ホンダ-底堅い フィリピンで余剰電力活用システムの実証実験を開始
ホンダ<7267.T>が底堅い。同社は25日、着脱可能な可搬式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を利用した充電ステーションユニット「Honda Mobile Power Pack Exchanger」を余剰電力活用システムとして、フィリピンのロンブロン島に設置し、駒井ハルテック<5915.T>と共同で、CO2削減に向けた実証実験を今秋中に開始すると発表した。
フィリピンを構成する小さな島々の一つであるロンブロン島は、ディーゼル発電が主なエネルギー供給源であり、高コスト、高CO2排出のエネルギーに依存している。また、昼夜で変動する電力需要に対し、安定的な電力供給が求められている。これらの課題の解決に向け、実証実験では、駒井ハルテックが風力発電機を設置し、クリーンエネルギーを創出する。その余剰電力をホンダが設置するエクスチェンジャーを通じてモバイルパワーパックに蓄電することで、効率電力を活用する。
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