前場コメント No.7 ＢＭＬ、日清紡、フロンテオ、信越化学、石川製作所など
★9:15 トーイン－買い気配 ToSTNeT-3による自社株買い発表を材料視
トーイン<7923.T>が買い気配。同社は20日に、21日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ToSTNeT-3）において上限23万株・1億3455万円の自己株式を取得すると発表した。
資本効率および株主還元の更なる向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した柔軟かつ機動的な資本政策の遂行を可能とするため。なお、上限23万株を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は3.45％となる。
トーイン<7923.T>が買い気配。同社は20日に、21日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ToSTNeT-3）において上限23万株・1億3455万円の自己株式を取得すると発表した。
資本効率および株主還元の更なる向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した柔軟かつ機動的な資本政策の遂行を可能とするため。なお、上限23万株を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は3.45％となる。
★9:16 ＢＭＬ－みずほが目標株価引き上げ 業績は上振れを予想
ビー・エム・エル<4694.T>が続伸。みずほ証券では、顕著な価格競争や検体の伸びの鈍化は起きておらず、業績は上振れを予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
競合他社による顕著な価格引き下げは、上期決算をみる限りは起こっていないもよう。上期の業績上振れを考慮し、業績予想を上方修正。ただし、（1）前下期に起こった検体数の伸び悩みのような突然の環境変化が全くないとは言い切れないこと、（2）価格競争の懸念の2点は完全には払しょくはされておらず、それらの不確定要素は株価のアタマを抑える可能性があると指摘。
ビー・エム・エル<4694.T>が続伸。みずほ証券では、顕著な価格競争や検体の伸びの鈍化は起きておらず、業績は上振れを予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
競合他社による顕著な価格引き下げは、上期決算をみる限りは起こっていないもよう。上期の業績上振れを考慮し、業績予想を上方修正。ただし、（1）前下期に起こった検体数の伸び悩みのような突然の環境変化が全くないとは言い切れないこと、（2）価格競争の懸念の2点は完全には払しょくはされておらず、それらの不確定要素は株価のアタマを抑える可能性があると指摘。
★9:16 日清紡－みずほが目標株価引き上げ 業績予想の確度は依然低いと判断
日清紡ホールディングス<3105.T>が4日続伸。みずほ証券では、ブレーキおよびエレクトロニクスの改善に期待も、業績予想の確度は依然低いとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1180円→1350円と引き上げた。
TMD関連ののれん償却完了などにより、今18.3期営業利益は対17.3期比61億円増の110億円まで回復と予想、紙製品事業売却及び賃貸不動産売却に伴う特別利益計上も相まって、今18.3期純利益は同169億円増の205億円まで拡大と予想。会社側の今18.3期営業利益予想150億円はエレクトロニクスの構造改革進ちょくの織り込みなどで野心的な水準と判断。
日清紡ホールディングス<3105.T>が4日続伸。みずほ証券では、ブレーキおよびエレクトロニクスの改善に期待も、業績予想の確度は依然低いとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1180円→1350円と引き上げた。
TMD関連ののれん償却完了などにより、今18.3期営業利益は対17.3期比61億円増の110億円まで回復と予想、紙製品事業売却及び賃貸不動産売却に伴う特別利益計上も相まって、今18.3期純利益は同169億円増の205億円まで拡大と予想。会社側の今18.3期営業利益予想150億円はエレクトロニクスの構造改革進ちょくの織り込みなどで野心的な水準と判断。
★9:20 フロンテオ－続伸 「Kibiro」で防災情報・天気・占い・ニュースのお知らせが可能に
ＦＲＯＮＴＥＯ<2158.T>が続伸。同社は11月20日の大引け後に、傘下のＦＲＯＮＴＥＯコミュニケーションズ（東京都港区）が、ＦＲＯＮＴＥＯが独自開発した人工知能を搭載している「Kibiro（キビロ）」の機能を強化したと発表した。
さまざまなコンテンツプロバイダーより提供されるサービスと連携し、発信する情報の拡充を行った。ヤフーが提供する事業者向けIoTプラットフォーム「myThings Developers」、ノアドットが提供するコンテンツ流通プラットフォーム「nor.」、ブクログの新刊情報と新たに連携し、Kibiroがより生活に役立つ情報を発話するようになったとした。
ＦＲＯＮＴＥＯ<2158.T>が続伸。同社は11月20日の大引け後に、傘下のＦＲＯＮＴＥＯコミュニケーションズ（東京都港区）が、ＦＲＯＮＴＥＯが独自開発した人工知能を搭載している「Kibiro（キビロ）」の機能を強化したと発表した。
さまざまなコンテンツプロバイダーより提供されるサービスと連携し、発信する情報の拡充を行った。ヤフーが提供する事業者向けIoTプラットフォーム「myThings Developers」、ノアドットが提供するコンテンツ流通プラットフォーム「nor.」、ブクログの新刊情報と新たに連携し、Kibiroがより生活に役立つ情報を発話するようになったとした。
★9:20 信越化学－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 塩ビ・化成品は苛性ソーダが成長を下支え
信越化学工業<4063.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、ウエハー上昇に加え、塩ビ・化成品は苛性ソーダが成長を下支えすると想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を12000円→14000円と引き上げた。
17年下期はSiウエハーに加え、塩ビ・化成品事業の収益改善も着実に進展すると見られる。PVCの交易条件改善に加え、副産物となる苛性ソーダの市況上昇が収益水準を押し上げる見込み。2018年は塩ビ・化成品事業ではエチレンクラッカーの稼働開始が、半導体シリコン事業では序盤から200ミリの本格値上げが期待できる。直近の株価評価は著しいものの、来期業績予想ベースでP/Eは18.6倍と、ヒストリカル対比で割高感はないと指摘。
信越化学工業<4063.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、ウエハー上昇に加え、塩ビ・化成品は苛性ソーダが成長を下支えすると想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を12000円→14000円と引き上げた。
17年下期はSiウエハーに加え、塩ビ・化成品事業の収益改善も着実に進展すると見られる。PVCの交易条件改善に加え、副産物となる苛性ソーダの市況上昇が収益水準を押し上げる見込み。2018年は塩ビ・化成品事業ではエチレンクラッカーの稼働開始が、半導体シリコン事業では序盤から200ミリの本格値上げが期待できる。直近の株価評価は著しいものの、来期業績予想ベースでP/Eは18.6倍と、ヒストリカル対比で割高感はないと指摘。
★9:21 石川製など－防衛関連高い 米国が北朝鮮をテロ支援国家に再度指定
石川製作所<6208.T>、細谷火工<4274.T>など防衛関連が高い。トランプ米大統領が20日、北朝鮮をテロ支援国家に再度指定し、同国に対する追加制裁を発動すると発表した。
追加制裁の詳細については米財務省が21日に発表するという。これに先立ち、韓国国家情報院は北朝鮮が長距離ミサイル開発技術を向上させ米国への脅威を強めるため、年内にさらなるミサイル実験を行う可能性があるとの見方を示し、動向を注視しているとした。これを受け、地政学リスクへの懸念の強まりを背景に防衛関連に買いが集まっている。
石川製作所<6208.T>、細谷火工<4274.T>など防衛関連が高い。トランプ米大統領が20日、北朝鮮をテロ支援国家に再度指定し、同国に対する追加制裁を発動すると発表した。
追加制裁の詳細については米財務省が21日に発表するという。これに先立ち、韓国国家情報院は北朝鮮が長距離ミサイル開発技術を向上させ米国への脅威を強めるため、年内にさらなるミサイル実験を行う可能性があるとの見方を示し、動向を注視しているとした。これを受け、地政学リスクへの懸念の強まりを背景に防衛関連に買いが集まっている。
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