前場コメント No.4 JCU、積化成、オークワ、三菱自、日産自、MV東北、日清オイリオなど

2017/09/25(月) 11:30
★9:11  JCU-底堅い 中国で子会社設立 中国事業強化へ
 JCU<4975.T>が底堅い。同社は22日に、中国において全額出資により子会社を設立すると発表した。

 同社の中国における売り上げは現在、グループ全体の売り上げの3分の1を占めるまでに成長しており、今後も中国市場の重要性が高まっていくことが予想されるという。これに対応するため工場および技術サービス機能を有する子会社を新たに設立することにより中国事業の強化を図るとしている。会社設立は2017年10月予定、操業開始は2019年10月予定となっている。

★9:11  積水化成品工業-大和が新規に「2」でカバレッジ 耐熱容器シートと自動車用部材の成長性を評価
 積水化成品工業<4228.T>が反発。大和証券では、耐熱容器シートと自動車用部材の成長性を評価。投資判断は新規に「2」でカバレッジを開始し、目標株価を1400円で設定した。

 大和の注目点は、①電子レンジ対応の耐熱容器シートの拡大、②自動車部材向けピオセランの成長性をあげている。ピオセランは、近年は自動車のバンパー部材やシート部材などに採用が拡大している点に注目。自動車のシート部材の場合、ピオセランを使えば金属より約20%程度軽量化でき、日系自動車メーカーへ採用が拡大中のよう。

★9:12  オークワ-5日続落 上期営業益を下方修正 販売競争や節約志向で売上高伸び悩む
 オークワ<8217.T>が5日続落。同社は22日に、18.2期上期(2月21日-8月20日)の連結営業利益予想を従来の8.0億円から3.9億円(前年同期比59.1%減)に引き下げると発表した。上期において、直営売上高が業種業態を越えた販売競争や顧客の節約志向などから伸び悩み、計画値には未達であったため、期初予想を下回る見込みとなった。

★9:12  三菱自-大幅反発 SUV型のEVを20年に日米欧で発売
 三菱自動車<7211.T>が大幅反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が主力の小型多目的スポーツ車(SUV)をベースにした電気自動車(EV)を2020年代前半に日米欧などの市場で発売すると報じられた。

 軽自動車がベースのEVも国内に19年にも投入するという。仏ルノー・日産自動車<7201.T>連合は世界の自動車メーカーに先駆けてEVへの移行を進める考えで、傘下の三菱自は得意とする電動技術をルノー、日産両社と共有し、グループのEV戦略を支えるとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★9:12  マックスバリュ東北-小安い 上期営業益を下方修正 広告宣伝費や人件費の増加で
 マックスバリュ東北<2655.T>が小安い。同社は22日に、18.2期上期(3-8月)の営業利益予想を従来の8.6億円から6.3億円(前年同期比20.8%減)に引き下げると発表した。広告宣伝費や人件費の増加により、前回予想を下回る見込みとなった。

★9:13  日清オイリオ-4日ぶり反発 株主優待を変更 単元株式数の変更と株式併合で
 日清オイリオグループ<2602.T>が4日ぶり反発。同社は22日、株主優待制度を変更すると発表した。2017年10月1日をもって、5株を1株とする株式併合を実施し、単元株式数を1000株から100株に変更するため、100株を保有する株主への株主優待制度を新設する。

 100株の保有株主には1500円相当の自社製品を贈呈し、200株以上の保有株主には3000円相当の自社製品を贈呈する。
 従来は1000株以上の保有株主に3000円相当の自社製品を贈呈していた。


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