大王製紙-大幅安 1Qは8割営業減益との観測 原料価格上昇で段ボール採算悪化
大王製紙<3880.T>が大幅安。25日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は前年同期比8割減の10億円程度にとどまったようだと報じられた。
原料に使う古紙の価格が上昇し、段ボールの採算が悪化したという。為替の円安で原材料の輸入コストも膨らんだとされる。原材料高を受けて値上げに取り組んだが紙製品の需要は鈍く、顧客に浸透しなかったほか、成長事業と位置付ける中国の紙おむつ事業も赤字に転落したもよう。また、この軟調な1Q業績を踏まえ、上期計画を引き下げる可能性があるとしている。
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