後場コメント No.4 JSP、ぐるなび、富士通フロンテック、じげん、JXTGなど

2018/02/21(水) 15:00
★13:00  住友商事-反発 子会社設立しデジタルメディア事業に本格参入
 住友商事<8053.T>が反発。同社は21日に、デジタルメディア事業推進の核として、100パーセント子会社であるSCデジタルメディア(東京都中央区)を設立したと発表した。
 SCデジタルメディアは、デジタルメディア事業に関連する様々な事業者への出資や合弁会社設立の投資母体として、デジタルメディア事業領域におけるポートフォリオを形成すると同時に、傘下の事業会社の経営管理機能などを有する統括会社という。また、広告事業やデジタルコンテンツ制作、データマーケティング、アド・テクノロジーなどの専門人材招聘の受け皿として、機能・ノウハウの集約を図っていくとしている。

★13:03  JSP-いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.3期は原料高により踊り場となる
 JSP<7942.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.3期は原料高により踊り場となるが、来19.3期以降の成長性の見方に変更はないとして、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは4600円→4300円と引き下げた。
 予想以上の原料高のマイナスを鑑み、今18.3期から20.3期における業績予想を減額。ただし、発泡ポリプロピレン(EPP)を成長ドライバーとする来19.3期以降の利益成長性の見方には変更はないとした。EPPの数量効果のほか、原料コストの販売価格への一部転嫁も増益要因。EPP事業の成長性を評価し、同社に対する強気スタンスを維持。

★13:06  ぐるなび-いちよしがフェアバリュー引き上げ 本格的な業績回復には時間を要しよう
 ぐるなび<2440.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、ストック型サービスの減額は落ち着きつつあるが、本格的な業績回復には時間を要しようとコメント。レーティング「B」を継続した。フェアバリューは1200円→1300円と引き上げた。
 今18.3期3Q(10~12月)決算を踏まえ、いちよしの今18.3期以降の業績予想を上方修正。ストック型サービスの予算減額は落ち着きつつあるもようで、ストック型サービスのARPU、有料加盟店舗数の前提を見直し。本格的な業績回復には時間を要するとの見方に変更はないとした。

★13:07  富士通フロンテック-反発 上限5万株・1億円の自己株取得枠を設定
 富士通フロンテック<6945.T>が反発。同社は21日13時に、上限5万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 新株予約権の行使に備えた代用自己株式として利用するため。取得期間は2月26日~3月23日。上限5万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は0.21%となる。

★13:11  じげん-いちよしがフェアバリュー引き上げ 20.3期以降の業績予想を上方修正
 じげん<3679.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、20.3期以降の業績予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1150円→1400円と引き上げた。
 今18.3期3Q(17年10~12月)業績は売上収益が前年同期比42%増の24.7億円、営業利益が同35%増の8.1億円。売上収益については、いちよしの従前予想を若干下回ったが、利益は予想通り。会社側は4Q(18年1~3月)も先行投資を継続するとして、今18.3期通期について従来予想を据え置いている。一方、いちよしでは新規子会社「アップルワールド・ホールディングス」の収益寄与を見込んで、20.3期以降の業績予想を上方修正。

★13:16  JXTG-野村が目標株価引き上げ 好業績・財務改善に伴う株主還元拡大に注目
 JXTGホールディングス<5020.T>が反発。野村証券では、好業績・財務改善に伴う株主還元拡大に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を780円→980円と引き上げた。
 国内精製マージンの改善、石化市況の上昇を主因に、今18.3期~20.3期の在庫損益を除く修正EPS予想を上方修正。現行株価は従来予想よりも前倒しで達成されると見られる統合効果(3年以内に1000億円(1株当たり20円))および業界再編・能力削減による国内精製マージンの改善を反映していないとの見方を継続。業績の上振れにより財務改善が速まり、20.3期にかけて株主還元の拡大が続くと野村では予想。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ