三井化学-反発 医薬包装用ヒートシール材の水系化に成功
三井化学<4183.T>が反発。同社は21日に、医薬ブリスター包装用高性能水系ヒートシール材「ケミパールXSPシリーズ」(以下、ケミパールXSP)の開発に成功したと発表した。
無溶剤で水系であるケミパールXSPを用いることで、VOCs(揮発性有機化合物)の排出を大幅に削減できるという。医薬ブリスター包装市場は、2025年までに6%以上の成長が見込まれており、同社は、インド、中国をはじめ、溶剤無害化設備の導入が進んでいないアジアを中心にコンセプトを共有する顧客と拡販を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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