後場コメント No.2 デンソー、東京ガス、グリー、松井証券、キリンＨＤなど
★12:44 デンソー－ＣＳが目標株価引き下げ 計画過達の確度は高い
デンソー<6902.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、計画過達の確度は高いとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は5350円→5150円と引き下げた。
今18.3期はトップラインの上振れにより計画過達の確度が高い。自動車全需を1％程度上回る伸び率にとどまる同社の売上見通しは保守的に映る。これまでのセット単価の上昇基調を考えれば、上振れる公算が大きい。これにより、営業利益も同社計画を上回る確度が高いと考えるとした。
想定通り、先行費用はようやくピークアウトする見通し。また、前期の一過性影響の解消益も期待される。製品構成他に含まれるその他費用や、素材費影響も上振れ要因として残る。ファンダメンタルズの改善が進み、収益の安定成長が続くことで、自社株買いを通じた余剰キャッシュの株主還元が当面続く見通し。株価バリュエーションを見た場合、過去平均に対して妥当水準にあり、投資魅力は限られると判断。
デンソー<6902.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、計画過達の確度は高いとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は5350円→5150円と引き下げた。
今18.3期はトップラインの上振れにより計画過達の確度が高い。自動車全需を1％程度上回る伸び率にとどまる同社の売上見通しは保守的に映る。これまでのセット単価の上昇基調を考えれば、上振れる公算が大きい。これにより、営業利益も同社計画を上回る確度が高いと考えるとした。
想定通り、先行費用はようやくピークアウトする見通し。また、前期の一過性影響の解消益も期待される。製品構成他に含まれるその他費用や、素材費影響も上振れ要因として残る。ファンダメンタルズの改善が進み、収益の安定成長が続くことで、自社株買いを通じた余剰キャッシュの株主還元が当面続く見通し。株価バリュエーションを見た場合、過去平均に対して妥当水準にあり、投資魅力は限られると判断。
★12:47 東京ガス－3日ぶり反発 小規模工場向けにLNG貯蔵・気化設備を開発
東京ガス<9531.T>が3日ぶり反発。20日付の日経産業新聞で、同社グループが小規模工場向けに新たな液化天然ガス（LNG）貯蔵・気化設備を開発したと報じられた。
各設備を一体化したことで設置や輸送が容易になったうえ、設備工事費を含む投資額も従来型に比べて2～3割程度低減できるという。投資コストが抑えられるため、これまで重油など別の燃料を使っていた工場に設備の導入とガスへの燃料転換を促すとされる。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
東京ガス<9531.T>が3日ぶり反発。20日付の日経産業新聞で、同社グループが小規模工場向けに新たな液化天然ガス（LNG）貯蔵・気化設備を開発したと報じられた。
各設備を一体化したことで設置や輸送が容易になったうえ、設備工事費を含む投資額も従来型に比べて2～3割程度低減できるという。投資コストが抑えられるため、これまで重油など別の燃料を使っていた工場に設備の導入とガスへの燃料転換を促すとされる。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:50 グリーー続伸 恋愛パズルRPG「ライブラリークロスインフィニット」事前登録開始
グリー<3632.T>が続伸。20日に、同社のアプリ開発スタジオのWright Flyer Studiosは、2017年配信予定のスマホ向けゲーム「LibraryCross∞（ライブラリークロスインフィニット）」の事前登録を開始したと発表した。同ゲームは、オトメイト作品オールスター出演の恋愛パズルRPGという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
グリー<3632.T>が続伸。20日に、同社のアプリ開発スタジオのWright Flyer Studiosは、2017年配信予定のスマホ向けゲーム「LibraryCross∞（ライブラリークロスインフィニット）」の事前登録を開始したと発表した。同ゲームは、オトメイト作品オールスター出演の恋愛パズルRPGという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:53 マネックスＧ－ＣＳが目標株価引き上げ ROEは回復途上も株価は高い
マネックスグループ<8698.T>が変わらずを挟んで3日続伸。クレディ・スイス証券では、ROEは回復途上も株価は高いとみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は210円→240円と引き上げた。
6月までの月次データ、市場データを背景に、業績予想を上方修正。日本の新基幹システムへの移行が完了し、固定費は減少する見通し。ただし、ROEは14.3期に12.9％を確保して以降、低水準が続き、インターネット以外の証券会社と比較しても低い方に属する。日米での収益力上昇が必要と判断。米国金利の上昇は金融収益にポジティブに働く要素があり、米金利の上昇で株価が上昇する場面がある。だが、米国での金融収益は一部固定されているため、金利上昇をフルに享受できるわけではないと指摘。
マネックスグループ<8698.T>が変わらずを挟んで3日続伸。クレディ・スイス証券では、ROEは回復途上も株価は高いとみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は210円→240円と引き上げた。
6月までの月次データ、市場データを背景に、業績予想を上方修正。日本の新基幹システムへの移行が完了し、固定費は減少する見通し。ただし、ROEは14.3期に12.9％を確保して以降、低水準が続き、インターネット以外の証券会社と比較しても低い方に属する。日米での収益力上昇が必要と判断。米国金利の上昇は金融収益にポジティブに働く要素があり、米金利の上昇で株価が上昇する場面がある。だが、米国での金融収益は一部固定されているため、金利上昇をフルに享受できるわけではないと指摘。
★12:58 松井証券－ＣＳが目標株価引き下げ ディフェンシブ銘柄の位置づけに変化なし
松井証券<8628.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、ディフェンシブ銘柄の位置づけに変化なしとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は905円→890円と引き下げた。
6月まで開示された月次データと市場データを背景に、業績予想を下方修正。同社の配当利回りは4～6％の水準で非常に高い。配当性向60％以上100％以下かつDOE7％以上の方針で、配当水準は安定している。証券セクターの中では株価は安定しており、ディフェンシブ銘柄の位置づけ。創業100周年（18年5月）で予想される記念配当は、今18.3期ではなく来19.3期となる見通しであるが、株価を支える材料になっていると指摘。
松井証券<8628.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、ディフェンシブ銘柄の位置づけに変化なしとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は905円→890円と引き下げた。
6月まで開示された月次データと市場データを背景に、業績予想を下方修正。同社の配当利回りは4～6％の水準で非常に高い。配当性向60％以上100％以下かつDOE7％以上の方針で、配当水準は安定している。証券セクターの中では株価は安定しており、ディフェンシブ銘柄の位置づけ。創業100周年（18年5月）で予想される記念配当は、今18.3期ではなく来19.3期となる見通しであるが、株価を支える材料になっていると指摘。
★13:00 キリンＨＤ－5日続伸 「キリン生茶」の年間販売目標を上方修正
キリンホールディングス<2503.T>が5日続伸。同社傘下のキリンビバレッジ（品川区）が、「キリン生茶」の年間販売目標2840万ケース（前年比108％）を、2920万ケース（前年比111％）に上方修正すると発表した。これは、昨年実績（2620万ケース、前年比144％）よりも300万ケース上回る目標だという。
キリンホールディングス<2503.T>が5日続伸。同社傘下のキリンビバレッジ（品川区）が、「キリン生茶」の年間販売目標2840万ケース（前年比108％）を、2920万ケース（前年比111％）に上方修正すると発表した。これは、昨年実績（2620万ケース、前年比144％）よりも300万ケース上回る目標だという。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
