前場コメント No.10 ＢＥＥＮＯＳ、エクセディ、パラマウントベッド、ＴＯＴＯ、関西ペイントなど
★9:37 ＢＥＥＮＯＳ－大幅反落 50万株の立会外分売実施 発行済み株式数に対する割合4.05％
ＢＥＥＮＯＳ<3328.T>が大幅反落。同社は20日、立会外分売を実施すると発表した。11月27日～12月1日に50万株（発行済み株式数に対する割合は4.05％）の立会外分売を実施する。分売値段は分売実施前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定としている。株式の分布状況の改善および流動性向上が目的。なお、需給悪化につながるとの懸念から株価は下落している。
ＢＥＥＮＯＳ<3328.T>が大幅反落。同社は20日、立会外分売を実施すると発表した。11月27日～12月1日に50万株（発行済み株式数に対する割合は4.05％）の立会外分売を実施する。分売値段は分売実施前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定としている。株式の分布状況の改善および流動性向上が目的。なお、需給悪化につながるとの懸念から株価は下落している。
★9:39 エクセディ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 株価は安定推移を予想
エクセディ<7278.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、四輪車用AT部品、二輪車用部品を下支えに、株価は安定推移を予想。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3250円→3500円と引き上げた。
今18.3期業績予想を上方修正。営業利益は230億円から235億円（前期比+6.4％）と、ガイダンス（200億円）を約18％上回ると予想。日本・中国での四輪車用AT部品（トルコン、湿式クラッチ）が好調なほか、その他に含まれる二輪車用クラッチ（インド、インドネシア）も需要旺盛なためである。売上高が会社計画を上回るとみて、限界利益の増分を織り込んだとした。
来19.3期も新規ユーザー獲得やAT普及率上昇により、トルコンの高成長（前期比+100 万台）を想定。今回、営業利益は240億円から260億円（+10.6％）に増額。
エクセディ<7278.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、四輪車用AT部品、二輪車用部品を下支えに、株価は安定推移を予想。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3250円→3500円と引き上げた。
今18.3期業績予想を上方修正。営業利益は230億円から235億円（前期比+6.4％）と、ガイダンス（200億円）を約18％上回ると予想。日本・中国での四輪車用AT部品（トルコン、湿式クラッチ）が好調なほか、その他に含まれる二輪車用クラッチ（インド、インドネシア）も需要旺盛なためである。売上高が会社計画を上回るとみて、限界利益の増分を織り込んだとした。
来19.3期も新規ユーザー獲得やAT普及率上昇により、トルコンの高成長（前期比+100 万台）を想定。今回、営業利益は240億円から260億円（+10.6％）に増額。
★9:39 パラマウントベッド－みずほが目標株価引き上げ 19.3期は「眠りSCAN」売上動向が注目点
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が続伸。みずほ証券では、来19.3期は「眠りSCAN」売上動向が注目点とコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4500円→5300円と引き上げた。
高齢者施設向け見守りシステム「眠りSCAN」が、来19.3期業績の上振れ要素。逆に、18年10月から実施の福祉用具貸与の上限価格制導入の影響が大きければ下振れ要素となり、この2点が注目点とした。
来19.3期の販売台数は医療施設は横ばい圏、高齢者施設は減少、在宅も横ばい圏を予想。パラマウントケアサービスのストックビジネスは拡大し、業績下支え。1台8万円～10万円の「眠りSCAN」は今18.3期に1万台程度の販売計画で引き合いは強い。みずほでは来19.3期も1万台予想だが、18年4月の介護報酬改定時にICT加算や補助金などの促進策が実施された場合には、来19.3期に3万台～5万台へ増加の可能性があるとした。
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が続伸。みずほ証券では、来19.3期は「眠りSCAN」売上動向が注目点とコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4500円→5300円と引き上げた。
高齢者施設向け見守りシステム「眠りSCAN」が、来19.3期業績の上振れ要素。逆に、18年10月から実施の福祉用具貸与の上限価格制導入の影響が大きければ下振れ要素となり、この2点が注目点とした。
来19.3期の販売台数は医療施設は横ばい圏、高齢者施設は減少、在宅も横ばい圏を予想。パラマウントケアサービスのストックビジネスは拡大し、業績下支え。1台8万円～10万円の「眠りSCAN」は今18.3期に1万台程度の販売計画で引き合いは強い。みずほでは来19.3期も1万台予想だが、18年4月の介護報酬改定時にICT加算や補助金などの促進策が実施された場合には、来19.3期に3万台～5万台へ増加の可能性があるとした。
★9:42 ＴＯＴＯ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 新中計で示した高成長は織り込まれたとみる
ＴＯＴＯ<5332.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、新中計で示した高成長は織り込まれたとみて、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→4700円と引き上げた。
目標株価引き上げは、利益予想を増額修正したことによるもの。中期的な成長性や、来19.3期から配当性向メドを40％に引き上げるという株主還元姿勢を高く評価。しかし、株価にはそうした成長性や競争力は織り込まれていると判断。
新5カ年中期経営計画の最終年度の23.3期営業利益目標は800億円。海外事業と新領域事業の持続的成長に加えて、リモデル事業の安定成長によって2020年度以降の国内事業の落ち込みが軽微にとどまれば、達成可能な目標と評価しているとした。
ＴＯＴＯ<5332.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、新中計で示した高成長は織り込まれたとみて、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→4700円と引き上げた。
目標株価引き上げは、利益予想を増額修正したことによるもの。中期的な成長性や、来19.3期から配当性向メドを40％に引き上げるという株主還元姿勢を高く評価。しかし、株価にはそうした成長性や競争力は織り込まれていると判断。
新5カ年中期経営計画の最終年度の23.3期営業利益目標は800億円。海外事業と新領域事業の持続的成長に加えて、リモデル事業の安定成長によって2020年度以降の国内事業の落ち込みが軽微にとどまれば、達成可能な目標と評価しているとした。
★9:46 関西ペイント－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 中計目標を下方修正
関西ペイント<4613.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中計目標を下方修正、アフリカ事業の立て直しが急務とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→2570円と引き下げた。
中期的な観点からインドやアフリカに代表される新興国の需要開拓余地の大きさを評価する姿勢に変更はないとしたが、株価の本格的な反転には、M&A（合併・買収）戦略の先べんをつけた南アフリカ子会社の損益改善や、原料価格のピークアウトを確認する必要があると指摘。同社は中計目標の来19.3期経常利益600億円を540億円へ下方修正。化学・繊維セクター内の相対比較に基づく投資評価「2」は継続するとした。
関西ペイント<4613.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中計目標を下方修正、アフリカ事業の立て直しが急務とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→2570円と引き下げた。
中期的な観点からインドやアフリカに代表される新興国の需要開拓余地の大きさを評価する姿勢に変更はないとしたが、株価の本格的な反転には、M&A（合併・買収）戦略の先べんをつけた南アフリカ子会社の損益改善や、原料価格のピークアウトを確認する必要があると指摘。同社は中計目標の来19.3期経常利益600億円を540億円へ下方修正。化学・繊維セクター内の相対比較に基づく投資評価「2」は継続するとした。
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