後場コメント No.1 リゾートトラスト、ニチイ学館、三井化学、カシオ計算機、アサツーＤＫなど
★12:30 リゾートトラスト－ＳＢＩが新規「強気」 中期的な成長力が高まる
リゾートトラスト<4681.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、囲い込んだ国内富裕層向けビジネスの領域拡大で、中期的な成長力が高まっていると判断。投資評価「強気」、目標株価2720円として、新規カバレッジを開始した。
日本の社会は成熟化の段階を迎えている。「働き方改革」が推進される中にあって、裕福なアクティブシニアを中心に、リゾート需要は益々高まっていくことが予想される。その裕福なアクティブシニアは重要な職責を担っている人が多く、人一倍健康への関心も高い。年月を経て高齢化し、リゾートに出かける機会が減少してくると、今度は介護のニーズが高まってくる。
同社は、圧倒的なシェアを握る国内リゾート会員権をベースに、会員制検診、介護付き有料老人ホームなど、国内富裕層のライフスタイルに沿った事業展開を行っており、中期的な収益拡大が見込める企業。医療ツーリズムを含めたインバウンド需要も成長を後押しすることが期待されるとした。
リゾートトラスト<4681.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、囲い込んだ国内富裕層向けビジネスの領域拡大で、中期的な成長力が高まっていると判断。投資評価「強気」、目標株価2720円として、新規カバレッジを開始した。
日本の社会は成熟化の段階を迎えている。「働き方改革」が推進される中にあって、裕福なアクティブシニアを中心に、リゾート需要は益々高まっていくことが予想される。その裕福なアクティブシニアは重要な職責を担っている人が多く、人一倍健康への関心も高い。年月を経て高齢化し、リゾートに出かける機会が減少してくると、今度は介護のニーズが高まってくる。
同社は、圧倒的なシェアを握る国内リゾート会員権をベースに、会員制検診、介護付き有料老人ホームなど、国内富裕層のライフスタイルに沿った事業展開を行っており、中期的な収益拡大が見込める企業。医療ツーリズムを含めたインバウンド需要も成長を後押しすることが期待されるとした。
★12:30 ニチイ学館－いちよしがフェアバリュー引き上げ 財務体質改善など経営改革に着手
ニチイ学館<9792.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、語学サービスの再編や有利子負債削減による財務体質改善など、経営改革に着手したと注目。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1080円→1250円と引き上げた。
英会話関連サービスの「COCO 塾」と「GABA」との経営統合で語学事業をテコ入れするほか、有利子負債残高削減による財務建て直しを見込んだとした。ただし、介護部門については、子会社ニチイケアパレスにおける入居者の死亡事件の影響を見極める必要があり、同子会社の予想を引き下げ。一方、今18.3期は医療、介護など基盤事業の回復でV字回復する見通し。
ニチイ学館<9792.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、語学サービスの再編や有利子負債削減による財務体質改善など、経営改革に着手したと注目。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1080円→1250円と引き上げた。
英会話関連サービスの「COCO 塾」と「GABA」との経営統合で語学事業をテコ入れするほか、有利子負債残高削減による財務建て直しを見込んだとした。ただし、介護部門については、子会社ニチイケアパレスにおける入居者の死亡事件の影響を見極める必要があり、同子会社の予想を引き下げ。一方、今18.3期は医療、介護など基盤事業の回復でV字回復する見通し。
★12:32 三井化学－反発 医薬包装用ヒートシール材の水系化に成功
三井化学<4183.T>が反発。同社は21日に、医薬ブリスター包装用高性能水系ヒートシール材「ケミパールXSPシリーズ」（以下、ケミパールXSP）の開発に成功したと発表した。
無溶剤で水系であるケミパールXSPを用いることで、VOCs（揮発性有機化合物）の排出を大幅に削減できるという。医薬ブリスター包装市場は、2025年までに6％以上の成長が見込まれており、同社は、インド、中国をはじめ、溶剤無害化設備の導入が進んでいないアジアを中心にコンセプトを共有する顧客と拡販を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
三井化学<4183.T>が反発。同社は21日に、医薬ブリスター包装用高性能水系ヒートシール材「ケミパールXSPシリーズ」（以下、ケミパールXSP）の開発に成功したと発表した。
無溶剤で水系であるケミパールXSPを用いることで、VOCs（揮発性有機化合物）の排出を大幅に削減できるという。医薬ブリスター包装市場は、2025年までに6％以上の成長が見込まれており、同社は、インド、中国をはじめ、溶剤無害化設備の導入が進んでいないアジアを中心にコンセプトを共有する顧客と拡販を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:35 中外製薬－ドイツ証が目標株価引き上げ ACE910承認取得が早期に実現
中外製薬<4519.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、レーティング「Hold」を継続も、ACE910承認取得が早期に実現したことを受け、目標株価は4000円→4550円と引き上げた。
Hemlibra（ACE910、血友病治療薬）が米ＦＤＡ（食品医薬局）から早期承認を取得したことから、同薬に対する業績予想のリスクは低下したとみて、モデルを修正。目先のニュースフローは引き続きポジティブと予想するとした。
中外製薬<4519.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、レーティング「Hold」を継続も、ACE910承認取得が早期に実現したことを受け、目標株価は4000円→4550円と引き上げた。
Hemlibra（ACE910、血友病治療薬）が米ＦＤＡ（食品医薬局）から早期承認を取得したことから、同薬に対する業績予想のリスクは低下したとみて、モデルを修正。目先のニュースフローは引き続きポジティブと予想するとした。
★12:39 カシオ計算機－ドイツ証が目標株価引き上げ 時計の新興国での販売動向に注目
カシオ計算機<6952.T>が反発。ドイツ証券では、時計の新興国での販売動向に注目。レーティング「Sell」を継続も、目標株価は1400円→1470円と引き上げた。
今18.3期営業利益予想を会社計画並みに修正。システム事業の収益改善が想定よりも進んでいることを反映。2Q実績では、プリンター事業での前倒し分を除いても、構造改革効果で利益が出る事業になったことを証明したと評価。一方で、時計事業の見方は従来から大きく変更していないとした。
カシオ計算機<6952.T>が反発。ドイツ証券では、時計の新興国での販売動向に注目。レーティング「Sell」を継続も、目標株価は1400円→1470円と引き上げた。
今18.3期営業利益予想を会社計画並みに修正。システム事業の収益改善が想定よりも進んでいることを反映。2Q実績では、プリンター事業での前倒し分を除いても、構造改革効果で利益が出る事業になったことを証明したと評価。一方で、時計事業の見方は従来から大きく変更していないとした。
★12:40 アサツーＤＫ－後場上げ幅拡大 筆頭株主である英ＷＰＰがアサツーＤＫ株売却に合意と報道
アサツーディ・ケイ<9747.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞・電子版で11月21日12時5分に、同社の筆頭株主である英広告大手ＷＰＰが、米投資ファンドのベインキャピタルによるアサツーＤＫ株のTOB（株式公開買い付け）に一転して応じることがわかったと伝えられた。
記事によれば、ＡＤＫ株の25％を保有するＷＰＰはこれまで株売却に応じない姿勢を鮮明にしており不透明感が漂っていたが、これでTOBの成立に大きく前進するとしている。
アサツーディ・ケイ<9747.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞・電子版で11月21日12時5分に、同社の筆頭株主である英広告大手ＷＰＰが、米投資ファンドのベインキャピタルによるアサツーＤＫ株のTOB（株式公開買い付け）に一転して応じることがわかったと伝えられた。
記事によれば、ＡＤＫ株の25％を保有するＷＰＰはこれまで株売却に応じない姿勢を鮮明にしており不透明感が漂っていたが、これでTOBの成立に大きく前進するとしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
