後場コメント No.1 ジャパンディスプレイ、オンキヨー、SANKYO、ソリトン、児玉化学など

2017/11/17(金) 15:00
★12:30  ジャパンディスプレイ-SMBC日興が目標株価引き下げ 「清濁併せ呑むスポンサーは?」
 ジャパンディスプレイ<6740.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、「清濁併せ呑むスポンサーは現れるか?」とコメント。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は170円→150円と引き下げた。
 足元の事業環境などを踏まえ、業績予想を下方修正。足元の事業環境の延長線で同社が特別損失1500億円を計上すれば、今18.3期末でBPSは150円にまで低下する見込み。残された時間は少ない。
 また、同社は課題も多いが潜在力も高い。今18.3期末までに清濁併せ呑むスポンサーが現れれば存続、現れず現行の延長線上の経営ではいずれ時間切れになると指摘。

★12:30  オンキヨー-後場上げ幅拡大 AIスピーカー用マイク基板の新規取り付け構造開発
 オンキヨー<6628.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日前引け後、AI(人工知能)対応スマートスピーカーに用いるマイク基板の新規取り付け構造を開発したと発表した。
 声による指示を受け取るマイク部分に関しての性能を改良した、マイク基板新規取り付け構造を開発した。

★12:34  SANKYO-いちよしがフェアバリュー引き下げ 競争力低下も業績低迷要因と考える
 SANKYO<6417.T>が反落。いちよし経済研究所では、厳しい事業環境に加え、競争力低下も業績低迷の要因と想定。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3700円→3500円と引き下げた。
 今18.3期上期(4~9月)は売上高212億円(前年同期比33%減)、営業損失55.7億円(前年同期は16.8億円の損失)。厳しい事業環境に加え、有力タイトルの発売もなく、損失拡大につながった。同社の競争力低下も業績低迷の要因と考え、今18.3期以降のいちよし予想を下方修正。

★12:37  ソリトン-急騰 竹中工務店が「SmartOn ID顔認証」を導入 業務環境整備の一環で
 ソリトンシステムズ<3040.T>が急騰。同社は17日に、開発したPCログオン認証システム「SmartOn ID顔認証」が、竹中工務店(大阪府大阪市)の進める、働き方改革に向けた業務環境整備の一環としての導入が決定したと発表した。
 今回、2018年1月からSmartOn IDの顔認証システムを全社導入することにより、より確実な本人認証を実現するとともに、モバイル利用などにおけるICカードリーダーを持ち運ぶ煩わしさを解消、さらに、ICカード忘れや紛失時の運用負担も軽減し、セキュリティを確保しながら利便性と生産性の向上を図るという。
 同社は、SmartOn IDを用いた認証強化に加え、テレワーク実現のためのセキュリティ製品・サービスの開発および販売を通し、官民各組織の「働き方改革」を支援していくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:38  児玉化学-ストップ高 ガラス繊維マットプレス新工法による製品が新型「LEXUS LS」に採用
 児玉化学工業<4222.T>がストップ高。同社は11月17日11時ごろ、開発を進めていたガラス繊維マットプレス新工法により、軽量でありながら金属並みの剛性をもつプラスチック製品の工業化に成功し、この新工法による製品が、「LEXUS LS」の後部座席構造材に金属代替部材として採用されたと発表した。
 新工法は、プラスチックを含浸した長繊維ガラスマットを加熱し、今回開発した特殊な金型および制御装置でプレス成型することにより、従来工法では困難とされていた均一な長繊維ガラスの分散を維持しつつ、複雑な形状の賦形を可能にした。また、成形後の後処理工程においても、最新の技術とノウハウを駆使し、効率的かつ高精度のトリミング加工などを実現したとしている。


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