前場コメント No.10 田辺三菱製薬、リクルート、三相電機、マニー、パイオニアなど
★9:51 三井住友-野村が目標株価引き下げ 新中期経営計画の着実な実現が待たれる
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が続落。野村証券では、新中期経営計画の着実な実現が待たれるとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は6200円→6100円と引き下げた。
今18.3期会社計画は、株式関係損益、与信関係費用などが保守的な想定にあることから、会社計画の達成には懸念はないとみられる。今回業績予想は、来19.3期以降は前回野村予想比総じて小幅に下方修正。非金利収益が従来の野村想定よりは弱めに推移をしている点を考慮。銀行単体、連結子会社において、中期的に一定の経費削減効果を織り込んだが、会社側の経費削減努力が野村想定を上回った場合、野村現行予想を親会社株主利益で上ぶれる可能性があると指摘。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が続落。野村証券では、新中期経営計画の着実な実現が待たれるとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は6200円→6100円と引き下げた。
今18.3期会社計画は、株式関係損益、与信関係費用などが保守的な想定にあることから、会社計画の達成には懸念はないとみられる。今回業績予想は、来19.3期以降は前回野村予想比総じて小幅に下方修正。非金利収益が従来の野村想定よりは弱めに推移をしている点を考慮。銀行単体、連結子会社において、中期的に一定の経費削減効果を織り込んだが、会社側の経費削減努力が野村想定を上回った場合、野村現行予想を親会社株主利益で上ぶれる可能性があると指摘。
★9:54 田辺三菱-底堅い 国内ワクチン販売を19年度までに25%増へ
田辺三菱製薬<4508.T>が底堅い。19日付の日経新聞朝刊で、同社が国内のワクチン販売を2019年度までに、16年度比25%増の500億円に増やすと報じられた。
ワクチン大手の阪大微生物病研究会(BIKEN財団、大阪府吹田市)と5月に設立した共同出資会社で、水痘ワクチンなどの生産体制を整えるという。主力の医療用医薬品は後発医薬品との競争が激しいことから、参入障壁の高い分野で安定収益を稼ぐ体制を整えるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
田辺三菱製薬<4508.T>が底堅い。19日付の日経新聞朝刊で、同社が国内のワクチン販売を2019年度までに、16年度比25%増の500億円に増やすと報じられた。
ワクチン大手の阪大微生物病研究会(BIKEN財団、大阪府吹田市)と5月に設立した共同出資会社で、水痘ワクチンなどの生産体制を整えるという。主力の医療用医薬品は後発医薬品との競争が激しいことから、参入障壁の高い分野で安定収益を稼ぐ体制を整えるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
★9:57 リクルートとJAL-堅調 野村では「2017年秋の日経平均定期入れ替え」で新規採用予想
リクルートホールディングス<6098.T>、日本航空<9201.T>が堅調。野村証券のレポート「日本株インデックスリバランス~2017年秋の日経平均定期入れ替え予想」において、この2社の新規採用を予想するとしており、材料視されているもよう。見直し内容は9月上旬に公表され、10月第1営業日に実際に指数に反映される見込み。なお、除外候補の予想は明電舎<6508.T>、北越紀州製紙<3865.T>。
リクルートホールディングス<6098.T>、日本航空<9201.T>が堅調。野村証券のレポート「日本株インデックスリバランス~2017年秋の日経平均定期入れ替え予想」において、この2社の新規採用を予想するとしており、材料視されているもよう。見直し内容は9月上旬に公表され、10月第1営業日に実際に指数に反映される見込み。なお、除外候補の予想は明電舎<6508.T>、北越紀州製紙<3865.T>。
★9:58 三相電機ー大幅に3日続伸 新製品として気体溶解装置開発 陸上養殖の酸素使用量を削減
三相電機<6518.T>が大幅に3日続伸。同社は18日に、新製品として陸上養殖における酸素使用量を大幅に削減可能な気体溶解装置を開発したと発表した。
この気体溶解装置は、同社マイクロバブル技術を応用した独自の方法にて、気体を液体に効率よく溶かし込む装置であり、陸上養殖における酸素使用量削減ニーズから誕生したという。また、大学や公共機関などとの共同研究において、養殖におけるストレスをコントロールすることにより、生存率の向上や成長期間の短縮など、様々な研究成果が確認されているとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
三相電機<6518.T>が大幅に3日続伸。同社は18日に、新製品として陸上養殖における酸素使用量を大幅に削減可能な気体溶解装置を開発したと発表した。
この気体溶解装置は、同社マイクロバブル技術を応用した独自の方法にて、気体を液体に効率よく溶かし込む装置であり、陸上養殖における酸素使用量削減ニーズから誕生したという。また、大学や公共機関などとの共同研究において、養殖におけるストレスをコントロールすることにより、生存率の向上や成長期間の短縮など、様々な研究成果が確認されているとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:01 マニー-TIWが「2」継続 18.8期は1ケタの小幅増収増益を予想
マニー<7730.T>が5日続落。投資情報会社のTIWでは、来18.8期は1ケタの小幅増収増益を予想。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
3Q業績の低迷で通期営業利益に未達懸念が高まっているが、アイレス針の生産移管が一時的に遅れたことが主因であり、製品の競争力に変化はないと判断。来期は生産移管によるコスト削減効果が見込まれる。ただし、現在株価に割安感がないことから「中立」判断を据え置くとした。
マニー<7730.T>が5日続落。投資情報会社のTIWでは、来18.8期は1ケタの小幅増収増益を予想。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
3Q業績の低迷で通期営業利益に未達懸念が高まっているが、アイレス針の生産移管が一時的に遅れたことが主因であり、製品の競争力に変化はないと判断。来期は生産移管によるコスト削減効果が見込まれる。ただし、現在株価に割安感がないことから「中立」判断を据え置くとした。
★10:05 パイオニア-SMBC日興が目標株価引き下げ OEM向けビジネスの立ち上がりに注目
パイオニア<6773.T>が小動き。SMBC日興証券では、21.3期以降、OEM(相手先ブランドでの製造)向けビジネスの立ち上がり度合いに注目。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は200円→180円と引き下げた。
業績見通しの修正などを踏まえ、目標株価を引き下げ。既存事業と新規事業で先行研究開発投資が拡大傾向にあり、収益力の改善には時間を要すると考えられ、当面は市販ビジネスの成否が業績を左右する見込み。
一方、中期の先行投資の成否は、既存事業ではOEM向けビジネスの立ち上がり度合い、新規事業ではHEREとの提携の進ちょくと3D-LiDARの立ち上げが期待される。7月10日付け日本経済新聞で独BoschがLiDARの量産化を目指すことが報じられるなど、競争環境はダイナミックに変化している。同社としても、新規事業の価値最大化のスピードを加速することが期待されるとした。
パイオニア<6773.T>が小動き。SMBC日興証券では、21.3期以降、OEM(相手先ブランドでの製造)向けビジネスの立ち上がり度合いに注目。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は200円→180円と引き下げた。
業績見通しの修正などを踏まえ、目標株価を引き下げ。既存事業と新規事業で先行研究開発投資が拡大傾向にあり、収益力の改善には時間を要すると考えられ、当面は市販ビジネスの成否が業績を左右する見込み。
一方、中期の先行投資の成否は、既存事業ではOEM向けビジネスの立ち上がり度合い、新規事業ではHEREとの提携の進ちょくと3D-LiDARの立ち上げが期待される。7月10日付け日本経済新聞で独BoschがLiDARの量産化を目指すことが報じられるなど、競争環境はダイナミックに変化している。同社としても、新規事業の価値最大化のスピードを加速することが期待されるとした。
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