前場コメント No.9 サンウッド、コーナン商事、ミネベアミツミ、塩野義製薬、パルステックなど
★9:34 サンウッド－急落 1Q営業赤字縮小も赤字継続 賃貸事業における減価償却費の増加で
サンウッド<8903.T>が急落。同社は24日に、18.3期の1Q（4-6月）の営業損益は1.6億円の赤字（前年同期は2.5億円の赤字）だったと発表した。賃貸事業において、開発前の一棟収益物件を前期末に固定資産へ振り替えたことにより、賃貸原価となる減価償却費が増加した。これにより同事業が減益となったことなどが響いた。
サンウッド<8903.T>が急落。同社は24日に、18.3期の1Q（4-6月）の営業損益は1.6億円の赤字（前年同期は2.5億円の赤字）だったと発表した。賃貸事業において、開発前の一棟収益物件を前期末に固定資産へ振り替えたことにより、賃貸原価となる減価償却費が増加した。これにより同事業が減益となったことなどが響いた。
★9:36 コーナン商事－岩井コスモが目標株価引き下げ 既存店売上動向しだいで今後水準訂正も
コーナン商事<7516.T>が4日ぶり反落。岩井コスモ証券では、既存店売上動向しだいで今後水準訂正もあるとみて、投資判断「B+」を継続した。目標株価は2400円→2300円と引き下げた。
今18.2期の立ち上がりである第1四半期は、季節商品の販売不振や販売競争激化などで営業減益となった。既存店回復（6月売上高：前年同月比プラスに）やM&A（合併・買収）効果で、通期では増収・営業増益を期待。会社では、来年度から始まる次期中計では関東地区のドミナント強化で、さらなる収益増を図る考え。株価指標面では割安と指摘した。
コーナン商事<7516.T>が4日ぶり反落。岩井コスモ証券では、既存店売上動向しだいで今後水準訂正もあるとみて、投資判断「B+」を継続した。目標株価は2400円→2300円と引き下げた。
今18.2期の立ち上がりである第1四半期は、季節商品の販売不振や販売競争激化などで営業減益となった。既存店回復（6月売上高：前年同月比プラスに）やM&A（合併・買収）効果で、通期では増収・営業増益を期待。会社では、来年度から始まる次期中計では関東地区のドミナント強化で、さらなる収益増を図る考え。株価指標面では割安と指摘した。
★9:41 ミネベアミツミ－野村が目標株価引き上げ Switch・OIS・液晶BLUを中心に増額修正
ミネベアミツミ<6479.T>が続落。野村証券では、Switch、OIS、液晶BLUを中心に増額修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1630円→1900円と引き上げた。
任天堂（7974）「Switch」の販売好調、OISの収益性改善、今18.3期のスマホ向け液晶BLUのシェア上昇、以上3点を反映して業績予想を上方修正。中でも、旧ミツミ電機単独では、歩留まり改善が難しかったOISの収益性改善は、同社によるPMI（買収後統合シナジー）成果であり、前向きに評価しているとした。
ミツミ事業の業績が想定以上に好転していることをポジティブ視。ただし、バリュエーション面の割安感に乏しいことから、「Neutral」判断は据え置いたとしている。
ミネベアミツミ<6479.T>が続落。野村証券では、Switch、OIS、液晶BLUを中心に増額修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1630円→1900円と引き上げた。
任天堂（7974）「Switch」の販売好調、OISの収益性改善、今18.3期のスマホ向け液晶BLUのシェア上昇、以上3点を反映して業績予想を上方修正。中でも、旧ミツミ電機単独では、歩留まり改善が難しかったOISの収益性改善は、同社によるPMI（買収後統合シナジー）成果であり、前向きに評価しているとした。
ミツミ事業の業績が想定以上に好転していることをポジティブ視。ただし、バリュエーション面の割安感に乏しいことから、「Neutral」判断は据え置いたとしている。
★9:45 塩野義製薬－野村が目標株価引き上げ S-033188の成功と英ポンド高円安を反映
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。野村証券では、S-033188の成功と英ポンド高円安を反映させ、レーティング「Buy」を継続、目標株価を9000円→9500円と引き上げた。
S-033188の成功確率を50％→75％に引き上げ、業績予想を上方修正。症状改善に要する時間はTamifluに対して優越性を示せなかったことが問題視される可能性はあるが、医学的には炎症反応（鼻づまり、喉の痛み、発熱、関節痛）の改善よりも、ウイルス増殖を抑えることが重要。Tamifluに比較して副作用も少ない。S-033188はTamifluに変わるインフルエンザ治療薬の第一選択薬になると注目。日本では年内申請へと進む。欧米のハイリスク患者のPhase3試験も患者登録は40％に達していることから、順調に進ちょく。場合によっては、今回のPhase3試験だけで承認の可能性もあるとした。
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。野村証券では、S-033188の成功と英ポンド高円安を反映させ、レーティング「Buy」を継続、目標株価を9000円→9500円と引き上げた。
S-033188の成功確率を50％→75％に引き上げ、業績予想を上方修正。症状改善に要する時間はTamifluに対して優越性を示せなかったことが問題視される可能性はあるが、医学的には炎症反応（鼻づまり、喉の痛み、発熱、関節痛）の改善よりも、ウイルス増殖を抑えることが重要。Tamifluに比較して副作用も少ない。S-033188はTamifluに変わるインフルエンザ治療薬の第一選択薬になると注目。日本では年内申請へと進む。欧米のハイリスク患者のPhase3試験も患者登録は40％に達していることから、順調に進ちょく。場合によっては、今回のPhase3試験だけで承認の可能性もあるとした。
★9:49 塩野義製薬－3日ぶり反発 S-033188が第3相臨床試験において主要目的達成
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。同社は24日に、創製した新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬S-033188について、リスク要因を持たない健常のインフルエンザ患者を対象とした第3相臨床試験において主要目的を達成したと発表した。
S-033188は、既存のノイラミニダーゼ阻害薬とは異なるメカニズムによりインフルエンザウイルスの増殖を抑制し、経口による錠剤の1回のみの服用でインフルエンザウイルス感染症の治療完結が期待される新規化合物という。国内においては、今回の試験結果を基に2017年度中に製造販売承認申請を行う予定としている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。同社は24日に、創製した新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬S-033188について、リスク要因を持たない健常のインフルエンザ患者を対象とした第3相臨床試験において主要目的を達成したと発表した。
S-033188は、既存のノイラミニダーゼ阻害薬とは異なるメカニズムによりインフルエンザウイルスの増殖を抑制し、経口による錠剤の1回のみの服用でインフルエンザウイルス感染症の治療完結が期待される新規化合物という。国内においては、今回の試験結果を基に2017年度中に製造販売承認申請を行う予定としている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:51 パルステック－ストップ高 新東工業とショットピーニング分野で業務提携
パルステック工業<6894.T>がストップ高。25日付の日刊工業新聞で、同社が新東工業<6339.T>と、投射材を打ち付けて強度を高めるショットピーニング分野で業務提携したと報じられた。
X線測定機能を持たせたショットピーニング装置「ISPX-S型」を共同開発し、発売したという。加工前にX線測定することで、加工条件を修正して要求通りの品質を出せるとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが殺到している。
パルステック工業<6894.T>がストップ高。25日付の日刊工業新聞で、同社が新東工業<6339.T>と、投射材を打ち付けて強度を高めるショットピーニング分野で業務提携したと報じられた。
X線測定機能を持たせたショットピーニング装置「ISPX-S型」を共同開発し、発売したという。加工前にX線測定することで、加工条件を修正して要求通りの品質を出せるとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが殺到している。
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