〔Market Flash〕底打ちをうかがう大型液晶パネル需給~みずほ

2018/01/19(金) 10:07
【10:05】底打ちをうかがう大型液晶パネル需給~みずほ  みずほ証券では、大型液晶パネル需給の底入れが近づいていると考えている。(1)指標性が高いとみずほが考える32”/55”パネル価格が落ち着きを見せつつあること、(2)大手テレビブランド、パネルメーカーの製品・パネル在庫、および製品の流通在庫がほぼ正常水準に戻っているとみられること、(3)2018年暦年では大型パネルの生産能力(面積ベース)が+6.6%、生産が+6.7%の一方、需要は+5.0%と大きなかい離はないと予想していること―の3点をその背景に挙げている。パネルメーカーは高水準の稼働を続けると予想されることから、主要部材の需要も堅調に推移し、大型液晶パネルのバリューチェーンには、方向性としてはポジティブなモメンタムを予想している。2019年の再度の供給過剰懸念から、パネル価格の本格的な上昇は望み薄とみているが、大手パネルメーカーが営業損益ベースで大幅な赤字になる前に需給が底打ちすることは、短期的にポジティブと捉えられると、みずほでは予想している。 【9:35】鉄鋼セクター 電炉の3Qは一時的なブレーキ局面と予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、普通鋼電炉メーカーの業績見通しについて考察している。18.3期下期、電炉メーカーの諸コストは上昇基調にあると指摘。各社はコスト転嫁に注力するが、品種によってはコスト増を十分に吸収できていないことや、一部メーカーでは安価な受注残が値上げ効果の発現を遅らせていることも考えられ、3Q業績は楽観できないとみている。また、2017年末以降、国内では上昇傾向にあった流通鋼材価格に一服感がみられることに加え、中国鋼材市況は下落に転じているとのこと。東京製鉄(5423)は2月分の鋼材値上げを見送る可能性もあり、その場合、株価には一時的にネガティブに作用すると考えている。ただし、建設鋼材の需要は堅調であることから、先行き鋼材価格は上昇し、各社の業績は回復基調をたどると予想している。 【8:45】寄り前気配は阪和興、イズミ、トクヤマ、大垣銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、阪和興(8078) +5.83%、イズミ(8273) +4.05%、トクヤマ(4043) +3.87%、大垣銀(8361) +3.56%、ITHD(3626) +3.25%、大陽日酸(4091) +3.23%、電化(4061) +2.95%、ミスミG(9962) +2.68%、日通(9062) +2.60%、H2Oリテイ (8242) +2.55%などが高い気配値。  一方、福山運(9075)-17.11%、ダイセキ(9793) -7.62%、日立キャピ(8586) -2.76%、ブリヂストン(5108) -2.19%、光通信(9435) -2.08%、コムシスHD(1721) -2.05%、東亜合成(4045) -2.00%、名銀(8522) -1.96%、三菱ケミHD(4188) -1.85%、持田薬(4534) -1.85%などが安い気配値となっている。
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