前場コメント No.1 川崎重工業、シンデンハイテックス、ソレイジア、富士通、ヤーマンなど
★9:00 川崎重工業－買い気配 ジェフリーズが「BUY」へ2段階引き上げ 利益成長基調が顕在化
川崎重工業<7012.T>が買い気配。ジェフリーズ証券では、利益成長基調の顕在化を背景に、投資判断を「UNDERPERFORM」→「BUY」、目標株価を2700円→4500円と引き上げた。
決算後取材を経て、利益予想を引き上げ。ジェフリーズでは当初、同社の航空宇宙事業の利益をけん引する民間航空機の生産機数の減少傾向から、同事業の利益成長の持続性について懸念を抱いていたほか、同社の造船事業での赤字体質にも慎重的だった。しかし、経営陣が、航空宇宙事業の来19.3期営業利益に対する見通しを従来比強気に転じたことから、ジェフリーズの従来予想が過度に悲観的なものだったと判断。また、ロボットと油圧コンポーネント機器に対する需要環境は過去の数四半期にわたって観測したものよりも強含んでいるから、同社の船舶事業に残るダウンサイドリスクも軽減されるとの見方を示した。
川崎重工業<7012.T>が買い気配。ジェフリーズ証券では、利益成長基調の顕在化を背景に、投資判断を「UNDERPERFORM」→「BUY」、目標株価を2700円→4500円と引き上げた。
決算後取材を経て、利益予想を引き上げ。ジェフリーズでは当初、同社の航空宇宙事業の利益をけん引する民間航空機の生産機数の減少傾向から、同事業の利益成長の持続性について懸念を抱いていたほか、同社の造船事業での赤字体質にも慎重的だった。しかし、経営陣が、航空宇宙事業の来19.3期営業利益に対する見通しを従来比強気に転じたことから、ジェフリーズの従来予想が過度に悲観的なものだったと判断。また、ロボットと油圧コンポーネント機器に対する需要環境は過去の数四半期にわたって観測したものよりも強含んでいるから、同社の船舶事業に残るダウンサイドリスクも軽減されるとの見方を示した。
★9:00 シンデンハイテックス－売り気配 公募などで18億円調達 金融機関からの借入金の返済に充当
シンデン・ハイテックス<3131.T>が売り気配。同社は20日、39万株の公募による新株発行および自己株式の処分、貝塚進氏などを売出人とする7万株の売り出し、上限6万9000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
発行条件は11月29日～12月4日のいずれかの日に決める。手取り概算額上限は17億6567万1100円。金融機関からの借入金の返済資金に充当する。
併せて、18.3期の期末配当予想を110円→130円（前期は90円）に修正することも発表した。年間配当も同額となる。
シンデン・ハイテックス<3131.T>が売り気配。同社は20日、39万株の公募による新株発行および自己株式の処分、貝塚進氏などを売出人とする7万株の売り出し、上限6万9000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
発行条件は11月29日～12月4日のいずれかの日に決める。手取り概算額上限は17億6567万1100円。金融機関からの借入金の返済資金に充当する。
併せて、18.3期の期末配当予想を110円→130円（前期は90円）に修正することも発表した。年間配当も同額となる。
★9:00 ソレイジア－買い気配 19.12期に営業黒字転換を計画
ソレイジア・ファーマ<4597.T>が買い気配。21日付の日経新聞朝刊で、同社が19.12期に連結営業損益（国際会計基準）を1億円弱の黒字に転換させる計画だと報じられた。
抗がん剤分野の研究開発費が先行しているが、近く中国で製造販売の承認を受ける主力の医薬品が業績をけん引するとみているという。
ソレイジア・ファーマ<4597.T>が買い気配。21日付の日経新聞朝刊で、同社が19.12期に連結営業損益（国際会計基準）を1億円弱の黒字に転換させる計画だと報じられた。
抗がん剤分野の研究開発費が先行しているが、近く中国で製造販売の承認を受ける主力の医薬品が業績をけん引するとみているという。
★9:00 ソレイジア－買い気配 新規開発品SP-04導入契約および当座貸越契約締結
ソレイジア・ファーマ<4597.T>が買い気配。同社は20日に、Ｐｌｅｄ社（スウェーデン ストックホルム市）と、Ｐｌｅｄ社が開発するがん化学療法に伴う末梢神経障害を適応とする開発品（同社開発品コード：SP-04）の、日本、中国、韓国、台湾、香港およびマカオでの開発事業化の独占的権利を導入する契約を締結したと発表した。
この契約締結により、同社はＰｌｅｄ社に対し、契約一時金、開発進捗および一定の売上高達成に応じたマイルストン（上限93億円）、また売上高に応じたロイヤリティを支払うとしている。
併せて、SP-04への当面の投資は、上場時公募増資などにより調達した資金に加え、みずほ銀行および三井住友銀行との契約に基づく当座貸越枠（貸越極度額26億円）の活用をもって対処すると発表した。
ソレイジア・ファーマ<4597.T>が買い気配。同社は20日に、Ｐｌｅｄ社（スウェーデン ストックホルム市）と、Ｐｌｅｄ社が開発するがん化学療法に伴う末梢神経障害を適応とする開発品（同社開発品コード：SP-04）の、日本、中国、韓国、台湾、香港およびマカオでの開発事業化の独占的権利を導入する契約を締結したと発表した。
この契約締結により、同社はＰｌｅｄ社に対し、契約一時金、開発進捗および一定の売上高達成に応じたマイルストン（上限93億円）、また売上高に応じたロイヤリティを支払うとしている。
併せて、SP-04への当面の投資は、上場時公募増資などにより調達した資金に加え、みずほ銀行および三井住友銀行との契約に基づく当座貸越枠（貸越極度額26億円）の活用をもって対処すると発表した。
★9:00 富士通－ＢｏｆＡＭＬが「中立」へ引き下げ 業績推移は安定拡大期に移行
富士通<6702.T>が3日続落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、構造改革施策はおおむね出そろい、業績推移は安定拡大期に移行すると想定。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を960円→890円と引き下げた。
投資評価引き下げは、（1）想定できる構造改革施策はおおむね出そろった、（2）業績推移は安定拡大期に移行しており、コンセンサスの大幅切り上りは見込み難くなった、（3）通信機器事業不振や全社費用膨張が業績改善を鈍化させるリスクがある、（4）株価上昇のカタリスト不足と考えることが背景。ITサービスの収益改善が想定を下回っており、業績予想を減額するとした。
富士通<6702.T>が3日続落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、構造改革施策はおおむね出そろい、業績推移は安定拡大期に移行すると想定。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を960円→890円と引き下げた。
投資評価引き下げは、（1）想定できる構造改革施策はおおむね出そろった、（2）業績推移は安定拡大期に移行しており、コンセンサスの大幅切り上りは見込み難くなった、（3）通信機器事業不振や全社費用膨張が業績改善を鈍化させるリスクがある、（4）株価上昇のカタリスト不足と考えることが背景。ITサービスの収益改善が想定を下回っており、業績予想を減額するとした。
★9:01 ヤーマン－買い気配 通期営業益を上方修正 原価低減や効率的経費支出が奏功
ヤーマン<6630.T>が買い気配。同社は20日、18.4期通期の連結営業利益予想を従来の36.7億円から45.8億円（前期比30.7％増）へと引き上げると発表した。
店販部門を中心に売り上げが好調なほか、原価低減や効率的な経費支出などの取り組みが奏功している。
ヤーマン<6630.T>が買い気配。同社は20日、18.4期通期の連結営業利益予想を従来の36.7億円から45.8億円（前期比30.7％増）へと引き上げると発表した。
店販部門を中心に売り上げが好調なほか、原価低減や効率的な経費支出などの取り組みが奏功している。
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