神栄ー後場マイナス転換 子会社の神栄(上海)において不正な取引行為が判明

2017/07/20(木) 14:13
 神栄<3004.T>が後場マイナス転換。同社は20日14時に、子会社である神栄(上海)において、不正な取引行為が判明したと発表した。  神栄(上海)において、2015年以降、取引拡大中であった取引先との間に発生した滞留債権を隠ぺいするため、同取引先およびその関連先と繰り返し実体の伴わない仕入れおよび売り上げを架空計上するという不正な取引行為が行われたという。 現時点までに調査では、16.3期および17.3期の2年間において、売上高約6億円、売上原価約5億8000万円、売上総利益2000万円の架空計上があったと推定されるとしている。また、不正に関与したとみられる同社グループの2017年6月末時点の債権額は約3億3000万円、当該取引先から仕入れた在庫は約5000万円となっており、債権の回収可能性、在庫の実在性の有無など精査しているとした。
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