦闘での総指揮を執りながら様々な任務をこなしていく恋愛ミリタリーRPGという。

★9:02  TIS-SMBC日興が「2」へ引き下げ 収益性改善を期待も株価上昇で
 TIS<3626.T>が7日ぶり反落。SMBC日興証券では、収益性改善を期待も株価上昇で、投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」と引き下げた。目標株価は3400円→3500円と引き上げた。
 前17.3期決算を反映させて、業績予想を更新。公共系や金融機関の複数の大型案件に開発力を集中させていることなどが影響して、受注が伸びず、受注残高の水準が従来予想より低いことから、売上高予想を下方修正。また、現時点では不採算案件を抑制できており、売上総利益率の予想を引き上げ。営業利益予想は、今18.3期295億円(従来予想290億円、会社計画300億円)、来19.3期315億円(従来320億円)とした。

★9:02  セキュアヴェイル-買い気配 情報セキュリティに精通した人材育成・派遣など行う新会社設立
 セキュアヴェイル<3042.T>が買い気配。同社は25日に、情報セキュリティに精通した人材の育成・派遣などを行う新会社「キャリアヴェイル」(東京都中央区)を設立し、労働者派遣事業の許可取得後、8月に事業を開始する予定であると発表した。
 情報セキュリティ分野の専門エンジニアを自社で育成し続けてきたノウハウを活用し、セキュリティに精通したエンジニアを新会社で育成。そうした人材を求める取引先に派遣する一方で、セキュアヴェイルのセキュリティ対策支援サービスにも携わってもらう方針という。教育はOJTの形で実施。このほか、ソフトウェア開発エンジニアの育成・派遣、営業スタッフ、事務スタッフの派遣も手掛けていくとしている。


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