UKCHDー急落 UKC香港における資産の評価に関する疑義 190億円程度の損失計上想定
UKCホールディングス<3156.T>が急落。同社は18日に、連結子会社であるUKC香港における前渡金などの資産の評価に関する疑義について、現段階での第三者委員会からの情報や中国における物上担保の精査内容などを踏まえると、全体として190億円程度の損失計上が想定されると発表した。
具体的には、1.特定取引先への前渡金に係る回収可能性の懸念が約40億円、2.売掛金などの回収可能性の懸念が約20億円、3.Quatius Limitedの1億ドルの転換社債について、相殺対象となった売掛金の回収可能性に懸念があり、さらには当該転換社債に付されている物上担保(約65億円)の権利行使の実効性にも疑義が生じていることに伴う当該転換社債の引受処理に係る損失計上の懸念が約100億円、4.UKC香港における上記1と類似した取引に係る前渡金、売掛金の回収可能性の懸念が約30億円となっている。
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