〔Market Flash〕エアコンは西日本を中心に好調も9月以降の調整リスクに留意~野村

2017/09/25(月) 12:38
【12:35】エアコンは西日本を中心に好調も9月以降の調整リスクに留意~野村  野村証券では家電に関するリポートで、ルームエアコンについてコメントしている。8月のルームエアコン出荷台数は前年同月比10%増の71.4万台となった。西日本で気温の高い日が多く、直近10年では記録的な猛暑で好調だった2010年8月に次ぐ高い水準になっている。ただし、東日本などにおける天候不順の影響から、一部の家電量販店ではエアコンの売り上げが8月に大きく落ちこんでいることを指摘している。そのため、9月のメーカー出荷が減速するリスクには留意が必要と考えている。 【10:55】オフィス賃料は緩やかな上昇が続く~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、東京のオフィス賃料は基調として上昇が続くと考予想している。見込まれる需給のバランスを踏まえると、向こう5年間においてオフィスの募集賃料が下落するには至らないと考えている。募集賃料の伸び率については、現状が年率3.5%程度であるのに対して、オフィスの需要がタイトな中、同程度の伸びが2018年度まで続くとみている。また、緩やかなオフィス賃料の上昇は、不動産デベロッパーに対してポジティブと指摘。特に三井不動産(8801)の相対的な割安感が強まっていると考えている。J-REITでは、オフィスREITの相対的な割安感が強まっているとみており、個別では、日本ビルファンド(8951)やジャパンエクセレント(8987)の潜在的なアップサイドが大きいと考えている。 【10:00】社会構造の変化による中食関連業界の拡大に注目~大和  大和証券では、中食関連業界に注目している。日本では、単身世帯や高齢者世帯の増加による社会構造の変化を背景に、中食市場の拡大が続くとみている。また、市場拡大によって食品以外の周辺業界でも恩恵があると考えている。具体的には、(1)食品容器関連、(2)業務用冷蔵機器関連、(3)業務用厨房機器関連―の3つを挙げている。食品容器関連では、積水化成(4228)、大成ラミック(4994)、JSP(7942)、エフピコ(7947)、業務用冷蔵機器関連では、福島工業(6420)とホシザキ(6465)、業務用厨房機器関連では、マルゼン(5982)と鈴茂器工(6405)に注目している。 【9:15】リスク選好が強まり日本株は上昇拡大へ~SMBC日興  SMBC日興証券では日本株の中長期の見通しについて考察している。7月以降、米国の政治不安や北朝鮮リスクの高まりなどもあって、米国長期金利やドルの軟化が続き、日経平均も足踏みが続いたが、それぞれ9月7~8日の安値でボトムアウトした可能性が高まったとみている。日経平均やTOPIXは既に高値を更新した。4~6月のボトムをいったん割り込んだ10年米国債利回りやドル/円は7月のピークをすぐに上抜く可能性は低いが、10月中には底固めを終えて上昇基調が強まると想定している。ドル安が継続する中、先行して上昇が拡大している米国株や新興国株などに追随し、日経平均も今後は、来年春にかけて上昇の勢いが加速する可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は三浦工、JSR、コーセー、カプコンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、三浦工(6005) +5.60%、JSR(4185) +4.96%、コーセー(4922) +4.07%、カプコン(9697) +3.90%、キッセイ薬(4547) +3.20%、クラレ(3405) +3.06%、中外薬(4519) +2.96%、応化工(4186) +2.76%、堀場製(6856) +2.70%、JFEHD(5411) +2.63%などが高い気配値。  一方、第四銀(8324) -9.21%、山合銀(8381) -6.19%、国際帝石(1605) -6.05%、ユー・エス (4732) -5.11%、東海理化(6995) -4.27%、山口FG(8418) -3.53%、きんでん(1944) -2.91%、京都銀(8369) -2.23%、マブチ(6592) -2.17%、協エクシオ(1951) -2.09%などが安い気配値となっている。
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