後場コメント No.1 花王、明治ＨＤ、コカコーラ、野村不動産、トレンドマイクロなど
★12:30 花王－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 業績予想に1％前後の微調整
花王<4452.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、業績予想に1％前後の微調整を加え、目標株価を8900円→9000円と引き上げた。
花王のセグメント変更に沿って、新たなフォーマットに変更。化粧品事業は高収益なキュレル・ブランドが組み入れられることで、収益性は高まる。メイン販路がドラッグストアであるが、価格は相対的に高めで存在感はある。今18.12期は5.1％増収、10.0％営業増益、営業利益は2253億円と予想。会社計画を103億円、4.8％上回り、コンセンサス予想では最も高い水準であるとした。
花王<4452.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、業績予想に1％前後の微調整を加え、目標株価を8900円→9000円と引き上げた。
花王のセグメント変更に沿って、新たなフォーマットに変更。化粧品事業は高収益なキュレル・ブランドが組み入れられることで、収益性は高まる。メイン販路がドラッグストアであるが、価格は相対的に高めで存在感はある。今18.12期は5.1％増収、10.0％営業増益、営業利益は2253億円と予想。会社計画を103億円、4.8％上回り、コンセンサス予想では最も高い水準であるとした。
★12:30 明治ＨＤ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 業績予想を5％前後下方修正
明治ホールディングス<2269.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、業績予想を5％前後下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は9500円→8560円と引き下げた。
3Q決算前までは確実視された利益の上振れ期待が未達リスクに転じた。プロバイオティクス・ヨーグルトの苦戦、医薬品事業の進ちょく遅れから、業績は市場予想を大幅に下回ると予想。来19.3期は薬価改定が収益を圧迫し、0.9％増収、0.8％営業増益、営業利益は956億円、1000億円を優に超えるコンセンサス予想を6％下回るとみているとした。期末決算発表時に同時にリリースされる次期中計は、従前のガイダンス（2020年度1200億円の営業利益規模）を下回る公算が大きいとコメント。
明治ホールディングス<2269.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、業績予想を5％前後下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は9500円→8560円と引き下げた。
3Q決算前までは確実視された利益の上振れ期待が未達リスクに転じた。プロバイオティクス・ヨーグルトの苦戦、医薬品事業の進ちょく遅れから、業績は市場予想を大幅に下回ると予想。来19.3期は薬価改定が収益を圧迫し、0.9％増収、0.8％営業増益、営業利益は956億円、1000億円を優に超えるコンセンサス予想を6％下回るとみているとした。期末決算発表時に同時にリリースされる次期中計は、従前のガイダンス（2020年度1200億円の営業利益規模）を下回る公算が大きいとコメント。
★12:32 コカコーラジャパン－後場買い気配 1株3275円で自己株TOB リコーが1707万5239株応募予定
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が後場買い気配。同社は21日に、上限1900万0100株・700億円の自己株取得枠（取得期間2月22日～4月30日、発行済み株式総数に対する割合9.21％）を設定し、その買い付けとして自己株式の公開買い付け（TOB）を行うと発表した。
TOBの買付価格は1株につき3275円、買付期間は2月22日～3月22日で、買付予定数は1900万株。応募がこれを超える場合はその超える部分の全部または一部の買い付けを行わないものとし、あん分比例によって買い付ける。リコー<7752.T>が1707万5239株（559億円相当）応募する予定。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が後場買い気配。同社は21日に、上限1900万0100株・700億円の自己株取得枠（取得期間2月22日～4月30日、発行済み株式総数に対する割合9.21％）を設定し、その買い付けとして自己株式の公開買い付け（TOB）を行うと発表した。
TOBの買付価格は1株につき3275円、買付期間は2月22日～3月22日で、買付予定数は1900万株。応募がこれを超える場合はその超える部分の全部または一部の買い付けを行わないものとし、あん分比例によって買い付ける。リコー<7752.T>が1707万5239株（559億円相当）応募する予定。
★12:33 野村不動産－7日続伸 株主価値向上への取り組みを評価 「買い」へ引き上げ
野村不動産ホールディングス<3231.T>が7日続伸。シティグループ証券では、株主価値向上への取り組みを評価。投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を2500円→3100円と引き上げた。
同社はQ2決算時に株主還元と資本効率を上げるため、発行株み式数の2.6％、500万株、100億円を上限とする自社株買いを発表。カバレッジの不動産会社の中で自社株買いの発表は初めて。同社は過去5年連続で増配を実施、今期予想ベースの配当性向は30％、配当利回りは2.7％とカバレッジの不動産会社の中で最も高く、株主還元に関する意識の高い会社であると判断。今後も継続的に自社株買いを実施し、株主価値向上と投資効率のさらなる改善、利益の拡大を図っていくものと予想。同社の取り組みを高く評価するとした。
野村不動産ホールディングス<3231.T>が7日続伸。シティグループ証券では、株主価値向上への取り組みを評価。投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を2500円→3100円と引き上げた。
同社はQ2決算時に株主還元と資本効率を上げるため、発行株み式数の2.6％、500万株、100億円を上限とする自社株買いを発表。カバレッジの不動産会社の中で自社株買いの発表は初めて。同社は過去5年連続で増配を実施、今期予想ベースの配当性向は30％、配当利回りは2.7％とカバレッジの不動産会社の中で最も高く、株主還元に関する意識の高い会社であると判断。今後も継続的に自社株買いを実施し、株主価値向上と投資効率のさらなる改善、利益の拡大を図っていくものと予想。同社の取り組みを高く評価するとした。
★12:33 トレンドマイクロ－反発 高配当利回りと高いEPS/配当成長見通し 「買い」へ引き上げ
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。シティグループ証券では、高配当利回りと高いEPS/配当成長見通しを評価。投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を6700円→8000円と引き上げた。
今18.12期の2ケタ増収ガイダンス（企業買収の貢献があった前期と異なりオーガニック成長）はポジティブサプライズ。セキュリティ対策ソフトウェアの需要の強さに加え、トレンドマイクロがミックスシフト悪化やクラウドへの移行をこなし、本格的な成長ステージに入る証左と判断。営業レバレッジの余地は大きく、ROIC改善ペースは今後加速、中期EPS成長率年率16％増が可能と考えられ、ターゲットプライスを引き上げるとした。
決算発表後の株価急騰を経ても、なお今18.12期予想配当利回りは3.1％（公約配当性向70％）と魅力的。年率12％増配が予想され、米国市中金利が上昇するなかで先行されやすい配当利回り銘柄と注目。
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。シティグループ証券では、高配当利回りと高いEPS/配当成長見通しを評価。投資評価を「2（中立）」→「1（買い）」、目標株価を6700円→8000円と引き上げた。
今18.12期の2ケタ増収ガイダンス（企業買収の貢献があった前期と異なりオーガニック成長）はポジティブサプライズ。セキュリティ対策ソフトウェアの需要の強さに加え、トレンドマイクロがミックスシフト悪化やクラウドへの移行をこなし、本格的な成長ステージに入る証左と判断。営業レバレッジの余地は大きく、ROIC改善ペースは今後加速、中期EPS成長率年率16％増が可能と考えられ、ターゲットプライスを引き上げるとした。
決算発表後の株価急騰を経ても、なお今18.12期予想配当利回りは3.1％（公約配当性向70％）と魅力的。年率12％増配が予想され、米国市中金利が上昇するなかで先行されやすい配当利回り銘柄と注目。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
