前場コメント No.5 村田製作所、ホッカンHD、イムラ封筒、商船三井、日本アクアなど

2018/01/19(金) 11:30
★9:05  村田製作所-UBSが目標株価引き下げ 市場期待は陰の極にある
 村田製作所<6981.T>が反発。UBS証券では、市場期待は陰の極にあると判断。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は20000円→19500円と引き下げた。
 UBSでは、来19.3期営業利益予想を2450億円→2350億円に減額するが「Buy」を再強調。Q2決算での大幅下方修正の元凶となった「メトロサーク」に対しては、株式市場は悲観的な見方が大勢。自動車など非スマートフォン分野の成長余地、タイトな受動部品市況(METI発表の11月のMLCCのドル単価は前年比30%上昇)、通信分野の技術進歩において良好なポジショニングに照らし、期待値が極めて低下した今はむしろ投資妙味が増していると指摘。

★9:05  ノダ-売り気配 今期営業益12%減見込む 前期は25%増益着地
 ノダ<7879.T>が売り気配。同社は18日に、18.11期通期の連結営業利益予想を39.5億円(前期比11.7%減)と発表した。2017年夏場以降は持家や貸家の着工数がやや減少傾向となっており、国内合板相場の動向や原材料コストの動向など、先行き不透明な事業環境が続くと予想している。
 また、17.11期通期の連結営業利益は44.7億円(前の期比25.4%増)だった。国産針葉樹合板の生産、販売が好調に推移するなか、販売価格は緩やかな値上がり傾向で安定した合板相場が続いたことにより、合板事業が大幅な増益となったことが寄与した。
 併せて、17.11期の期末配当を10.0円→12.5円(前期は8.5円)にすることも発表した。年間配当は20.0円→22.5円(前期は16.0円)となる。

★9:05  ホッカンHD-小幅安 3Q累計3割営業減益との観測 円安で原材料の輸入コスト増加
 ホッカンホールディングス<5902.T>が小幅安。19日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は、前年同期比約3割減の55億円程度だったようだと報じられた。
 ほぼ会社計画通りとみられる。前年同期に比べて為替相場が円安で進行し、原材料の輸入コストが増加したという。コーヒー飲料や食品缶詰向けの容器販売も振るわなかったもよう。決算発表では、通期業績予想を据え置く公算が大きいとしている。

★9:05  イムラ封筒-買い気配 18.1期の期末配当金を12円に増配
 イムラ封筒<3955.T>が買い気配。同社は18日に、18.1期の期末配当予想を10円→12円(前期は10円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同額となる。

★9:06  バーチャレクス-続伸 ニコンイメージングジャパンにCRMソフト「inspirX」導入
 バーチャレクス・ホールディングス<6193.T>が続伸。同社傘下のバーチャレクス・コンサルティング(東京都港区)は1月18日大引け後に、カスタマーサポートの対応業務支援基盤としてCRMソフトウェア「inspirX」を、ニコンイメージングジャパン(東京都港区)に導入したと発表した。「inspirX」は企業と顧客の関係構築のために役立つ、電話、メール、ウェブ、Faxなどマルチチャネル対応型の顧客対応業務支援(CRM)ソフトウェア。

★9:06  商船三井-岩井コスモが目標株価引き上げ 出遅れ感がある景気敏感株として注目
 商船三井<9104.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、出遅れ感がある景気敏感株として注目。投資判断「A」を継続、目標株価を4450円→4700円と引き上げた。
 世界的な景気回復で石炭や鉄鉱石などの輸送に使われるドライバルク船、コンテナ船の運賃が上昇し、海運業界全体にプラスの影響を与えている。海運各社の業績改善が続くとみて、国内大手の同社に注目。株価の出遅れ感やドライバルク船の運賃指標であるバルチック海運指数に対する連動性、業績回復時の株価バリュエーションの切り上がりなどを勘案するとさらなる上値余地があるとの見方を示した。

★9:07  日本アクア-6日続伸 自己株式160万株を消却へ
 日本アクア<1419.T>が6日続伸。同社は18日、自己株式160万株を1月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は4.42%。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ