前場コメント No.11 新明和工業、フィードワン、日本ペイント、サンケン電気、商船三井など
★9:45 新明和－3日ぶり反発 群馬大と自動運転車の駐車設備利用に向け共同研究
新明和工業<7224.T>が3日ぶり反発。同社は20日、群馬大学と自動運転車の機械式駐車設備利用に向けた共同研究に関する契約を締結したと発表した。
完全自動運転社会の実現には公道だけでなく駐車場などのインフラ側の整備が必要不可欠である。同社は自動運転車の公道実証実験を開始した群馬大学と自動運転車の受け入れに絡んだ駐車設備を研究する。今後の収益の伸びへの期待から株価は上昇している。
新明和工業<7224.T>が3日ぶり反発。同社は20日、群馬大学と自動運転車の機械式駐車設備利用に向けた共同研究に関する契約を締結したと発表した。
完全自動運転社会の実現には公道だけでなく駐車場などのインフラ側の整備が必要不可欠である。同社は自動運転車の公道実証実験を開始した群馬大学と自動運転車の受け入れに絡んだ駐車設備を研究する。今後の収益の伸びへの期待から株価は上昇している。
★9:46 フィードワン－3日続伸 畜産用配合飼料の新工場建設へ 2020年4月竣工
フィード・ワン<2060.T>が3日続伸。同社は20日に、畜産用配合飼料の新工場建設に着手すると発表した。
新設する北九州畜産工場は、隣接する水産用配合飼料専用工場である北九州工場（2017年3月竣工）と原料調達などを協働することによる相乗効果で競争力の強化を進めるという。投資総額は約110億円で、2020年4月竣工を予定している。
フィード・ワン<2060.T>が3日続伸。同社は20日に、畜産用配合飼料の新工場建設に着手すると発表した。
新設する北九州畜産工場は、隣接する水産用配合飼料専用工場である北九州工場（2017年3月竣工）と原料調達などを協働することによる相乗効果で競争力の強化を進めるという。投資総額は約110億円で、2020年4月竣工を予定している。
★9:49 日本ペイント－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 原料高や米州減速を反映して予想減額
日本ペイントホールディングス<4612.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、原料高、米州減速を反映して利益予想を引き下げ。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は4050円→3980円と引き下げた。
今17.12期以降の業績予想を再考。中期的な観点から、トップシェアを有する中国汎用塗料の需要開拓余地の大きさを評価する姿勢に変更ないとしたが、株価の本格的な反転には、中国での一段のシェアアップと原料価格のピークアウトを確認する必要があると判断。中国の環境規制は目先ネガティブも、中期的には勝機となる可能性ありとした。
日本ペイントホールディングス<4612.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、原料高、米州減速を反映して利益予想を引き下げ。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は4050円→3980円と引き下げた。
今17.12期以降の業績予想を再考。中期的な観点から、トップシェアを有する中国汎用塗料の需要開拓余地の大きさを評価する姿勢に変更ないとしたが、株価の本格的な反転には、中国での一段のシェアアップと原料価格のピークアウトを確認する必要があると判断。中国の環境規制は目先ネガティブも、中期的には勝機となる可能性ありとした。
★9:53 サンケン電気－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 構造改革とデバイス拡大で上方修正
サンケン電気<6707.T>が大幅反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、構造改革とデバイス拡大で収益予想を上方修正。投資判断「Buy」を再強調、目標株価は680円→780円と引き上げた。
エクイティストーリーの進展を評価。ポイントは以下の3点。（1）構造改革の実施に伴い、18.3期下期以降の損益改善の確度向上。（2）主力の車載や白物用、デジタル制御IC の市場拡大は継続。（3）One Equity Partnersと連携し、北米事業の中期的な成長を加速。
構造改革で拠点統廃合がないため、収益構造が抜本的に改善しないと株式市場に認識されていること、特別損失と非支配株主持分の増加が純資産の増加分をほとんど相殺する点がネガティブ視され、株価は調整している。しかし、当面の利益回復の源泉は、早期退職、不採算製品からの撤退・縮小などで、米アレグロの好調を織り込めば業績回復の確度は高い。今後は、今期上振れ期待の高まり、中期的な業績回復の現実味向上につれ、株価が再び上昇に転じると予想。
サンケン電気<6707.T>が大幅反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、構造改革とデバイス拡大で収益予想を上方修正。投資判断「Buy」を再強調、目標株価は680円→780円と引き上げた。
エクイティストーリーの進展を評価。ポイントは以下の3点。（1）構造改革の実施に伴い、18.3期下期以降の損益改善の確度向上。（2）主力の車載や白物用、デジタル制御IC の市場拡大は継続。（3）One Equity Partnersと連携し、北米事業の中期的な成長を加速。
構造改革で拠点統廃合がないため、収益構造が抜本的に改善しないと株式市場に認識されていること、特別損失と非支配株主持分の増加が純資産の増加分をほとんど相殺する点がネガティブ視され、株価は調整している。しかし、当面の利益回復の源泉は、早期退職、不採算製品からの撤退・縮小などで、米アレグロの好調を織り込めば業績回復の確度は高い。今後は、今期上振れ期待の高まり、中期的な業績回復の現実味向上につれ、株価が再び上昇に転じると予想。
★9:59 ガイアックス－続伸 子会社がビズラボと協業 完全成果報酬型サービス提供開始
ガイアックス<3775.NG>が続伸。同社は11月20日の大引け後に、100％子会社であるGaiaX Global Marketing & Ventures（東京都千代田区）およびアイランド・ブレイン（東京都新宿区）が、ビズラボ（東京都新宿区）と協業すると発表した。
GaiaX Globalは東南アジアを中心にソーシャル・メディア活用支援・海外進出の参入支援活動などを展開、アイランド・ブレインは営業支援事業を展開する。協業により、日本企業の海外展開支援に特化した、完全成果報酬型【海外企業へのアポイント取得代行サービス ボスポラス】の提供を開始した。
ガイアックス<3775.NG>が続伸。同社は11月20日の大引け後に、100％子会社であるGaiaX Global Marketing & Ventures（東京都千代田区）およびアイランド・ブレイン（東京都新宿区）が、ビズラボ（東京都新宿区）と協業すると発表した。
GaiaX Globalは東南アジアを中心にソーシャル・メディア活用支援・海外進出の参入支援活動などを展開、アイランド・ブレインは営業支援事業を展開する。協業により、日本企業の海外展開支援に特化した、完全成果報酬型【海外企業へのアポイント取得代行サービス ボスポラス】の提供を開始した。
★10:03 商船三井－ＵＢＳが目標株価引き上げ 来年度以降の収益柱が明確
商船三井<9104.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、来年度以降の収益柱が明確と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4300円と引き上げた。
17～18年度の経常利益予想をそれぞれ7％、5％下方修正。ただし、これはLNG船売却に伴う一次損失と足元の燃料価格上昇を織り込んだことが主因。依然セクター内のトップピックとの見方は変わらないとした。理由は、（1）2018年4月に予定されるコンテナ船の分社化で、同社が抱える最大唯一の問題が解消する、（2）不定期船事業の収益性は大手3社で最も高く成長余地もある、（3）それにもかかわらずP/BVが最も低位の3点を挙げた。
商船三井<9104.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、来年度以降の収益柱が明確と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4300円と引き上げた。
17～18年度の経常利益予想をそれぞれ7％、5％下方修正。ただし、これはLNG船売却に伴う一次損失と足元の燃料価格上昇を織り込んだことが主因。依然セクター内のトップピックとの見方は変わらないとした。理由は、（1）2018年4月に予定されるコンテナ船の分社化で、同社が抱える最大唯一の問題が解消する、（2）不定期船事業の収益性は大手3社で最も高く成長余地もある、（3）それにもかかわらずP/BVが最も低位の3点を挙げた。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
