〔Market Flash〕マザーズ指数は11月9日の高値を上回れば1163p試しの展開へ~三菱UFJMS

2017/11/20(月) 13:08
【13:05】マザーズ指数は11月9日の高値を上回れば1163p試しの展開へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカルリポートではマザーズ指数について考察している。9月6日からはリバウンド局面が進行中とみており、当面は6月から9月までの下落に対する76.4%戻りとなる1163pを試す展開を想定している。15日には一時1086pまで下げたが、その後は大きく反発した。日足で見ると、ヘッド・アンド・ショルダーズを形成中の可能性があると指摘しており、この先に1086pを下回る動きとなれば、ネックラインを下回ることになり弱気の見方になるとしている。一方で、11月9日の高値(1152.67p)を上回る動きとなれば、1163p試しの動きが続くと考えている。 【12:35】フィリピンがハイペースな成長、利上げ前倒しの可能性も~野村  野村証券ではフィリピンの7-9月期GDPを受けてリポートしている。7-9月期の実質GDP成長率は前年同期比+6.9%と、上方修正された4-6月期の同+6.7%から加速した。純輸出の好調が成長をけん引した。内需は減速したが、一時的要因も足かせとなったとみている。野村では17年の成長率を前年比+6.7%と、市場予想よりも強気に見込んでおり、良好な7-9月期GDP統計はこの見方と整合的と捉えている。しかし18年については、野村予想の同+6.8%に上振れリスクが生じているとしている。また、野村が18年後半に見込んでいる計0.50%ポイントの利上げに関しては、前倒しされる可能性が高まったと考えている。 【11:00】自動車セクター トヨタとスズキの提携が徐々に具体化~みずほ  みずほ証券では自動車セクターに関して、17日にトヨタ(7203)とスズキ(7269)がインド市場向け電気自動車(EV)投入に関する覚書を締結したと発表したことを受けてリポートしている。インド政府は自動車のEV化を急速に進めようとの方針を明らかにしているが、今回の発表はその方針に沿うものとみずほでは捉えている。スズキはこれまでEV化に積極的ではないとの印象も持たれていたが、2020年頃のEV投入がスケジュールとして見えてきたことで、高いシェアを維持できる可能性が増したと評価される可能性があるとみている。また、日本の自動車業界全般に対しては、EV開発で出遅れているとの見方が株式市場にはあるが、具体化しつつあるものから徐々に発表される局面を迎えることで、その懸念が払しょくされていくと考えている。 【10:25】9月米国証券投資 米税制改革への過度な期待の後退には注意~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では米国証券投資動向についてリポートしている。15日発表の米国証券投資統計によれば、9月は内外投資家ともに株式を買い越した。米国投資家が外債売り越しを継続し、対外投資を引き揚げる一方、海外勢は債券買い越しに加え、米株も4カ月ぶりに買い越した。9月は米ハリケーンや北朝鮮懸念の後退などで投資家がリスクオンに転換した。10月以降は政治・金融政策イベントが一巡し、リスクオン姿勢がさらに強まる中、世界的に長期金利が上昇した。ただし三菱UFJMSでは、年末に向けては米国のハリケーン後の景気上ぶれ一巡や税制改革法案の年内成立を巡る不透明感の台頭で、市場の過度な期待が後退するリスクがある点に注意したいとコメントしている。 【10:00】素材では紙・パルプをサブセクターの最上位に引き上げ~野村  野村証券では素材セクターの7-9月期決算に関して、鉄鋼、非鉄、電線では事前の野村予想を下回った会社が多かったが、石油精製、総合化学、電子材料では好決算が多かったとコメント。野村では、中国の環境規制の強化が総合化学や鉄鋼各社の業績にプラス効果があることを指摘してきたが、ここにきて段ボールやパルプ事業の業績にも恩恵が及ぶ可能性が高まっているとのこと。同業界では国際パルプ市況の上昇も期待でき、業績拡大が進むとの見方から、紙・パルプをサブセクターの投資順位で最上位としている。また、電線、石油精製、総合化学、電子材料も、投資対象として魅力的なサブセクターと考えている。 【9:40】ドル円は短期的な下値固めを経て年末にかけて上昇か~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは外国為替に関して、今春以来のユーロ高はいったんピークアウトし、調整局面へ移行したと考えている。一方ドル/円は、昨年12月の118.66円からの調整が、今年9月の107.32円で底入れしたとみている。11月6日の114.73円でいったん頭打ちとなり、再度押し戻されると予想しているが、短期的な下値固めを経て、年末までに115.3円どころへ上昇する展開を想定しており、来年春までには120円どころへ上昇する可能性もあると考えている。 【8:45】寄り前気配は福山運、東芝、阿波銀、リンテックが高い気配値  主力株の寄り前気配では、福山運(9075)+11.13%、東芝(6502) +4.79%、阿波銀(8388) +4.42%、リンテック(7966) +4.30%、武蔵銀(8336) +4.26%、中部電(9502) +4.10%、オンワードH (8016) +3.55%、カプコン(9697) +3.34%、石油資源(1662) +3.25%、Jパワー(9513) +2.95%などが高い気配値。  一方、エア・ウォー (4088)-13.16%、TOTO(5332) -8.30%、イズミ(8273) -8.20%、京成(9009) -8.19%、日梱包(9072) -7.41%、ユー・エス (4732) -6.50%、スズケン(9987) -6.23%、ニフコ(7988) -5.80%、日産化(4021) -5.61%、アサツーDK(9747) -5.51%などが安い気配値となっている。
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