前場コメント No.11 インテージ、カネカ、丹青社、日東電工、任天堂など
★9:52 インテージ－丸三が目標株価引き上げ 費用期ズレ影響除いても営業益計画は超過と推測
インテージホールディングス<4326.T>が変わらずを挟んで続伸。丸三証券では、費用の期ズレ影響を除いても、営業利益計画は超過と推測。投資判断「買い」を継続、目標株価を1375円→1550円と引き上げた。
ポイントは、（1）2Q累計（4～9月）営業利益計画は1.7億円超過したが、費用の期ズレを除けば実質的には0.5億円強の上振れであったと推測していること、（2）2019年からのセンサスハイブリッドSRI（次世代パネル構想）のサービス開始が正式に発表されたこと。
今18.3期計画は期初計画から経常利益を1.5億円増額修正。投資先からの配当金増加が織り込まれた。会社側は2Q累計の営業利益計画上振れについて、R&D経費の一部が3～4Qへずれ込んだとしているが、丸三ではこの影響を除いても0.5億円強上振れと試算。
インテージホールディングス<4326.T>が変わらずを挟んで続伸。丸三証券では、費用の期ズレ影響を除いても、営業利益計画は超過と推測。投資判断「買い」を継続、目標株価を1375円→1550円と引き上げた。
ポイントは、（1）2Q累計（4～9月）営業利益計画は1.7億円超過したが、費用の期ズレを除けば実質的には0.5億円強の上振れであったと推測していること、（2）2019年からのセンサスハイブリッドSRI（次世代パネル構想）のサービス開始が正式に発表されたこと。
今18.3期計画は期初計画から経常利益を1.5億円増額修正。投資先からの配当金増加が織り込まれた。会社側は2Q累計の営業利益計画上振れについて、R&D経費の一部が3～4Qへずれ込んだとしているが、丸三ではこの影響を除いても0.5億円強上振れと試算。
★9:52 カネカ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 株価の上値は限られよう
カネカ<4118.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、個別事業の課題が解決されるまでは、株価の上値は限られようとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は860円→960円と引き上げた。
同社は日本の化学メーカーの中でも事業の多角化が進んでおり、化学品から合成繊維、医療機器など多様な事業を擁する。しかし、現在はMaterialを除く各セグメントで収益上の課題が生じており、その解消が見えるまで本格的な株価上昇は難しいと考えられる。
Quality of Lifeでは合成繊維の原料価格高止まりが続き、Health Careでは収益性の高い低分子医薬品原料で出荷量が期初計画を下回る見通し。さらに、Nutritionはパン製品などの市況低迷により収益性が期初想定を下回っている。これらにより、会社側は上期決算において通期営業利益計画を370億円（従来430億円）に下方修正。
株価上昇のカタリストは、（1）為替変動（円安）や原料価格の下落、（2）想定以上の製品需要増加（3）エレクトロニクスや食品での損益の想定以上の改善など。
カネカ<4118.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、個別事業の課題が解決されるまでは、株価の上値は限られようとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は860円→960円と引き上げた。
同社は日本の化学メーカーの中でも事業の多角化が進んでおり、化学品から合成繊維、医療機器など多様な事業を擁する。しかし、現在はMaterialを除く各セグメントで収益上の課題が生じており、その解消が見えるまで本格的な株価上昇は難しいと考えられる。
Quality of Lifeでは合成繊維の原料価格高止まりが続き、Health Careでは収益性の高い低分子医薬品原料で出荷量が期初計画を下回る見通し。さらに、Nutritionはパン製品などの市況低迷により収益性が期初想定を下回っている。これらにより、会社側は上期決算において通期営業利益計画を370億円（従来430億円）に下方修正。
株価上昇のカタリストは、（1）為替変動（円安）や原料価格の下落、（2）想定以上の製品需要増加（3）エレクトロニクスや食品での損益の想定以上の改善など。
★9:55 丹青社－急落 3Q累計営業益9％減 売上原価率や販管費率の上昇で
丹青社<9743.T>が急落。同社は8日に、18.1期の3Q累計（2-10月）の連結営業利益は34.0億円（前年同期比8.5％減）だったと発表した。売上高は小幅に増加したが、売上原価率や販管費率が上昇したことなどが響いた。なお、通期の会社計画42.0億円に対する進ちょくは81.0％となっている。
丹青社<9743.T>が急落。同社は8日に、18.1期の3Q累計（2-10月）の連結営業利益は34.0億円（前年同期比8.5％減）だったと発表した。売上高は小幅に増加したが、売上原価率や販管費率が上昇したことなどが響いた。なお、通期の会社計画42.0億円に対する進ちょくは81.0％となっている。
★9:57 日東電工－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ITOフィルムが業績拡大に寄与
日東電工<6988.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、ITOフィルムが業績拡大に寄与していると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は10500円→11600円と引き上げた。
ハイエンドスマートフォン向けの光学フィルムが、従来想定よりも好調に推移していること、来19.3期以降も採用数の増加で利益押し上げに貢献するとの予想に変更。核酸医薬に対する見方等に大きな変更はないとした。注目する核酸医薬の治験の進ちょく状況を考慮して、短期的なカタリストは期待しにくいことから、セクター相対での投資評価は「2」を継続。
日東電工<6988.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、ITOフィルムが業績拡大に寄与していると判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は10500円→11600円と引き上げた。
ハイエンドスマートフォン向けの光学フィルムが、従来想定よりも好調に推移していること、来19.3期以降も採用数の増加で利益押し上げに貢献するとの予想に変更。核酸医薬に対する見方等に大きな変更はないとした。注目する核酸医薬の治験の進ちょく状況を考慮して、短期的なカタリストは期待しにくいことから、セクター相対での投資評価は「2」を継続。
★10:01 任天堂－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 株価モメンタム鈍化の懸念あり
任天堂<7974.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、株価モメンタム鈍化の懸念ありとして、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は30000円→40000円と引き上げた。
今18.3期～20.3期業績予想を上方修正すること、業績予想期間を21.3期まで拡大することなどから、目標株価を引き上げ。ただし、年末商戦好調など織り込み済みの印象で、短期的には株価モメンタム低下を予想するとした。なお、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」が想定を上回り好調を維持していることから、販売台数およびスイッチ用ソフトの販売本数予想を今18.3期：1150万台→1400万台、6300万本→6500万本、来19.3期：1300万台→1800万台、8100万本→1億300万本、20.3期：1000万台→1400万台、8900万本→1億1700万本に引き上げ。
任天堂<7974.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、株価モメンタム鈍化の懸念ありとして、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は30000円→40000円と引き上げた。
今18.3期～20.3期業績予想を上方修正すること、業績予想期間を21.3期まで拡大することなどから、目標株価を引き上げ。ただし、年末商戦好調など織り込み済みの印象で、短期的には株価モメンタム低下を予想するとした。なお、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」が想定を上回り好調を維持していることから、販売台数およびスイッチ用ソフトの販売本数予想を今18.3期：1150万台→1400万台、6300万本→6500万本、来19.3期：1300万台→1800万台、8100万本→1億300万本、20.3期：1000万台→1400万台、8900万本→1億1700万本に引き上げ。
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