後場コメント No.1 メイテック、アステラス、日立金属、豊田自動織機、東光高岳など

2017/07/28(金) 15:00
★12:30  メイテック-いちよしがフェアバリュー引き上げ 新人の順調な配属で単体の稼働率が上昇
 メイテック<9744.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、新人の順調な配属で単体の稼働率が上昇していると判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは4300円→5000円と引き上げた。
 今18.3期1Q(4~6月)連結業績は売上高227億円(前年同期比4%増)、営業利益27.5億円(同15%増)。収益性の低かった子会社アポロ技研の売却(16年12月)やメイテック単体の稼働率の改善などで、総利益率が26.2%(同0.8ポイント増)へ上昇した。また、システム費用のずれ込みなどもあり、営業利益は2ケタ増益。いちよし予想(売上高223億円、営業利益24億円)を上回る順調なスタートとなり、今18.3期以降の業績予想を上方修正。

★12:32  アステラス-後場上げ幅拡大 1Qは53%営業減益 自社株買いも発表
 アステラス製薬<4503.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日前引け後、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が435億円(前年同期比53.1%減)だったと発表した。
 昨年4月に行われたグローバル皮膚科事業の譲渡および今年4月に行われた日本での長期収載品の譲渡などの影響で、減収となった。
 併せて、上限5000万株・700億円の自己株取得枠を設定すると発表した。

★12:32  アステラス-後場上げ幅拡大 上限5000万株・700億円の自己株取得枠を設定
 アステラス製薬<4503.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日前引け後、上限5000万株・700億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月31日~10月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.42%。

★12:33  NSSOL-後場売り気配 1Qは小幅営業減益 採用教育・営業力強化で販管費増加
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が後場売り気配。同社は28日前引け後、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が46.0億円(前年同期比0.3%減)だったと発表した。採用教育および営業力強化などで販管費が増加した。

★12:33  日立金属-野村が目標株価引き上げ 外部環境は追い風だが課題残る
 日立金属<5486.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、外部環境は追い風だが課題が残るとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1530円→1605円と引き上げた。
 4~6月期決算では営業利益が171億円となり、QUICKコンセンサス184億円にやや届かなかった。課題であったガソリンターボチャージャ用の耐熱鋳鋼(ハーキュナイト)の歩留まり問題で、改善が再度後ずれする見通しが示されたほか、主に変圧器に使用される軟磁性材料(アモルファス金属)やアルミホイールなども低迷していた点がやや気がかり。電線材料事業の好調や持ち分法投資損益の改善もあり、税前利益予想に変更はなく、目標株価を引き上げ。
 ただし、直近で株価が上昇しており、株式市場では特殊鋼や磁性材料の需要回復による収益改善期待が織り込まれていたと考えられる。この期待値に対してはもの足りない内容で、ごく短期的には株価は軟調な推移が予想されるとした。

★12:34  豊田自動織機-後場マイナス転換 1Q営業益53%増も材料出尽くしで
 豊田自動織機<6201.T>が後場マイナス転換。同社は28日11時40分に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は442億円(前年同期比52.6%増)だったと発表した。
 産業車両において、主力のフォークリフトトラックの販売台数が日本・欧州などで増加した。また、原価改善活動を推進したことや円安も寄与した。上期の会社計画720億円に対する進ちょくは61.4%となっている。しかし、材料出尽くしで売りが出ている。

★12:37  東光高岳-急騰 1Q営業益2%減も悪材料出尽くしで
 東光高岳<6617.T>が急騰。同社は27日に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は8.5億円(前年同期比1.7%減)だったと発表した。スマートメーターでの反動減などにより売上高が減少したことが響いた。しかし、悪材料出尽くしで買いが入っている。


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