前場コメント No.7 オムロン、中外製薬、東京エレクトロン、住江織物、トレイダーズなど
★9:12 オムロン－9日ぶり反落 7月にもブラジルで家庭用血圧計の生産開始
オムロン<6645.T>が9日ぶり反落。19日付の日経新聞朝刊で、同社が7月中にもブラジルで家庭用血圧計の生産を始めると報じられた。
医療機器の既存工場に生産ラインを新設するという。2020年度にブラジルでの販売台数を3割増の年130万台に増やすとみられる。所得水準の向上や生活習慣病の増加に伴い医療ニーズが高まっている南米でシェア拡大を目指すもよう。しかし株価は、軟調な地合いに加え前日まで買いが続いていたこともあり、下落している。
オムロン<6645.T>が9日ぶり反落。19日付の日経新聞朝刊で、同社が7月中にもブラジルで家庭用血圧計の生産を始めると報じられた。
医療機器の既存工場に生産ラインを新設するという。2020年度にブラジルでの販売台数を3割増の年130万台に増やすとみられる。所得水準の向上や生活習慣病の増加に伴い医療ニーズが高まっている南米でシェア拡大を目指すもよう。しかし株価は、軟調な地合いに加え前日まで買いが続いていたこともあり、下落している。
★9:14 中外製薬－野村が目標株価引き上げ 臨床試験の成功を業績予想に織り込む
中外製薬<4519.T>がもみ合い。野村証券では、臨床試験の成功を業績予想に織り込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5000円→5500円と引き上げた。
Alecensa、Perjeta、ACE910の臨床試験3連勝を受け、業績予想・目標株価を上方修正。特にACE910は従来想定よりも早く普及すると想定。次のホープであるCIM331、SKY59でも開発が進展すれば、Avastinの特許満了が見込まれる2020年以降の成長も可能となる、「新薬のクリティカルマス」を達成すると指摘。
株式市場の焦点は、業績けん引薬の売上動向と特徴ある新薬の開発動向。また、資産効率の向上を図るために、株主還元策の向上も大きなテーマであるとした。
中外製薬<4519.T>がもみ合い。野村証券では、臨床試験の成功を業績予想に織り込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5000円→5500円と引き上げた。
Alecensa、Perjeta、ACE910の臨床試験3連勝を受け、業績予想・目標株価を上方修正。特にACE910は従来想定よりも早く普及すると想定。次のホープであるCIM331、SKY59でも開発が進展すれば、Avastinの特許満了が見込まれる2020年以降の成長も可能となる、「新薬のクリティカルマス」を達成すると指摘。
株式市場の焦点は、業績けん引薬の売上動向と特徴ある新薬の開発動向。また、資産効率の向上を図るために、株主還元策の向上も大きなテーマであるとした。
★9:16 東京エレク－続伸 19年度までに半導体製造用エッチング装置の生産能力2倍に
東京エレクトロン<8035.T>が続伸。19日付の日経新聞朝刊で、同社が2019年度までに半導体製造用のエッチング装置の生産能力を2倍に増強すると報じられた。
シリコンウエハーに溝や穴を掘るエッチング装置の市場は、半導体製造装置の市場全体を上回るペースで拡大する見通しだという。生産能力の増強で需要増に対応するとともにシェアの拡大をめざすとみられる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
東京エレクトロン<8035.T>が続伸。19日付の日経新聞朝刊で、同社が2019年度までに半導体製造用のエッチング装置の生産能力を2倍に増強すると報じられた。
シリコンウエハーに溝や穴を掘るエッチング装置の市場は、半導体製造装置の市場全体を上回るペースで拡大する見通しだという。生産能力の増強で需要増に対応するとともにシェアの拡大をめざすとみられる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
★9:19 住江織物－大和が目標株価引き上げ 今後はSTA社の収益性と新規商材の動向に注目
住江織物<3501.T>が4日ぶり反落。大和証券では、今後はSTA社の収益性と新規商材の動向に注目。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は230円→290円と引き上げた。
前17.5期は大和想定を上振れ、日本とアジアの販売が堅調に推移した。会社計画の今18.5期営業利益は28億円で、おおむね大和想定並み。会社は新中計を発表。自動車・車両内装を中心に2ケタ増益の見通し。
住江織物<3501.T>が4日ぶり反落。大和証券では、今後はSTA社の収益性と新規商材の動向に注目。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は230円→290円と引き上げた。
前17.5期は大和想定を上振れ、日本とアジアの販売が堅調に推移した。会社計画の今18.5期営業利益は28億円で、おおむね大和想定並み。会社は新中計を発表。自動車・車両内装を中心に2ケタ増益の見通し。
★9:21 東武住販－エースが新規「中立」 株価の割高感は感じられない
東武住販<3297.T>が3日続伸。エース経済研究所では、株価の割高感は感じられないとコメント。投資判断「中立」、目標株価1220円として、新規カバレッジを開始した。
前17.5期は前の期比14％増収の61億0800万円、同2％経常増益の5億3700万円、当期利益同7％増の3億7900万円と、会社計画を上回る7期連続増収増益で最高益を更新。今18.5期の会社計画は売上高65億円（前期比+6％）、経常利益6億0500万円（同+13％）、当期利益4億1100万円（同+8％）。販売件数391件（同＋6％）を想定。エースでは、売上高65億6000万円、経常利益6億1000万円、当期利益4億1500万円を予想。会社側は、耐震補強などによる原価率上昇の可能性があるとしているが、販売件数の想定はやや保守的と見ているとした。
東武住販<3297.T>が3日続伸。エース経済研究所では、株価の割高感は感じられないとコメント。投資判断「中立」、目標株価1220円として、新規カバレッジを開始した。
前17.5期は前の期比14％増収の61億0800万円、同2％経常増益の5億3700万円、当期利益同7％増の3億7900万円と、会社計画を上回る7期連続増収増益で最高益を更新。今18.5期の会社計画は売上高65億円（前期比+6％）、経常利益6億0500万円（同+13％）、当期利益4億1100万円（同+8％）。販売件数391件（同＋6％）を想定。エースでは、売上高65億6000万円、経常利益6億1000万円、当期利益4億1500万円を予想。会社側は、耐震補強などによる原価率上昇の可能性があるとしているが、販売件数の想定はやや保守的と見ているとした。
★9:22 トレイダーズー急騰 木質バイオマスガス化発電所「もがみまち里山発電所」売電開始
トレイダーズホールディングス<8704.T>が急騰。同社は18日に、子会社であるＺＥエナジーおよび持分法関連会社であるＺＥデザインが、山形県最上町に建設した木質バイオマスガス化発電所「もがみまち里山発電所」（1000kW）において、東北電力<9506.T>への売電を開始したと発表した。
今回、試運転および付帯追加工事などが終了し、売電体制が整ったため、ＺＥデザインが事業主体となる初の木質バイオマスガス化発電所として営業運転を開始した。今後20年間に渡り、経済産業省資源エネルギー庁が定める固定価格買取制度（FIT）に則り40円/kWでの売電を行っていくとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
トレイダーズホールディングス<8704.T>が急騰。同社は18日に、子会社であるＺＥエナジーおよび持分法関連会社であるＺＥデザインが、山形県最上町に建設した木質バイオマスガス化発電所「もがみまち里山発電所」（1000kW）において、東北電力<9506.T>への売電を開始したと発表した。
今回、試運転および付帯追加工事などが終了し、売電体制が整ったため、ＺＥデザインが事業主体となる初の木質バイオマスガス化発電所として営業運転を開始した。今後20年間に渡り、経済産業省資源エネルギー庁が定める固定価格買取制度（FIT）に則り40円/kWでの売電を行っていくとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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