前場コメント No.12 平和不動産リート、ケアサービス、安川電機、セブン銀行、信越ポリマーなど
★10:20 平和不動産リート-野村が目標株価引き下げ オフィス空室期間の低下に注目
平和不動産リート投資法人<8966.T>が続伸。野村証券では、オフィス空室期間の低下と物件入れ替えの有無に注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は11.80万円→10.60万円と引き下げた。
17.5期のポートフォリオ平均NOI利回り(簿価ベース)および償却後NOI利回り(同)は各5.26%(前期比+0.12%pt)、4.07%(同+0.13%pt)と3期連続で向上。主な要因はオフィス2物件の入れ替えと住宅2物件の新規取得および主にオフィスの内部成長寄与によるもの。17.5期のオフィスポートフォリオの期中稼働率は99.5%と高く、また、平均賃料単価も前期比+0.4%と継続して伸長。17.11期の会社予想の期中平均稼働率は99.55%、18.5期は98.34%で若干下がる見通し。すでに高い稼働率だが、1テナント当たりの面積が小さく入れ替え時の影響が小さいうえ、オフィス空室期間が短縮傾向であり、18年の東京圏オフィス大量供給の影響は軽微と考え、野村では99%半ばを予想。平均賃料単価も上昇する想定。住宅は堅調も、季節性(反感)を鑑みて若干のプラス寄与、金利は低下余地あるが軽微にとどまると予想。
平和不動産リート投資法人<8966.T>が続伸。野村証券では、オフィス空室期間の低下と物件入れ替えの有無に注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は11.80万円→10.60万円と引き下げた。
17.5期のポートフォリオ平均NOI利回り(簿価ベース)および償却後NOI利回り(同)は各5.26%(前期比+0.12%pt)、4.07%(同+0.13%pt)と3期連続で向上。主な要因はオフィス2物件の入れ替えと住宅2物件の新規取得および主にオフィスの内部成長寄与によるもの。17.5期のオフィスポートフォリオの期中稼働率は99.5%と高く、また、平均賃料単価も前期比+0.4%と継続して伸長。17.11期の会社予想の期中平均稼働率は99.55%、18.5期は98.34%で若干下がる見通し。すでに高い稼働率だが、1テナント当たりの面積が小さく入れ替え時の影響が小さいうえ、オフィス空室期間が短縮傾向であり、18年の東京圏オフィス大量供給の影響は軽微と考え、野村では99%半ばを予想。平均賃料単価も上昇する想定。住宅は堅調も、季節性(反感)を鑑みて若干のプラス寄与、金利は低下余地あるが軽微にとどまると予想。
★10:30 ケアサービス-大幅に5日続伸 北京における合弁会社の設立手続き完了 8月設立へ
ケアサービス<2425.T>が大幅に5日続伸。同社は24日に、中国北京における合弁会社(特定子会社)の設立手続きが完了したと発表した。合弁会社の設立は2017年8月8日としている。合弁会社では、まず訪問入浴のフランチャイズ本部として介護事業を開始するという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ケアサービス<2425.T>が大幅に5日続伸。同社は24日に、中国北京における合弁会社(特定子会社)の設立手続きが完了したと発表した。合弁会社の設立は2017年8月8日としている。合弁会社では、まず訪問入浴のフランチャイズ本部として介護事業を開始するという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:31 安川電機-7日続伸 需要/利益創出力ともに想定以上 「買い」強調
安川電機<6506.T>が変わらずを挟んで7日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、需要/利益創出力ともに想定以上と判断。投資判断「買い」を強調、目標株価を2900円→3400円と引き上げた。
1Q/通期計画営業利益は市場で最も強気なGS予想を3割/2割上回るポジティブ・サプライズ。需要は強気な見方をしていたGS想定以上に好調で、安川の中国事業の利益創出力もまた想定を大きく上回る水準。決算実績および新計画、同社が示した受注見通しなどをGS予想に反映、今18.2期~20.2期GS予想営業利益を従来比+31%/+19%/+24%引き上げ、550億円/590億円/630億円へ変更。需要の持続性や強い利益創出力が明らかとなったことから、今後市場予想は徐々に浮揚する見通し。
安川電機<6506.T>が変わらずを挟んで7日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、需要/利益創出力ともに想定以上と判断。投資判断「買い」を強調、目標株価を2900円→3400円と引き上げた。
1Q/通期計画営業利益は市場で最も強気なGS予想を3割/2割上回るポジティブ・サプライズ。需要は強気な見方をしていたGS想定以上に好調で、安川の中国事業の利益創出力もまた想定を大きく上回る水準。決算実績および新計画、同社が示した受注見通しなどをGS予想に反映、今18.2期~20.2期GS予想営業利益を従来比+31%/+19%/+24%引き上げ、550億円/590億円/630億円へ変更。需要の持続性や強い利益創出力が明らかとなったことから、今後市場予想は徐々に浮揚する見通し。
★10:41 セブン銀行-MSMUFGが新規「EW」 キャッシュレス社会でもATMはなくならない
セブン銀行<8410.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、キャッシュレス社会でもATMはなくならないと判断。投資判断「Equal-weight」、目標株価460円として、新規カバレッジを開始した。
ATMが誕生して52年。ATMの役割、使われ方は大きく変化してきた。現在地域ごとでもATMの位置づけは異なる。その多様性を踏まえてATMインフラを核としながらも、セブン銀の業務構成は変化していくと予想。
投資上のポイントは3点。(1)今後3年は大きな変化への過渡期。日本の金融サービスのデジタル化進展にあわせて国内ビジネスが進化、米国を中心とする海外ATMは今後5~10年の成長ドライバーとなり得る。海外事業の成長が中長期の成長を支えることができるかが注目点。(2)セブン&アイグループが金融サービスを収益源とする取り組み本気となった場合、同社も恩恵を受ける。(3)金融インフラ株として金融ポートフォリオのリスク分散に適した株。
セブン銀行<8410.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、キャッシュレス社会でもATMはなくならないと判断。投資判断「Equal-weight」、目標株価460円として、新規カバレッジを開始した。
ATMが誕生して52年。ATMの役割、使われ方は大きく変化してきた。現在地域ごとでもATMの位置づけは異なる。その多様性を踏まえてATMインフラを核としながらも、セブン銀の業務構成は変化していくと予想。
投資上のポイントは3点。(1)今後3年は大きな変化への過渡期。日本の金融サービスのデジタル化進展にあわせて国内ビジネスが進化、米国を中心とする海外ATMは今後5~10年の成長ドライバーとなり得る。海外事業の成長が中長期の成長を支えることができるかが注目点。(2)セブン&アイグループが金融サービスを収益源とする取り組み本気となった場合、同社も恩恵を受ける。(3)金融インフラ株として金融ポートフォリオのリスク分散に適した株。
★10:45 信越ポリマー-大幅に4日続伸 今期営業益18%増見込む 1Qは2%増益着地
信越ポリマー<7970.T>が大幅に4日続伸。同社は24日に、これまで未定としていた18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比17.9%増)と発表した。主力成長製品および新製品の拡販に注力した営業活動を国内外で継続的に展開するとともに、事業環境の変化に即した効率的な事業運営を推進するとしている。なお、市場コンセンサスは63.5億円となっている。
併せて発表した、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.8億円(前年同期比2.3%増)だった。電子デバイス事業が、自動車関連入力デバイスを中心に順調な出荷が続いたことにより、大幅な増益となったことなどが寄与した。
信越ポリマー<7970.T>が大幅に4日続伸。同社は24日に、これまで未定としていた18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比17.9%増)と発表した。主力成長製品および新製品の拡販に注力した営業活動を国内外で継続的に展開するとともに、事業環境の変化に即した効率的な事業運営を推進するとしている。なお、市場コンセンサスは63.5億円となっている。
併せて発表した、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.8億円(前年同期比2.3%増)だった。電子デバイス事業が、自動車関連入力デバイスを中心に順調な出荷が続いたことにより、大幅な増益となったことなどが寄与した。
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