前場コメント No.3 久光薬、テクノスＪＰＮ、東洋紡、タカキュー、ツムラ、みらかＨＤなど
★9:06 久光製薬－反発 上期3％営業減益との観測 後発医薬品の台頭で主力弱い
久光製薬<4530.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期上期（3-8月）の連結営業利益が、前年同期比3％減の125億円程度になったもようだと報じられた。
後発医薬品の台頭で主力の消炎鎮痛剤「モーラステープ」など医療用医薬品が苦戦したという。研究開発費も想定より膨らみ、従来予想（5％増の135億円）から一転減益になるとされる。一方でインバウンド（訪日外国人）の人気が高い一般用医薬品の「サロンパス」は好調だったようだ。ただ、10月10日発表の決算では通期の業績予想を据え置く公算が大きいとしており、堅調な地合いも重なって、株価は上昇している。
久光製薬<4530.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期上期（3-8月）の連結営業利益が、前年同期比3％減の125億円程度になったもようだと報じられた。
後発医薬品の台頭で主力の消炎鎮痛剤「モーラステープ」など医療用医薬品が苦戦したという。研究開発費も想定より膨らみ、従来予想（5％増の135億円）から一転減益になるとされる。一方でインバウンド（訪日外国人）の人気が高い一般用医薬品の「サロンパス」は好調だったようだ。ただ、10月10日発表の決算では通期の業績予想を据え置く公算が大きいとしており、堅調な地合いも重なって、株価は上昇している。
★9:07 テクノスジャパン－急落 通期営業益を下方修正 子会社の持分法適用関連会社への異動で
テクノスジャパン<3666.T>が急落。同社は22日に、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の8.1億円から6.8億円（前期比6.2％減）に引き下げると発表した。下期より連結子会社であるテクノスデータサイエンス・エンジニアリングを持分法適用関連会社へ異動させるため、計画を見直したとしている。
テクノスジャパン<3666.T>が急落。同社は22日に、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の8.1億円から6.8億円（前期比6.2％減）に引き下げると発表した。下期より連結子会社であるテクノスデータサイエンス・エンジニアリングを持分法適用関連会社へ異動させるため、計画を見直したとしている。
★9:08 東洋紡－5日続伸 固定資産の譲渡を決定 18.3期3Qに特別利益95億円計上へ
東洋紡<3101.T>が5日続伸。同社は22日に、固定資産（信託受益権）の譲渡を決定し、それに伴い、18.3期3Qに固定資産売却益約95億円を特別利益として計上する予定と発表した。
経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の向上を図るため、大阪市北区の本社ビルを売却する。物件引き渡しは10月20日を予定。なお、18.3期2Qおよび通期の連結業績予想については、他の要因も含め精査中であり、確定次第速やかに開示するとしている。
東洋紡<3101.T>が5日続伸。同社は22日に、固定資産（信託受益権）の譲渡を決定し、それに伴い、18.3期3Qに固定資産売却益約95億円を特別利益として計上する予定と発表した。
経営資源の有効活用による資産の効率化と財務体質の向上を図るため、大阪市北区の本社ビルを売却する。物件引き渡しは10月20日を予定。なお、18.3期2Qおよび通期の連結業績予想については、他の要因も含め精査中であり、確定次第速やかに開示するとしている。
★9:08 タカキュー－急落 通期営業益を下方修正 販管費の増加が当初予想を上回る
タカキュー<8166.T>が急落 。同社は22日に、18.2期通期の営業利益予想を従来の4.5億円から3.0億円（前期比21.5％減）に引き下げると発表した。上期において人件費や出店費用など、販管費の増加が当初予想を上回ったことが響く。
また、18.2期上期（3-8月）の営業損益予想については従来の1.9億円の赤字から3.4億円の赤字（前年同期は1.0億円の赤字）に引き下げた。
タカキュー<8166.T>が急落 。同社は22日に、18.2期通期の営業利益予想を従来の4.5億円から3.0億円（前期比21.5％減）に引き下げると発表した。上期において人件費や出店費用など、販管費の増加が当初予想を上回ったことが響く。
また、18.2期上期（3-8月）の営業損益予想については従来の1.9億円の赤字から3.4億円の赤字（前年同期は1.0億円の赤字）に引き下げた。
★9:09 ツムラ－小安い 中国平安保険と資本業務提携 第三者割当で272億円調達
ツムラ<4540.T>が小安い。同社は22日に、中国平安保険（中国広東省）との強固で長期戦略的なパートナーシップの構築に向け、資本業務提携を行うこと、ならびに中国平安保険の子会社である中国平安人寿保険（中国広東省）を割当予定先とする第三者割当による新株式発行および自己株式の処分を行うと発表した。
この資本業務提携の目的は、中国における中薬産業の更なる発展及び中国国民の医療と健康への貢献や中薬の品質標準および生薬栽培から最終製品までを網羅するビジネスモデルの構築、生薬原料の安定確保などとなっている。
資本提携として、第三者割当により、中国平安人寿保険に普通株式767万5900株（第三者割当後の総議決権に対する所有議決権割合10.04％、第三者割当後の発行済株式総数に対する株式所有割合10.00％）を割り当てる。なお、発行新株式数は598万6700株、処分株式数は168万9200株となる。手取り概算額は272億0613万6050円で、生薬調達体制の強化に関する事業や中薬等の製造販売に関する事業などに充当するとしている。
ツムラ<4540.T>が小安い。同社は22日に、中国平安保険（中国広東省）との強固で長期戦略的なパートナーシップの構築に向け、資本業務提携を行うこと、ならびに中国平安保険の子会社である中国平安人寿保険（中国広東省）を割当予定先とする第三者割当による新株式発行および自己株式の処分を行うと発表した。
この資本業務提携の目的は、中国における中薬産業の更なる発展及び中国国民の医療と健康への貢献や中薬の品質標準および生薬栽培から最終製品までを網羅するビジネスモデルの構築、生薬原料の安定確保などとなっている。
資本提携として、第三者割当により、中国平安人寿保険に普通株式767万5900株（第三者割当後の総議決権に対する所有議決権割合10.04％、第三者割当後の発行済株式総数に対する株式所有割合10.00％）を割り当てる。なお、発行新株式数は598万6700株、処分株式数は168万9200株となる。手取り概算額は272億0613万6050円で、生薬調達体制の強化に関する事業や中薬等の製造販売に関する事業などに充当するとしている。
★9:10 みらかＨＤ－小高い 通期最終益を上方修正 為替換算調整勘定取崩益の計上で
みらかホールディングス<4544.T>が小高い。同社は22日に、18.3期通期の連結純利益予想を従来の100億円から165億円（前期比49.5倍）へと引き上げると発表した。
同社は、Ｍｉｒａｃａ ＵＳＡ（以下、ＭＵＳＡ）の子会社であり、米国で病理検査事業を営むＭｉｒａｃａ Ｌｉｆｅ Ｓｃｉｅｎｃｅｓの親会社であるＣＤｘと、Ａｖｉｓｔａ Ｃａｐｉｔａｌ Ｈｏｌｄｉｎｄの完全子会社であり買収の目的会社である新設のＳｙｍｐｈｏｎｙ Ｍｅｒｇｅｒ Ｓｕｂとの合併契約を締結した。この契約のクロージングに伴い、ＭＵＳＡを連結対象外とするため、為替換算調整勘定取崩益約261億円を特別利益として18.3期3Qに計上する見込みとなった。
また、18.3期上期（4-9月）の連結純損益予想については従来の67億円の黒字から58億円の赤字（前年同期は51億円の赤字）へと引き下げた。合併契約で合意した合併に伴い受領する対価と、ＣＤｘにかかる連結純資産相当額との差額について、減損損失として約281億円を18.3期2Qに計上する予定であることが響く。
みらかホールディングス<4544.T>が小高い。同社は22日に、18.3期通期の連結純利益予想を従来の100億円から165億円（前期比49.5倍）へと引き上げると発表した。
同社は、Ｍｉｒａｃａ ＵＳＡ（以下、ＭＵＳＡ）の子会社であり、米国で病理検査事業を営むＭｉｒａｃａ Ｌｉｆｅ Ｓｃｉｅｎｃｅｓの親会社であるＣＤｘと、Ａｖｉｓｔａ Ｃａｐｉｔａｌ Ｈｏｌｄｉｎｄの完全子会社であり買収の目的会社である新設のＳｙｍｐｈｏｎｙ Ｍｅｒｇｅｒ Ｓｕｂとの合併契約を締結した。この契約のクロージングに伴い、ＭＵＳＡを連結対象外とするため、為替換算調整勘定取崩益約261億円を特別利益として18.3期3Qに計上する見込みとなった。
また、18.3期上期（4-9月）の連結純損益予想については従来の67億円の黒字から58億円の赤字（前年同期は51億円の赤字）へと引き下げた。合併契約で合意した合併に伴い受領する対価と、ＣＤｘにかかる連結純資産相当額との差額について、減損損失として約281億円を18.3期2Qに計上する予定であることが響く。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
