前場コメント No.12 ニチレイ、三菱ガス化学、東レ、日本ＣＭＫ、アルメディオなど
★10:01 ニチレイ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 力強いトップライングロースが魅力
ニチレイ<2871.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、加工食品と冷温物流を両軸とした力強いトップライングロースが魅力と評価。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3400円→3700円と引き上げた。
加工食品事業と低温物流事業を両軸とした力強いトップライングロースを評価。今18.3期上期は、加工食品事業において想定外の受注増に対する一時的な供給不足などにより利益率が悪化したが、今18.3期下期以降は利益率の改善の伴った業績拡大を予想。
今18.3期上期の国内冷凍食品市場は前年比約4％伸長したとみられるが、同社の冷凍食品の売上高は同13％伸びている。需要を創造する商品開発力や生産技術力が、市場シェア向上につながっているとみられる。8月にはタイで生産能力を増強し、当面の生産キャパシティはいったん確保される見通し。ただし、20.3期から始める新中期経営計画では、旺盛な需要に対応できる設備増強が必要と指摘。
ニチレイ<2871.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、加工食品と冷温物流を両軸とした力強いトップライングロースが魅力と評価。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3400円→3700円と引き上げた。
加工食品事業と低温物流事業を両軸とした力強いトップライングロースを評価。今18.3期上期は、加工食品事業において想定外の受注増に対する一時的な供給不足などにより利益率が悪化したが、今18.3期下期以降は利益率の改善の伴った業績拡大を予想。
今18.3期上期の国内冷凍食品市場は前年比約4％伸長したとみられるが、同社の冷凍食品の売上高は同13％伸びている。需要を創造する商品開発力や生産技術力が、市場シェア向上につながっているとみられる。8月にはタイで生産能力を増強し、当面の生産キャパシティはいったん確保される見通し。ただし、20.3期から始める新中期経営計画では、旺盛な需要に対応できる設備増強が必要と指摘。
★10:06 三菱ガス化学－みずほが目標株価引き上げ 主にPCやPIAなどの交易条件を見直し
三菱ガス化学<4182.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、主にPCやPIAなどの交易条件を見直し、業績予想を上方修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2800円→3300円と引き上げた。
高純度イソフタル酸（PIA）、ポリカーボネート（PC）、メタクリル酸メチル（MMA）およびネオペンチルグリコール（NPG）の交易条件を見直し。長期的には、トリニダード・トバゴにおけるメタノール生産能力拡大や発泡材料および脱酸素剤などの拡販、特殊芳香族や電子産業向け無機薬品の成長による業績拡大に加え、フレキシブルディスプレイ用途での全脂環式透明ポリイミド「ネオプリム」などの将来性にも期待。
ただし、今後2年程度の期間では、PIA、PC、MMA、メタキシレン（MX）およびメタノールの市況軟化に伴う業績悪化懸念に加え、トリニダード・トバゴの新設備立ち上げに伴う初期費用や、先端半導体パッケージの構造変化に伴う特殊機能材の調整懸念に注意すべきとした。
三菱ガス化学<4182.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、主にPCやPIAなどの交易条件を見直し、業績予想を上方修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2800円→3300円と引き上げた。
高純度イソフタル酸（PIA）、ポリカーボネート（PC）、メタクリル酸メチル（MMA）およびネオペンチルグリコール（NPG）の交易条件を見直し。長期的には、トリニダード・トバゴにおけるメタノール生産能力拡大や発泡材料および脱酸素剤などの拡販、特殊芳香族や電子産業向け無機薬品の成長による業績拡大に加え、フレキシブルディスプレイ用途での全脂環式透明ポリイミド「ネオプリム」などの将来性にも期待。
ただし、今後2年程度の期間では、PIA、PC、MMA、メタキシレン（MX）およびメタノールの市況軟化に伴う業績悪化懸念に加え、トリニダード・トバゴの新設備立ち上げに伴う初期費用や、先端半導体パッケージの構造変化に伴う特殊機能材の調整懸念に注意すべきとした。
★10:06 東レ－みずほが目標株価引き上げ 18.3期・19.3期に最高益を連続更新と予想
東レ<3402.T>がもみ合い。みずほ証券では、交易条件悪化にもかかわらず、今18.3期および来19.3期に最高益を連続更新と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1200円→1250円と引き上げた。
原燃料価格上昇に伴う交易条件悪化の影響を保守的に見直した上、想定有効法人税率を見直し、業績予想を修正。原燃料価格上昇に伴う交易条件悪化にもかかわらず、主にエンジニアリング・プラスチックスやリチウムイオン二次電池（LiB）部材などの拡販により、今18.3期には拡大基調に復帰と予想。今18.3期営業利益は最高益更新に相当する1580億円に達し、来19.3期および20.3期も対前年度比営業増益かつ最高益更新と予想。
東レ<3402.T>がもみ合い。みずほ証券では、交易条件悪化にもかかわらず、今18.3期および来19.3期に最高益を連続更新と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1200円→1250円と引き上げた。
原燃料価格上昇に伴う交易条件悪化の影響を保守的に見直した上、想定有効法人税率を見直し、業績予想を修正。原燃料価格上昇に伴う交易条件悪化にもかかわらず、主にエンジニアリング・プラスチックスやリチウムイオン二次電池（LiB）部材などの拡販により、今18.3期には拡大基調に復帰と予想。今18.3期営業利益は最高益更新に相当する1580億円に達し、来19.3期および20.3期も対前年度比営業増益かつ最高益更新と予想。
★10:11 日本ＣＭＫ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 成長への確度はさらに上昇
日本シイエムケイ<6958.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、原材料価格上昇などを織り込んでいったん目線を下げるとしたが、成長への確度はさらに上昇していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は1150円→1250円と引き上げた。
三菱ＵＦＪＭＳの新予想営業利益（旧予想比）では、原材料価格（銅張積層板、銅箔、プリプレグなど）上昇によるマイナス影響を、今18.3期：5億円、来19.3期以降は10億円と想定。また、売上高増額修正に伴う営業利益へのプラス影響は、増産立ち上げコストで相殺されるとの前提。なお、銅価格前提は1トン当たり7000ドル。
いったん業績予想の目線を下げた形となるが、車載PCB需要増加ペースが加速していることから、来19.3期以降の成長シナリオ実現への確度はさらに高まったと判断。車載PCBでは1台当たりECU基板の面積増加に加え、海外Tier1への拡販やADAS（ミリ波レーダー、カメラ）向け増加にも注目するとした。
日本シイエムケイ<6958.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、原材料価格上昇などを織り込んでいったん目線を下げるとしたが、成長への確度はさらに上昇していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は1150円→1250円と引き上げた。
三菱ＵＦＪＭＳの新予想営業利益（旧予想比）では、原材料価格（銅張積層板、銅箔、プリプレグなど）上昇によるマイナス影響を、今18.3期：5億円、来19.3期以降は10億円と想定。また、売上高増額修正に伴う営業利益へのプラス影響は、増産立ち上げコストで相殺されるとの前提。なお、銅価格前提は1トン当たり7000ドル。
いったん業績予想の目線を下げた形となるが、車載PCB需要増加ペースが加速していることから、来19.3期以降の成長シナリオ実現への確度はさらに高まったと判断。車載PCBでは1台当たりECU基板の面積増加に加え、海外Tier1への拡販やADAS（ミリ波レーダー、カメラ）向け増加にも注目するとした。
★10:14 アルメディオ－急騰 日経新聞の海外売上高を伸ばした企業ランキング8位を好感
アルメディオ<7859.T>が急騰。11月20日付け日本経済新聞は、売上高100億円以下の上場企業を対象に5年前と比べた海外売上高の増加額を調べ、そのランキングを掲載した。その中で同社は8位にランクインしており、これが好感され買いが入っているもよう。
また、3位にランクインしたケル<6919.T>や4位にランクインしたウルトラファブリックス・ホールディングス<4235.T>、6位にランクインしたｓａｎｔｅｃ<6777.T>なども上昇している。
アルメディオ<7859.T>が急騰。11月20日付け日本経済新聞は、売上高100億円以下の上場企業を対象に5年前と比べた海外売上高の増加額を調べ、そのランキングを掲載した。その中で同社は8位にランクインしており、これが好感され買いが入っているもよう。
また、3位にランクインしたケル<6919.T>や4位にランクインしたウルトラファブリックス・ホールディングス<4235.T>、6位にランクインしたｓａｎｔｅｃ<6777.T>なども上昇している。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
