米バンク・オブ・アメリカ-小幅下落 税制改正により大幅減益となるも調整後EPSが予想を上回る

2018/01/18(木) 09:16
1月17日  終値 前日比 前日比(%)     ----------------------------------         BAC   31.18 -0.06 -0.19%          1月17日の取引で米銀大手バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)が小幅に下落した。17日の取引時間前に発表された10-12月期決算は、税制改革にともなう一時費用の計上で大幅減益となったが、純収入がわずかに増加したほか、調整後一株当たり利益が市場予想を上回った。  バンク・オブ・アメリカの第4四半期決算は、純収入が前年同期比2.2%増の204億3600万ドル、純利益が同47.9%減の23億6500万ドルとなった。調整後一株当たり利益は0.48ドルとなり市場予想の0.44ドルを上回った。税制改革により、法人税が前年同期の12億ドル6800万ドルから37億ドル9600万ドルへと大幅に増加したことが減益要因。純金利収入は、金利上昇や貸し出しの増加、預金の増加により11%増加し、12億ドルとなった。非金利収入は、資産有用手数料や投資銀行部門の収入が増加したものの、税制改革の影響や不動産ローン収入の減少により7%減の90億ドルとなった。前年同期に好調だったトレーディング収入は、与信の評価損を除き、債券・コモデティー部門が13%減、エクイティ部門が横ばいとなった。
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