サンバイオ-もみ合い 生細胞薬「SB623」の開発進ちょく状況を発表
サンバイオ<4592.T>がもみ合い。同社は21日10時30分に、再生細胞薬「SB623」の開発進ちょく状況を発表した。
「SB623」慢性期脳梗塞プログラムについて、米国では、大日本住友製薬<4506.T>と共同でフェーズ2b臨床試験を実施しており、昨年12月にすべての被験者の組み入れを完了した。現在12か月の経過観察期間に入っており、2019年に試験結果を公表する予定。
また、日本では、帝人<3401.T>にライセンスアウトしていた開発権および販売権が同社に返還された。これを受け、日本におけるこのプログラムの開発準備を開始。今後、慢性期脳梗塞としては世界のどこよりも早く日本で最初の上市を実現できるよう目指していく予定という。
単独で進めている慢性期外傷性脳損傷プログラムは、日米でフェーズ2臨床試験を実施している。フェーズ2試験の組み入れ完了後は、日本において最短で販売開始を実現するため日本の再生医療等製品に対する条件・期限付き早期承認制度の活用を目指すとしている。
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