海外マーケットトピック-FOMC、2017年度の利上げ見通し、あと1回
<市場動向>
・米国株式市場-ダウが7日連続で最高値更新 ナスダックは4日ぶり反落
・欧州株式市場-まちまち FOMC控え動意が鈍い
・米債券市場-続落 2年債利回りは8年10カ月ぶり高水準
・NY原油先物-反発 製品在庫の減少が支えも動意は不安定
・NY金先物-反発 引け後はドル高で1300ドル割れ
・NY為替-米利上げ見通し維持、ドル円は112円半ば
・CRB指数-3日ぶり反発 砂糖、暖房油が上昇 天然ガス、ニッケルが下落
・米連邦公開市場委員会(FOMC)結果
FF金利目標レンジ1.00-1.25%に据え置き
FOMC声明文
「ハリケンーンが中期的な経済の流れを変える可能性は低い」
「バランスシート縮小を10月に開始へ」
「全会一致で政策決定」
「インフレ、ハリケーンが寄与し一時的に上昇へ」
「インフレ動向を注視」
「雇用の伸びは堅調さを継続」
「家計支出は緩やかに拡大、企業支出は数四半期で拡大」
「経済の短期的なリスク、概ねバランス」
FOMC、2017年度の利上げ見通し
「2017年度の利上げ見通し あと1回(6月時点 3月・6月を含め3回=見通し変わらず)」
「2017年末のFF金利1.4%(6月時点予想1.4%)」
「2018年末のFF金利2.1%(6月時点予想2.1%)」
「2019年末のFF金利2.7%(6月時点予想2.9%)」
「2020年末のFF金利2.9%」
「FF金利長期予想2.8%(6月時点予想3.0%)」
※利上げ回数見通し
2018年 3回
2019年 2回
2020年 1回
「2017年GDP+2.4%(6月時点予想+2.2%)」
「2017年失業率4.3%(6月時点予想4.3%)」
「2017年PCE価格指数+1.6%(6月時点予想1.6%)」
「2017年コアPCE価格指数+1.5%(6月時点予想1.7%)」
「GDP長期予想1.8%(6月時点予想1.8%)」
「失業率長期予想4.6%(6月時点予想4.6%)」
・米エネルギー省(EIA)週間石油在庫 2017/9/15 時点
原油 +459.1万バレル(前週 +588.8万バレル)
ガソリン -212.5万バレル(前週 -842.8万バレル)
中間留分(含む暖房油)-569.3万バレル(前週 -321.5万バレル)
原油受け渡し地点オクラホマ州クッシング原油在庫+70.3万バレル(前週 +102.3万バレル)
・米8月中古住宅販売件数 535万件〔予想 546万件〕(前回発表値 544万件)
・米MBA住宅ローン申請指数(前週比)-9.7%〔予想 -〕(前回発表値 +9.9%)
<市場ニュース>
・CME225先物は大阪取引所比で上昇、20285で引け
・欧州債-まちまち 英債は強い小売を受けて続落
・恐怖指数VIXは9.78、前日比低下
・イエレンFRB議長
「バランスシート縮小は段階的、予見可能な見通しのもとに進めていく」
「経済は今後数年、緩やかに拡大へ」
「第3四半期はハリケーンが成長に影響を与える可能性」
「今後の2四半期以降にハリケーンの影響が尾を引く可能性は低い」
「利上げ決定は、資産価格の動向も考慮」
「利上げパスに予断はない」
「回復軌道は力強い」
「経済見通しに確信ある」
「ネガティブなショックあれば、バランスシート縮小の過程見直しも」
・エリスRBA(豪準備銀行)金融安定局長
「アジアの地政学リスクは上昇、欧州は減少」
「金利は世界的に上昇し始めている」
「世界的な賃金の上昇と物価は持ち直すが時間がかかるだろう」
「経済的なショックが起きれば、豪の高い住宅債務はリスク」
「世界的に拡張的な金融政策を保つ必要がある」
・デベルRBA総裁補佐
「インフレの上昇スピートに満足」
「不動産価格は引き続き過剰なスピートで上昇している」
「労働市場には引き続き大きな余剰能力がある」
・メルケル独首相
「北朝鮮問題の軍事的手段による解決に反対」
<一般ニュース>
・中国の石炭価格指標、環渤海動力炭価格指数(BSPI)が3週続伸、前週比0.51%高の586元
・中国当局、主要ネットサービスの個人情報管理に対する調査結果を公表へ
・米電気自動車テスラ、自動運転車向けAI用半導体でAMDと提携-CNBC
・米アップルの新型アップルウォッチ、iPhoneなしの場合、通信機能に不具合 修復ソフトを 検討中
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