前場コメント No.13 日本オラクル、CTC、リクルート、日産自動車、OKIなど

2017/05/26(金) 11:30
★10:28  国際石油開発帝石など-資源関連株が安い 原油価格の大幅下落で
 国際石油開発帝石<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、日本海洋掘削<1606.T>などが安い。原油価格が大幅下落となったことを嫌気した売りが出ているようだ。
 石油輸出国機構(OPEC)や、非OPEC主要産油国の9カ月減産延長決定が伝えられたが、市場では減産量の拡大などへの期待もあったことから、原油価格は大幅下落となっっている。

★10:30  日本オラクル-SMBC日興が目標株価引き上げ 業績順調 配当性向改善に期待
 日本オラクル<4716.T>が反発。SMBC日興証券では、業績は順調で配当性向改善に期待。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は5800円→6700円と引き上げた。
 業績は順調と推測。株式市場では、日本のITサービス需要が拡大する見通しが浸透し、セクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向などを考慮し、目標株価を引き上げ。SMBC日興では、現在のバランスシートの状況とキャッシュフローの見通しから、配当性向を引き上げる必要があると判断。実際に引き上げる方向で見直されると予想し、それがポジティブカタリストになる可能性もあるとした。

★10:33  CTC-SMBC日興が目標株価引き上げ 受注残に支えられて短期業績は安定
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、受注残に支えられて短期業績は安定しているとみて、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は3300円→3700円と引き上げた。
 目標株価引き上げは、(1)18.3期は通信キャリア向けの需要は高水準が維持される一方で、流通・エンタープライズセグメントは増収傾向で推移すると予想され、短期業績に安定感があること、(2)株式市場では日本のITサービス需要が拡大する見通しが浸透し、セクター全体の株価評価が高まりやすくなっている傾向などを考慮したもの。通信キャリア向けの減収は来19.3期以降になると予想。

★10:40  リクルート-ジェフリーズが目標株価引き上げ 堅固なファンダメンタルズは維持の見通し
 リクルートホールディングス<6098.T>が続落。ジェフリーズ証券では、堅固なファンダメンタルズは維持される見通しとコメント。投資判断「HOLD」を継続も、目標株価は5100円→5800円と引き上げた。
 最近行った会社取材を踏まえて目標株価を引き上げるものの、レーティングは「Hold」を維持。目標株価引き上げの主因はバリュエーション算出の前提の見直しであり、ファンダメンタルズに大きな変更はないとした。今18.3期も堅調な事業環境が続く見込み。Googleが新たに展開する求人情報検索サービスが、ただちにIndeedに深刻な影響を与えることはないと思われるとした。

★10:48  日産自動車-上げ幅拡大 中国の投資ファンドGSRがバッテリー子会社を買収へと報道
 日産自動車<7201.T>が上げ幅拡大。中国の投資ファンドGSRキャピタルが、日産のバッテリー子会社「オートモーティブエナジーサプライ」を買収すると、ブルームバーグで10月26日10時30分過ぎに伝えられた。オートモーティブエナジーサプライはリーフ向けのリチウムイオン電池を製造する会社で、買収価格は10億ドルとされる。関係者の話として報じられたもの。

★10:48  OKI-3日続伸 傘下が非破壊式電子部品診断体制を整備
 沖電気工業<6703.T>が3日続伸。26日付の日刊工業新聞で、同社傘下のOKIエンジニアリング(練馬区)が、基板に実装したまま非破壊で電子部品の故障を診断する体制を整えたと報じられた。
 故障による発熱箇所を見つける解析向けに、樹脂封止材を少量ずつ削るレーザー加工機や自社開発の専用治具を導入したという。高密度実装に伴い、故障箇所の特定はより難しくなっているとされる。設備の追加により、短期間で高精度な診断を提供し、受託拡大をめざすもよう。今後の業績拡大が期待され、買いが入っている。


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