前場コメント No.4 トラスコ中山、全国保証、ベステラ、いちご、協和コンサルタンツなど

2018/01/19(金) 11:30
★9:04  トラスコ中山-売り気配 前期小幅営業増益で計画通りとの観測 工具販売堅調も減価償却費かさむ
 トラスコ中山<9830.T>が売り気配。19日付の日経新聞朝刊で、同社の17.12期は単独営業利益が前の期比1%増の143億円と、おおむね会社予想(142億円)に沿った着地だったようだと報じられた。市場予想は146億円。
 工具販売は堅調だったが、物流施設の新設などに伴う減価償却費がかさみ微増益にとどまったとみられる。また18.12期の営業利益については1%増の145億円前後になりそうだとしている。

★9:04  全国保証-TIWが新規「1」 時流に乗った強固なビジネスモデルを評価
 全国保証<7164.T>が4日続伸。投資情報会社のTIWでは、時流に乗った強固なビジネスモデルを評価。投資評価「1(Buy)」として、新規カバレッジを開始した。
 日本全体の人手不足に加え、銀行が超低金利環境下で低収益に陥る中で、経営効率化が進み、人材の出向先となっていた保証業務を担う子会社は淘汰されると予想。債権回収は手間がかかるため、アウトソースメリットは十分大きく、同社への保証業務のアウトソースが増えていく見通し。
 同社には30年以上にわたる保証業務の中で、蓄積された独自データや独自調査で与信審査ノウハウが蓄積されている。保証残高が着実に積み上がり、与信関連費用は低下が進んでいると指摘。

★9:04  ジャパンインベストメントアドバイザー-買い気配 前期営業益を上方修正 商品販売が好調
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が買い気配。同社は518日に、17.12期通期の連結営業利益予想を従来の37.0億円から46.8億円(前の期比89.9%増)に引き上げると発表した。
 中核事業であるオペレーティング・リース事業および環境エネルギー事業においては、当該事業の案件組成が順調に進み、顧客(投資家)からの強い需要を背景に商品の販売も好調に推移したことが寄与する。

★9:04  ベステラ-売り気配 通期営業益を下方修正 発注者からの発注時期の遅れで
 ベステラ<1433.T>が売り気配。同社は18日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の5.6億円から3.6億円(前期比9.3%減)に引き下げると発表した。
 4Qにおいて、プラント解体工事の依頼案件の大型化、長期化が顕著となっており、複数の案件で工事発注までの計画などの準備期間が長期化した。これにより、発注者からの発注時期に遅れが生じ、結果として着工が遅れたことで、当初計画を下回る見込みとなったとしている。

★9:04  いちご-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 19.2期以降の売却益拡大を予想
 いちご<2337.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、含み益増加、富裕層向けなど販路拡大により、来19.2期以降の売却益拡大を予想。投資判断「Buy」を継続、目標株価は560円→590円と引き上げた。
 大型案件が多いREITなどへの売却が低水準にとどまるとみて、今18.2期以降の売上高予想を下方修正。しかし、富裕層向け(いちごオーナーズ)への売却を本格化するなど利益率改善を予想し、来19.2期以降は利益率改善効果が売上高予想減額影響を上回るとみて、利益予想を上方修正。再生案件の用途拡大では、ストレージ(トランクルーム)の出店室数が17/12末で約3200室(16/12末比64%増)に増加、駐車場運営のフィル・カンパニー(3267)とのシナジーによる出店加速にも注目するとした。

★9:05  協和コンサル-売り気配 今期営業益6%減見込む 前期は1%減益着地
 協和コンサルタンツ<9647.T>が売り気配。同社は18日に、18.11期通期の連結営業利益予想を2.2億円(前期比6.0%減)と発表した。同社は生産体制を強化すべく積極的な人的投資に取り組むとともに、再生可能エネルギー関連事業については重要施策として投資活動を継続するとしている。
 また、17.11期通期の連結営業利益は2.3億円(前の期比1.2%減)だった。主力の建設コンサルタント事業が減益となったことが響いた。


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