前場コメント No.11 テラ、ミネベアミツミ、エリアリンク、レントラックス、エンプラスなど

2017/07/25(火) 11:31
★10:00  テラ-大幅に3日ぶり反発 国際戦略総合特別区域計画の認定に伴う「指定法人」に指定
 テラ<2191.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は24日に、子会社であるテラファーマ(東京都新宿区)が、国際戦略総合特別区域(京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区)の計画変更が内閣府により認定されたことに伴い、7月11日付けで神奈川県より「指定法人」として指定されたと発表した。
 「指定法人」として指定されたことにより、テラファーマが設備などを取得してその事業の用に供した場合に、特別償却または税額控除が受けられるという。テラファーマは、今後、この特区を最大限活かしながら、日本初のがん治療用樹状細胞ワクチンの、2022年内の承認申請を目指すとしている。

★10:05  ミネベアミツミ-CSが目標株価引き下げ ボールベアリングやゲーム関連の見方不変
 ミネベアミツミ<6479.T>が続落。クレディ・スイス証券では、HDD回復の弱さから業績予想を調整も、ボールベアリング、ゲーム関連に対する見方は不変とし、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は2250円→2220円と引き下げた。
 足元でのHDD生産の7~9月にかけての回復の弱さを反映するとしたが、全社業績に対する影響は軽微。自動車向けを中心としたボールベアリングの成長加速、ゲーム関連での業績上乗せ期待は変わらず。足元の回復の弱さに鑑み、HDD生産台数前提を今18.3期397百万台(従来411百万台)、来19.3期378百万台(同396百万台)、20.3期374百万台(同832百万台)へ変更。

★10:11  エリアリンク-反発 通期営業益を上方修正 上期不動産流動化など順調
 エリアリンク<8914.T>が反発。同社は24日、17.12期通期の営業利益予想を従来の22.5億円から23.5億円(前期比21.7%増)へと引き上げると発表した。
 上期で、不動産運用サービス事業でのストレージ流動化(受注による出店)、および不動産再生・流動化サービス事業での底地の販売が通期計画に対して順調かつ前倒しで進ちょくしているという。

★10:11  レントラックス-急落 6月連結ベース売上高4%増 2カ月連続で伸び率は1ケタに
 レントラックス<6045.T>が急落。同社は24日、6月の連結ベースの売上高は6億6200万円、前年同月比4.4%増だったと発表した。2カ月連続で伸び率は1ケタとなった。成果報酬型広告サービス事業におけるパートナーサイト運営者数は2万1432名で、前月比395名の増加となった。

★10:15  エンプラス-いちよしがフェアバリュー引き上げ 収益源多様化の方向性が見えつつある
 エンプラス<6961.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、半導体ソケット好調に加え、収益源多様化の方向性が見えつつあると判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは3500円→5000円と引き上げた。
 今18.3期1Q(4~6月)決算の内容を踏まえて、いちよしの業績予想を上方修正。液晶テレビ向け光拡散レンズを中心にオプト事業の低迷は続いているが、半導体機器事業が想定以上に好調であることに加え、バイオ関連事業や光通信関連事業についても収益貢献に向けた具体性が高まっていることを考慮。バイオ関連事業や光通信関連事業も収益貢献への具体性が高まっていると指摘。

★10:22  さくらインターネット-3日ぶり反落 1Qは61%営業減益 エンジニア増員で人件費膨らむ
 さくらインターネット<3778.T>が3日ぶり反落。同社は24日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が1.1億円(前年同期比60.7%減)だったと発表した。
 エンジニア増員による人件費の増加や、データセンター増床とサービス機材増加に伴う経費の増加、成長のための先行投資などが響いた。


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