前場コメント No.13 ポーラオルビス、アドバンテスト、ＩＩＪ、ディスコ、ブリヂストンなど
★10:15 ポーラオルビス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 18.12期の2ケタ成長予想は不変
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.12期営業利益の2ケタ成長予想は不変とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。
エクイティストーリーは以下2点に注目し、強気を維持。（1）ポーラブランドの新製品効果にもとづく高成長、（2）18.12期コンセンサスを上回る2ケタ営業増益予想。
来18.12期期初の上期ガイダンスにおいては、「しわ改善」に訴求する商品を前年同期に上市した反動から保守的な計画が発表される可能性があるが、前年の高いハードルは株式市場において認識済みで、サプライズにならない見込み。「しわ改善」に訴求する商品は明確な個性を打ち出しているため、市場が確立されており、顧客は個性が希薄なエイジングケア商品から同商品へシフトしている可能性が高い。スキンケアの重要領域である「しわ改善」でカテゴリーリーダー商品を17年に上市できたことが、来18.12期以降の成長性を高めていると指摘。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.12期営業利益の2ケタ成長予想は不変とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3600円→4100円と引き上げた。
エクイティストーリーは以下2点に注目し、強気を維持。（1）ポーラブランドの新製品効果にもとづく高成長、（2）18.12期コンセンサスを上回る2ケタ営業増益予想。
来18.12期期初の上期ガイダンスにおいては、「しわ改善」に訴求する商品を前年同期に上市した反動から保守的な計画が発表される可能性があるが、前年の高いハードルは株式市場において認識済みで、サプライズにならない見込み。「しわ改善」に訴求する商品は明確な個性を打ち出しているため、市場が確立されており、顧客は個性が希薄なエイジングケア商品から同商品へシフトしている可能性が高い。スキンケアの重要領域である「しわ改善」でカテゴリーリーダー商品を17年に上市できたことが、来18.12期以降の成長性を高めていると指摘。
★10:21 アドバンテスト－ＣＳが目標株価引き上げ 19.3期も減益見通しに変更なし
アドバンテスト<6857.T>が3日続落。クレディ・スイス証券では、来19.3期も減益見通しに変更なしとして、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。バリュエーションの参照期間を変更して、目標株価は1470円→1960円と引き上げた。
9月以降、想定通りにメモリーテスターの需要回復や前工程SPEのDRAM/NANDの設備投資の増額修正などがみられ、同社株価も急上昇がみられた。しかし、今18.3期3Q受注高は急減速（390億円、前四半期比31％減）、業績も同減収減益（3Q営業利益9％減）に転じると予想し、短期的には警戒すべき局面とみるとした。DRAM/NANDとも韓国メーカーの最先端プロセスの歩留まりが上がらず、テスト時間短縮ができていないことが、2Q受注高の急回復につながっているとみられ、来期はその前倒しテスター需要の反動減を想定しているとした。
アドバンテスト<6857.T>が3日続落。クレディ・スイス証券では、来19.3期も減益見通しに変更なしとして、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。バリュエーションの参照期間を変更して、目標株価は1470円→1960円と引き上げた。
9月以降、想定通りにメモリーテスターの需要回復や前工程SPEのDRAM/NANDの設備投資の増額修正などがみられ、同社株価も急上昇がみられた。しかし、今18.3期3Q受注高は急減速（390億円、前四半期比31％減）、業績も同減収減益（3Q営業利益9％減）に転じると予想し、短期的には警戒すべき局面とみるとした。DRAM/NANDとも韓国メーカーの最先端プロセスの歩留まりが上がらず、テスト時間短縮ができていないことが、2Q受注高の急回復につながっているとみられ、来期はその前倒しテスター需要の反動減を想定しているとした。
★10:22 ＩＩＪ－続伸 来春にもIoT用新通信サービスを開始
インターネットイニシアティブ<3774.T>が続伸。21日付の日経産業新聞で、同社が2018年春にも、IoT用の新しい通信サービスを始めると報じられた。
利用者の情報を記録する「SIMカード」を独自発行できるようになったことを受け、海外でもすぐに利用できるSIMカードを販売するという。顧客企業がIoT機器を輸出しやすくするとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が続伸。21日付の日経産業新聞で、同社が2018年春にも、IoT用の新しい通信サービスを始めると報じられた。
利用者の情報を記録する「SIMカード」を独自発行できるようになったことを受け、海外でもすぐに利用できるSIMカードを販売するという。顧客企業がIoT機器を輸出しやすくするとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:25 ディスコ－ＣＳが目標株価引き上げ 売る材料がまだ見当たらない
ディスコ<6146.T>が反発。クレディ・スイス証券では、バリュエーションの割高感はあるが、売る材料がまだ見当たらないとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は19300円→27600円と引き上げた。
今18.3期～20.3期業績予想を上方修正し、バリュエーションも変更したうえで、目標株価は引き上げ。四半期業績が季節性のピークアウトを示すなか、過去3カ月の過去レンジを突き抜けるバリュエーション上昇は想定外。割高感はあるが、堅調な消耗品需要、新規用途の業績貢献、今18.3期減配リスク低下を勘案すれば、特に現時点で利益確定する理由は見当たらず、少なくともマーケット並みの株価推移を予想するとした。
ディスコ<6146.T>が反発。クレディ・スイス証券では、バリュエーションの割高感はあるが、売る材料がまだ見当たらないとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は19300円→27600円と引き上げた。
今18.3期～20.3期業績予想を上方修正し、バリュエーションも変更したうえで、目標株価は引き上げ。四半期業績が季節性のピークアウトを示すなか、過去3カ月の過去レンジを突き抜けるバリュエーション上昇は想定外。割高感はあるが、堅調な消耗品需要、新規用途の業績貢献、今18.3期減配リスク低下を勘案すれば、特に現時点で利益確定する理由は見当たらず、少なくともマーケット並みの株価推移を予想するとした。
★10:29 ブリヂストン－野村が目標株価引き上げ 今後はスプレッド・数量ともに改善へ
ブリヂストン<5108.T>が反発。野村証券では、北米数量・構成想定以下も、今後はスプレッド・数量ともに改善へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5500円→5700円と引き上げた。
Q3は数量および数量効果が野村予想比やや弱い印象であったが、値上げが着実に進んでいる点が確認できる内容で、悲観する内容ではないと判断。増益局面入りがQ4からとなった点は従来野村予想との違いだが、数量増とスプレッド改善に伴い、来18.12期以降、増益が予想されるとの見方は不変とした。今後の決算で、増益局面入りが確認されれば、株価の再上昇が期待できると考え、強気の投資スタンスを維持。国内同業他社と比べた高い営業利益率も魅力。
ブリヂストン<5108.T>が反発。野村証券では、北米数量・構成想定以下も、今後はスプレッド・数量ともに改善へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5500円→5700円と引き上げた。
Q3は数量および数量効果が野村予想比やや弱い印象であったが、値上げが着実に進んでいる点が確認できる内容で、悲観する内容ではないと判断。増益局面入りがQ4からとなった点は従来野村予想との違いだが、数量増とスプレッド改善に伴い、来18.12期以降、増益が予想されるとの見方は不変とした。今後の決算で、増益局面入りが確認されれば、株価の再上昇が期待できると考え、強気の投資スタンスを維持。国内同業他社と比べた高い営業利益率も魅力。
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